下高井戸・黒潮市場
新宿と高尾・八王子を結ぶ京王線は小田急線ほどの知名度はないものの、沿線には庶民的で住みやすい街が沢山あります。下高井戸もその一つで、駅前には昔懐かしいスタイイルの市場があります。この市場を中心にして数多くの商店があり、特に食料品の品揃えと価格の安さは沿線でも随一ではないかと思います。この商店街の一角に買い物のお客さんが夕方セリを行うことでテレビにも紹介された黒潮市場があります。
この黒潮市場の中に『サカガミ』という酒屋さんが入っていて(正確には入り口は別)、お店は小さいもののきちんと分類された棚に新世界ものも含めて豊富な銘柄のワインが並んでいます。私の好きな東欧(ハンガリー/オーストリア/ブルガリア)や南アメリカ(チリ/アルゼンチン)、それに南アフリカ/スペイン/ポルトガルなど、世界各地から届いたワインを見るだけでも楽しくなります。お値段もお手頃です。黒潮市場でお得で大盛りのお刺し身を買った帰りにはちょっと立ち寄ってワインを選ばれては如何でしょうか。
[注記]残念ながら下高井戸の黒潮市場は98年5月に閉店したとのことです。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) ハンガリー: HAJOSI CABERNET SAUVIGNON (1993)
- HAJOSIとはハヨーシと読むようです。ハンガリー最大のワイン生産地域であるドナウ河流域の南東部に位置するハヨース村は1千年以上前から良質の赤ワインを産出してきました。適度なコクがあり、滑らかな飲み口のフルボディ赤ワインのハヨーシ・カベルネソーヴィニヨンは、トマトソースのパスタ、トンカツ、フライドチキンなどに良く合います。14℃−16℃位でおいしく頂けます。
ハンガリー産の赤ワインはルビーのように濃い色をしていて、飲んだときに力強さが感じられます。馬に乗った中世の騎士の図柄と共にフランス風のラベルは目を引きます。トンカツに合うかどうかは別にして、肉料理にはピッタリではないでしょうか。
味はちょっと辛めの感じですがそれ程強烈ではありません。色が濃い割には飲み口が軽めなので、チキンとかポークなどのソテーなどとよく合います。
- (赤) 山梨: DEMI-DOUX ROUGE - MANNS SPARKLING WINE
- 山梨県・勝沼のマンズワイナリーで造られたものです。スパークリングワインには、コーラなどの2−3倍の高いガス圧の炭酸ガスが含まれています。冷暗所か冷蔵庫に大事に保管し、飲むときはギリギリまで冷やして頂きましょう。
日本産ワインは専門家の評価は高いもののちょっとお値段がはるのであまり飲みませんが、このワインはお手頃でした。発砲ワインでなく、れっきとしたスパークリングワインでしかも赤、これは珍しくもありかつお買い得でした。外見も高級感があふれ、栓をあけても吹き零れることもありません。
味は非常におとなしく、スパークリングワインとしてのシャープさはそれほど感じられないものの誰にでも飲みやすいワインと思います。
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