西荻窪・NODA−YA
以前、Hanakoシリーズを特集した際、カバーできなかったお店の一つです。JR西荻窪駅から女子大通りに沿って歩き、幾多の才女が学んだであろうメルヘンチックな東京女子大の校舎を通り過ぎ、善福寺川を越えたところから井草八幡宮の方向に向かってなおも歩きます。静かな住宅街は突如大型車が疾走する青梅街道に出ます。ちょうどその角のコンビニの隣に野田屋さんがあります。入り口はとても狭く、短胴の鰻のような店内です。さすがにHanakoに取り上げられるだけあって、かなり高級品志向です。お店の奥には小さな倉庫のようなワインセラーがあります。中に入ると突如として空調機の唸り声がしますので、相当厳重に空調管理がされているようです。一人入ると一杯のスペースに山のようなワインを詰め込んでいますので、あまり丁寧に一本一本見ることはできません。
ワインの品揃えからみると、奇抜なものはなくかなりオーソドックスなようです。どちらかというとイタリアものが多いようです。Hanakoの解説によりますと、なんでも江戸時代から続く老舗のワインショップ。。。でなく酒屋さんらしいです。こんなに小さなお店でと驚かれるかもしれませんが、自分のお店で直接海外から取り寄せているワインもあるのです。ちゃんとボトルの裏に野田屋商店扱いのラベルが貼ってありました。専門店の心意気を感じます。小さいながらも実力派酒屋さんです。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) イタリア: ROSSO PICENO DOC
- このフルーティでとても美味しい辛口の赤ワインは、アドリア海に面した海岸線の直ぐ近くで造られました。このワインは、Anconaに程近いMaiolati Spontiniのゆるやかなスロープに広がるManciniファミリーの葡萄畑で収穫されたSangioveseとMontepulcianoの二種類の葡萄から造られています。ルビーのような素晴らしい色をしていて、パスタとかローストした肉料理とかに絶妙に合います。室温程度でお召上がり下さい。
ちなみにイタリアのワインの格付けには、最上の『現産地統制保証呼称ワイン:DOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantina)』、その次の『原産地統制呼称ワイン:DOC(Denominazione di Origine Controllata)』、三番目の『地域特性表示ワイン:IGT(Indicazione Geografica Tipica)』、そして最も一般的な『原産地無記名の並級ワイン:Vino da Tavola』の4種類があります。このワインはDOCですから、結構なランクです。
やたらと横文字が出てきて何が何だかサッパリわかんない。。。とおっしゃるのもごもっともと思いますので、飲んだ後でラベルに描かれている地図を添付しましょう。それまでは中部イタリアの東海岸にあるワイナリーとでも想像して下さい。
私はあまりイタリアのワインは飲まなかったのですが、これはなかなかイケます。ちょっと刺激的な感じもしますが、なかなかに赤らしい赤です。そんなに重くもなく、かといって軽過ぎるということもありません。しっかりとした渋味もありますし、これはいいんじゃないでしょうか。さすがに野田屋さんのセレクションは素晴らしいです。。。
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