最近ご結婚された方から新婚旅行のお土産を頂きました。私があまりにワインの話を吹聴するので、いろんな方が旅行先で求められた珍しいワインをお土産にして下さるのです。一応、私もそれなりのお返しはしているつもりなのですが、ただでさえ荷物のかさ張る海外旅行で重たいワインのボトルを持ち帰って頂くとは有難い限りです。
- (白) カリフォルニア: CALIFORNIA GOLD RUSH
- On January 24, 1848, James Marshall found flakes of gold on the banks of the American River. Word of this event led to a flood of would-be millionaires, sparking the California Gold Rush. During the Gold Rush period of the 1850's, the wineries of Napa Valley were established. To commemorate this period we proudly introduce our premium Gold Flakes Chardonnay. Enjoy this fancy specialty wine as it summons memories of the old West.
Premium California Chardonnay with 24K Gold Flakes, Vinted & Bottled by Gold Country Winery, Napa
このワインはハワイで求められたとかで、パイナップルワインかなと思っておりましたら、カリフォルニアのワインでした。でも、ただのカリフォルニアワインではありません。金箔入りのワインなのです。金箔だけであればお祝い用として日本酒でも見かけますが、このワインには19世紀のアメリカ西部開拓史のきっかけとなったゴールドラッシュの物語が秘められているのです。ワイナリーの名前はズバリ『Gold Winery Country』、産地はナパです。ナパはカリフォルニアでも有数のワインの産地ですが、今日の隆盛のキッカケとなったのがゴールド・ラッシュとは、なかなかに興味深いところです。金鉱を探し当てた一握りのラッキーな人は極上のワインで乾杯し、僅かな砂金しか手に入れられなかった人達は安いワインを飲みまくり、その他の大多数の不運な人々はワインも買えず、涙を飲んだことでしょう。。。
カリフォルニアの白にはすっきり爽やかな味が多いのですが、このワインは白にしてはかなり重い味です。ゴールドラッシュの夢破れた人達に、せめて金粉でもという思いが篭っているのでしょう。ところで、金粉とは云っても金属には変わりありませんから、そのまま置いておけば当然ボトルの底に沈みます。さてと、グラスに最後の1杯を注ごうとしましたら、ボトルの底に沈んでいた金粉がどっとグラスに入りそうになりました。別に金粉は体に悪いという訳でもありませんし、お祝い事にも金粉入りの日本酒を飲む位ですから、むしろ体にいいのかもしれません。でも、でも。。。飲めませんねぇ。。。やっぱり金は飾るだけにしましょう。
ボトルの底にキラキラ輝く金箔が。。。
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