学芸大学・升健商店



東急東横線の学芸大学駅は駒沢通りと目黒通りに挟まれた住宅街の中にあります。東横線と東西に交わる細い道に沿ってこじんまりとした商店街が連なっています。それほど大きなお店はなく、昔ながらのたたずまいをみせています。ただ、駅周辺にはファーストフードとかお惣菜屋さんが増えてきているようです。渋谷へも銀座方面へも一本で行けますし、急行電車も停車する便利なところですので若い人達に人気があります。一人暮らしでも勤め帰りに駅周辺で殆ど買い物は間に合いますし物価も安いようです。駅の西側正面には『リトルマーメイド』というパン屋さんがあります。パン屋さん自体は珍しくもありませんが、このリトルマーメイドのお店の調理パンは飛び切り美味しいのです。中でもフランスパンの中にハムを挟み込んだのは最高です。安くはないのですが本物のハムを使っていて、パンとの相性は抜群です。昔はお昼によく食べましたが、フランスパンの特質である皮がとても硬いので並みの歯では噛めません。20代前半の方に試して頂きたいものです。



通りから一歩入ると結構スナック風の飲み屋さんが見えます。そのネオンの誘惑をふりきって更に歩いていきますと、小さな酒屋さんに出会います。小さいお店のそのまた3分の1ほどのスペースに新旧取り混ぜたワインが並んでいます。新しいものは1998年のヌーボー、古いものは手にとるのも臆するほどですが(高価なものという意味ではない)、奥にはワイン棚もあり結構いろんな種類が横たわっています。もうちょっと綺麗にすれば女性も買いやすいと思うのですけどね。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) スペイン: MARQUES DE LA MUSA (1997)

『マルケス・デ・ラ・ムーサ』は、テンプラニーリョ(TEMPRANILLO)種から造られた熟成感やコク感を強く感じさせる中重口のワインです。

このワインはスペイン産ですが、瓶詰めはフランスで行われたようです。いわばフランス版『輸入ワイン使用』といったところでしょうか。どっちみち日本からみると輸入ワインには変わりありませんから関係ないのですけど。。。

かなり濃い味です。最近スペインのワインを多く飲んでいるせいか、味の特徴が分かるようになりました。恐らく、このワインもスペインのあまり知られていない田舎で造られたのでしょう。でも、名前だけのワインに比べれば遥かに飲み応えはあります。お試し下さい。





(赤) 日本: MERCIAN SELECTION D'OR CABERNET

『Selection D’Or』は、仏語で『黄金の選択』の意味です。メルシャンは、高度な技術力で数々の国際コンクールでゴールド・メダルを受賞してきました。セレクションドールは、当社の醸造技術者が品質に拘りを持って丹念に造りあげたセパージュ・ワインです。開栓後、冷蔵庫に保管すれば一週間後でもおいしく頂けます。ミディアムボディの赤ワインで15℃前後が飲み頃です。暑い日は軽く冷やしてお召し上がり下さい。

『カベルネ』は世界各地で栽培され、晩熟で力強さを持つ最高級醸造用品種です。飲みごたえのあるしっかりした味わいと香り高いブーケが特徴です。調和のとれた口当たりです。

昔は国産葡萄至上主義で、輸入ワインが混ざっているだけで低く見られた時期がありましたが、今ではウイスキーのブレンドのように混血ワインも高く評価されるようになってきました。ですが、私には何故国産ワインと輸入ワインを混ぜないといけないのかが理解できません。ブレンドとは同じような傾向のものを混ぜ合わせてもっと良くするための技術だと思いますが、全く性格の異なるものを混ぜて逆効果にならないものでしょうか。もっとも最近飲んだこの種のワインの味には信じられないほど美味しくて驚かされましたが。。。

ちょっと渋味がかったコクがあって、なかなかいけますね。カベルネの良さがよく活かされています。是非お試しください。











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