06.中山道コース
[中山道宿場巡り!]
江戸時代の五街道の一つである中山道は、江戸の日本橋を起点とし、本州中部の内陸側を経由して草津宿で東海道に合流しています。江戸から草津宿までは129里(506km)あり、67箇所の宿場が置かれました。東海道が本州の東海岸沿いの街道であるのに対し、中山道は中央部山脈の間を貫通する街道という意味でこの名称となっています。中山道は江戸時代に約30の大名が参勤交代に利用したといわれています。その中で最大の領地を持つ金沢藩は、江戸の上屋敷を中山道沿いの本郷に、下屋敷を第一の宿場町であった板橋宿に置きました。江戸上屋敷の敷地は現在の東京大学の本郷キャンパスとなり、このため東京大学のシンボルである旧金沢藩上屋敷の赤門が中山道(現在の本郷通り)に面しています。
お散歩で滋賀県の草津市まで歩くわけにはいきませんので、コースの終点は埼玉県鴻巣市の吹上駅前までとしました。
中山道コース(三日目:浦和駅西口交差点から上尾駅東口交差点まで)
- 所要時間:3時間32分
- 歩数: 19、703歩
- 距離: 14.2km
今日は七夕!年に一度の彦星と織姫のデートの日ですが、生憎の梅雨空で会えるのかどうかは天上の神のみぞ知るってところでしょうか?今日の埼玉の天気予報は、昼間は曇りで、夜は雨とのこと。ホントかなぁ。。。昨日は雨の予報のところ、午後は青空になりました。今日も予報が外れることを期待して出かけます(「予報が外れる」には2通りあって、晴れるか若しくは雨になるかです)。一昨日中断した浦和駅西口交差点から中山道のお散歩を再開します。浦和は、板橋宿・蕨宿に次いで中山道第三番目の宿場が置かれたところです。何か標識でもないかなと思って見渡しますと、歩道の石柱に、「中山道 浦和宿」の金属プレートがはめ込んであります。それもひとつだけではありません。側面にも中山道の記述があり、浦和宿は住民の方々にとっても誇るべき歴史遺産となっているようです。
少し歩いたところに、「浦和宿二・七市場跡」の史跡があります。浦和の市場は戦国時代に開設されたとかで、毎月二と七の日の月6回開かれたそうです。蕨(一・六)、鳩ヶ谷(三・八)、与野(四・九)、大宮(五・十)でも開かれていたそうですから、浦和近辺では毎日どこかで市が開かれていたことになります。市で商う人達はさぞや忙しかったことでしょう。
浦和と云えば、浦和レッズでしょう。歩道のところどころには、選手の足形と一緒にミッキーマウスに似た「レディア像」が置いてあって、浦和レッズの勝利とその人の願い事を心に込めて耳と鼻を撫でるのだそうです。でも、あんまり鼻は光ってませんねぇ。
廓信寺というお寺の前に、「サツマイモの女王 紅赤の発祥地」の看板が立っていました。この土地の農家の主婦が100年以上も前に発見したもので、色・形・味が素晴らしかったことから、瞬く間に関東一円に広がったのだそうです。現在では紅東に主役の座を追われましたが、発見者の栄誉を称え、菩提寺の廓信寺に案内板を立てたと書かれていました。
さいたま新都心に近づきますと、旧中山道の両側に欅並木が続きます。うっそうと茂った欅の並木は、府中の馬場大門通りを想い起こさせます。高台橋の袂の祠に、「お女郎地蔵と火の玉不動尊」の2体の石仏が祀られています。大宮宿にまつわる伝説が由来となっていますが、歌舞伎の題材にもなりそうです。
さいたま新都心駅の裏に、さいたまアリーナの巨大な外壁が威容をはなっています。昔、ジョンレノンミュージアムに来た時に場内を見たような気がします。パブリックビューイングで知られるさいたまスタジアムとは別の施設なんですね。こういう巨大な施設を2つも造るなんて、埼玉は凄い!
駅の先から、欅を主体とした氷川神社の参道が続いています。あまりにも緑が濃いので、参道が暗く見えるほどです。いろいろ見どころもありそうですが、今回は旧中山道を進むことにします。
少し歩いた脇道に、「塩地蔵尊と子育地蔵尊」が祀られています。こちらも大宮宿にまつわるお話ですが、「お女郎地蔵」の伝説とは違ってハッピーエンドになっています。
大宮を過ぎると中山道にかかわる史跡は殆ど見られなくなります。単調な歩きになりますが、歩道がよく整備されていますので、とても歩きやすいです。折角ですので、大宮宿の次の上尾宿まで歩いてみようと思います。大宮までは京浜東北線が走っていて駅の間隔は短かったのですが、中山道は大宮から高崎線に沿って延びています。急に駅の間隔が長くなって、次の宮原駅までは4km、上尾駅までは更に4.2kmあります。期待に反して空には雨雲が広がり、途中で雨に遭うと駅まで辿りつくのが大変です。取り敢えず、宮原駅まで歩くことにします。途中の消防署の電光表示板に、「埼玉・・・大雨・・・注意」とかいう文字が一瞬見えたような気がしました。ちょっと急ぎ足になって先を急ぎます。案の定、宮原駅の手前で雨粒がポツポツと落ちてきました。それでも宮原駅入口交差点に着くまでは傘は差さずにすみました。
ここでお散歩を中断して帰宅すれば何ということもなかったのですが、強気の虫に背中を押されて上尾駅まで更に歩くことにしました。4.2kmは結構長い距離です。半分くらい進んだ頃、ついに雨が本降りになってきました。乾いていた道路は水たまりができ、疾走する車から水しぶきが飛んできそうです。雨脚は更に強まり、上尾駅の手前では傘が役に立たないくらいの豪雨になりました。傘を持った人でも雨宿りしているくらいです。シャツもズボンもグショグショになって上尾駅に辿りついた頃には、何故か雨は殆ど上がっていました。上尾は中山道5番目の宿場が置かれましたが、規模は小さかったそうです。
上尾宿の次は桶川宿ですが、この先どうしますかね?
戻る