緑ヶ丘・MARUCHUU



緑ヶ丘は以前にもご紹介しましたが、とにかく駅前には何もないところです。にもかかわらず住宅地なのでここに住んでおられる方々はどこでお買い物をされるのか前から不思議に思っていました。改札口を出ますと大井町線の高架の線路と交わる格好で細い道が通っています。ガード下をくぐって右手に歩いてみましょう。片側はずっと東京工業大学の一段高い敷地が続いています。とても緑の多い素晴らしい環境です。左手を見ますと『ナントカ百貨店』という古びた看板のお店があります。でも百貨どころか一品も売られていないように見えます。ほんの2−3分歩きますと、角に派出所の小さな建物が目に入ります。それにしても建物の形が鋭角に見えます。そういえば信号もやたらと変な方角を向いています。道の数を数えてみますとナント6本もあります。つまり、この交差点は六差路なのです!五差路はたまに見かけますが、六差路というのは恐らく全国的にも珍しいのではないでしょうか。

この交差点から自由が丘の方向に小さなスーパーが見えます。近づいてみますとやはり小さいです。表には少量のワインと果物が積まれています。中に入ってみましょう。狭いレジの間を通り抜けますと、細長いスペースにごく普通の品々がならんでいます。ちょっと奥に行ってみますとお弁当とかお惣菜が売られています。なかなか美味しそうです。それと向かい合うようにして日本酒とかビールが並んでいます。ワインも少ないですけど棚一つ分に並んでいます。珍しいものはありませんが割と手頃なお値段です。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: REINE PEDAUQUE GAMAY NOUVEAU (1998)

解説はなにもありません。『レーヌ・ペドーク』というところで造られた『ガメイ ヌーヴォ』らしいです。

ボジョレー・ヌーボーの解禁日近くなると日本のワインもそうですが、フランスやイタリアのヌーボーも結構売られています。こちらはボジョレーを冠したものの約半分位の値段で買えます。また品物によってはボジョレー・ヌーボーを遥かに凌ぐ味のものもあります。ワインは名前やお値段だけでは計れない奥深さがあるんです。

日本語の響きで『ガメー種』というとなんとなく田舎っぽい辛さを想像しますが、片方ではボジョレー・ヌーボーを産み出す華やかな一面をもっています。これも1998年のヌーボーなのですが、新酒と思えない位しっかりとした味わいです。カマンベール・チーズと合わせると最高ですね。











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