虎ノ門といえば、霞ヶ関の官庁街を控え、また銀行や大企業の本支店ビルが立ち並び、オフィス街の代表みたいなところです。当然のことながら、お勤めのサラリーマンをお客さんとする飲み屋さんがあってもいいのですが、やはりサラリーマンの心理としてはなるべく駅の近くで飲みたいということで新橋方面に流れるようです。そういう訳で虎ノ門のレストランは、昼間はサラリーマン向けのランチで夜は高級懐石というように変身するようです。地下鉄銀座線の虎ノ門駅で降りて、渋谷行きのバス停からすぐの角を入るとビルの看板に『升本』という料亭(レストラン)の名前が見てとれます。ちょっと高級そうです。
ふと道の反対側を見ると小さなビルがあり、右側の入り口に『MASUMOTO』の文字が見えます。ここは日本酒・洋酒を中心にしたお洒落な酒屋さんのようです。同じビルの左側には『ヴァン シュール ヴァン』の文字が見えます。こちらはワインの専門店のようですがやはり『升本』グループのお店のようです。料亭・酒屋・ワインショップでそれぞれに名前を変えているところが面白いですね。それはそれとして、ニューヨークの五番街にある高級店ティファニーに入るような感じでドアを開けますと、ワインのグッズと共にずらりとワインが並んでいます。幾つかは私の懐にも届くようなお値段ですが、大半は0が1桁多いような高級品です。奥の方には小さいながらも立派なワインセラーがありますが、さすがに入るのは気後れしてしまいます。
町の酒屋さんとかデパートのお酒コーナーに立っているお店の方は店員さん風ですが、ここのお店の方はまさにOLそのものです。対応がなかなか『うぶ』で面白いです。ワインの種類はフランス・イタリアものを中心にしてなかなか多彩です。さすがに手入れが行届いているのか、どのボトルもピカピカです。超とまではいかなくても高級ワイン志向の方にはお勧めのワインショップだと思います。
9ケ月後。。。
久しぶりに升本さんの近くを通りかかったら、料亭風の建物がやけに賑やかなので思い切って入ってみました。料亭と思っていたら、1・2階はなんと居酒屋でした。それもこの界隈では結構人気があるようで、サラリーマンと思しきおじさん達で一杯でした。余程早くお店に入らないと席が確保できないのでしょう。それもその筈で、お料理は早くて美味しいし、酒屋さんの直営だけあってお酒も手頃な価格だし、言うことはありませんね。10時には追い出されますので飲み過ぎることもありません。霞ヶ関・虎ノ門・裏新橋エリアの中ではお勧めの飲み処と思います。
ついでに言いますと、酒屋さんの地下におしゃれなフレンチ・レストランがあります。コースでもそんなに高くなく、しかもワインショップで買い込んだワインを持ち込むことができるとか。。。持ち込み料が幾らか知りませんが、気に入ったワインを選んで美味しいフレンチを頂くなんぞ想像しただけでワクワクしますね。是非一度行ってみたいと思います。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。