下北沢・福信堂
下北沢は、小田急線と京王井の頭線の両路線が利用でき、しかも渋谷と新宿へはほんの数分で行ける絶好のロケーションに位置しています。都心にごく近く、しかも街はあか抜けていてとてもオシャレな雰囲気です。小さなカレー屋さんからトレンディ・ドラマの主人公のようなカップルが出てきたりします。昔は学生さんの溜まり場だったらしいのですが、今は学生さんに限らず若い人達でいつも賑わっています。駅前などは夜ともなると待ち合わせの人達で溢れんばかりです。本格的な演劇が楽しめる小劇場、ロックのライブハウス、知る人ぞ知る隠れた名店のレストラン、オシャレなブティックなどがあるかと思うと、駅前には戦後の闇市(といっては失礼ですが)のような小売りマーケットがひしめいていたりとかとても魅力あるところです。お店と住宅地がごっちゃになっていて、しかも小さな路地が多く車が入りにくいためか、ウインドウ・ショッピングには最適なようです。ここに来たら東京の最新ファッションが見られます。
駅の北口を出ると正面に大丸ピーコックがあります。一階と地下が食料品を扱っていて、ちょっと高級な感じですが品揃えは豊富です。チーズなども結構沢山の種類があります。それはさておき、ピーコックの隣りに『福信堂』という酒屋さんがあり、お店は小さいもののいろいろな国のワインを揃えています。高級品は店の奥の階段下(?)に、中級品はクーラー棚に、お買い得品は店頭のケースにとそれぞれワインが並べてあり、若いカップルなどが気軽に買っていきます。私も負けずに買いました。ロケーションは抜群でお店の雰囲気もよく、しかもお値段は非常にお得で、是非一度足を運ばれることをお勧めします。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) オーストラリア: DALWOOD - SOUTH EASTERN AUSTRALIA CLARET STYLE
- ぶどうとタンニンの風味がよく調和したコクのある赤ワイン。爽やかで、ソフトな渋みが肉料理に最適です。15℃−17℃の室温位で頂きます。
『CLARET』とは、Bordeaux産の赤ワインまたは濃い赤紫色を意味するようです。確かに、光に当てても向こう側が見えない程濃い色をしています。
かなり重厚な味を予感していたのですが、心地よい渋味とまろやかな赤ワインの風味が活きていてとても飲みやすいワインです。オーストラリアのワインはあまり飲んでいなかったのですが、この赤ワインですっかり好きになりました。『赤ワインはどうも。。。』とおっしゃる方にもお勧めの一品です。おつまみは何でも合いそうです。是非お試し下さい。
- (赤) アルゼンチン: FLICHMAN ARGENTA (MENDOZA) (1995)
- メンドーサ地区のサンジョペーゼ種葡萄を主原料として造られた良質のテーブルワインです。フルーティな味とほのかな樽の香りとがバランスよくまざり合ったワインです。ローストした肉やパスタ類などに良く合います。12℃−13℃が適温のミディアムワインです。FLICHMAN(フリッチマン)社の葡萄畑は、アンデス山脈のふもとアルゼンチン・メンドーサ地区のバランカスという町にあります。メンドーサ地区は標高680メートルに位置し、古くからワイン造りには最高の立地条件となっています。
いかにもアルゼンチン産らしい、タンゴを踊っているイラストのとてもシンプルなラベルが貼られています。
チリのワインに似て色は濃いのですが、味はそれほど強烈ではありません。むしろ、淡い渋味と軽いコクが味わえます。かなり正統的なワインといえるのではないでしょうか。
- (赤) ブルガリア: SAINT TRIFFON MERLOT-DEBUT (1995)
- ブルガリアの中部、スリヴェン地区産の伝統的なメルロー種ブドウを使った柔らかで、熟した果実の香りの高いライトボディの赤ワインです。牛肉などの赤身肉やチーズの理想的なパートナーです。室温よりやや冷やして13℃ー14℃位でお楽しみ下さい。
ブルガリアのワインでメルローというのはあまり飲んだことはありませんがどんなもんでしょうか?
非常に濃い色をしていますが味は極めてまろやかで、赤ワインのもつ独特の深いコクと渋味が感じられます。しかし重くはなくライトボディの軽さが味わえます。体に良い赤ワインとはこのようなものでしょうか。お値段の割には非常にお値打ちな私のイチ押しのワインです。
- (白) フランス: BRINMOORE - CUVEE BLANC DE BLANCS
- さんさんと照りつける南の太陽をいっぱいに浴びて生まれた軽快な飲み口のワイン。本場フランスでも日常ワインとして広く愛飲されています。辛口の白ワインで、よく冷やしてお飲み下さい。
要するに、フランス産のテーブルワインです。気軽に飲みましょう。
飲んだ感じは、辛口というわりにはあまり刺激的でなく結構まろやかな味をしています。かなりフルーティさも感じられます。淡白なお魚と合いますのでお試し下さい。
- (赤) フランス: VIN DE PAYS PRIMEUR GARD NOUVEAU (1998)
- 南フランス、ポン・デュ・ギャールの畑で穫れたグルナッシュ種50%、サンソー種20%、シラー種20%、そしてカリニャン種10%を使用し造られるこの『ヴァン・ド・ペイ プリムール ガード・ヌーボー』は、ヌーボーならではのフルーティーな香りと軽やかな口当たりが楽しめる一品です。ライトボディで肉料理全般に合います。
ボジョレー・ヌーボーが話題になった先々週、近所の方がとある焼き肉屋さんで瓶に直接絵柄が描いてあるボジョレー・ヌーボーを飲んだら超美味しかったので、酒屋さんで見つけたら教えて欲しいと頼まれました。それから有名デパートや酒屋さんを随分回ったのですがついに見つかりませんでした。ところが、以前行ったことのある福信堂さんをたまたま覗いてみたら、入り口のお買い得コーナーにこれが沢山ならんでいました。同じヌーボーでも随分と待遇は違うものです。焼き肉屋さんで飲まれたボジョレー・ヌーボーに比べるとやはり味は大分違うらしいですが、今となってはもう手に入れることは不可能でしょうね。。。
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