お台場・DECKS DeLi



お台場といえば、おしゃれなショッピング・エリアあるいはデート・スポットとして人気があります。最近、フジテレビの本社がお台場のオフィス・ゾーンに移転し、その斬新な外観のビルとあいまってお台場の人気を更に高めているようです。お台場へは車・バスでも行けますが、一度は新交通システムの『ゆりかもめ』で行ってみたいものです。このゆりかもめは、バス型モノレールで、車体が小さく多少窮屈な感じはしますが全て自動運転のため、運良く最前列の席に座ると20分ほどダイナミックなレインボー・ブリッジの雄姿と臨海副都心の前衛的なビル群のパノラマを楽しむことができます。乗り場は、JR新橋駅のバス停広場の真ん中にあります。旧汐留の貨物ターミナル跡地から竹芝・日の出・芝浦の各埠頭を経由し、レインボー・ブリッジを渡って臨海副都心の端っこに位置する東京ビッグサイトまでを結んでいます。



臨海副都心をあちこち見て回るにはゆりかもめのフリー切符が便利です。ゆりかもめは建設費が高くついたのか、はたまた乗客数がそれほどでもないのか運賃はかなり高めです。従って、あちこちで下車していると切符代がえらく高くつきます。一度でも途中下車したいのであればこの一日乗車券がぐっとお得です。



フジテレビの本社ビル自体が特異な形状をしていますが、球形展望台はそのシンボルみたいなものです。都心部の超高層ビルに比べるとその高さ(25階建て)は大したことはありませんが、位置がよいのです。丁度、都心部を海側から一望できるので普段見なれた風景とはまた一味違ってみれます。展望台が球形のため、ビル群が連続的に見えるのも強みです。聖路加病院、NEC本社ビル、東京タワー、レインボー・ブリッジなど東京南部の高層ビルや話題の吊り橋が一望できます。一通り眺望を楽しんだ後は低層階に移動してスタジオとかテレビ番組のセットなどを見ることができます。スタジオでの収録風景は見れませんでしたが、さざえさんの住んでいた(いる)家並みなどは興味シンシンです。その他、アニメ番組で使われたセルロイドの原画などはファンにとっては垂涎のお宝でしょう。昔の放送機器の展示など、技術の進歩も改めて伺い知れます。NBCやCNNのスタジオ・ツアーなどに比べるとやや小ぶりですが、渋谷のNHKと並んで東京の新名所になりつつあります。



フジテレビから歩道橋を渡って浜辺に出ると、小さいながらも自由の女神の銅像が建っています。わざわざニューヨークに行かなくても、しかも船に乗らなくても見れます。期間限定のようですので是非ご覧頂きたいと思います。高さは10m位でしょうか、デザインはニューヨークの自由の女神と全く同じだそうです。内部は空洞となっていますが、下の台座から中に入れるそうです。もっとも実際に入った方は極めて少数らしいですが。女神はそのイメージとは裏腹に意外と逞しく見えます。腕の太さやどっしりとした体つきは女神というにはちょっと貫禄があり過ぎます。。。

自由の女神からお台場海浜公園駅に戻る途中にDecksという巨大なショッピングセンターがあります。中には沢山の特色あるおしゃれなレストランがあります。お台場ビールを造っているビール工場もあります。他には雑貨とかファッションのお店、それにセガのアミューズメント・パークもあります。食べて、遊んで、お買い物してと、とにかく一日滞在しても飽きさせません。夏などはデッキのテーブルで夏の日差しを浴びながらビールに地中海風パスタなぞ頂けば最高の気分になること請け合いです。

そんなDecksの3階に輸入食品/雑貨品のDeLiがあります。DeliとはDelicatessenの略のようですが、別にお惣菜屋さんではありません。チョコレートとかパスタのソースとか雑貨が豊富に並んでいます。レレ、と思って見ると食品・雑貨に混じってワイン棚が2つあります。ワインショップではないので品数は少ないのですが、珍しい国のワインが幾つかあります。今までに出会ったことのないイスラエル、タイ、ベルギー、それにお馴染みになってきたブラジルのワインもあります。しかも、ヘンなワインでなく、それぞれに評価の高い品々です。これは奮発してでも買わねばなりますまい。

久しぶりに珍しいワインが手に入りましたので祝杯をあげましょう!もう30年位前に新宿の花園神社の近くに大陸という餃子屋さんがあったそうです。先代のご主人は昔中国に住んでおられたとかで、日本では当時珍しかった水餃子のお店を始められたそうです。日本では今も焼き餃子が一般的ですが、中国では何につけても水餃子を食べる習慣があるそうです。焼き餃子はどうしても油を使う関係で沢山は食べれませんが、水餃子はお湯で茹でるだけなのでとてもヘルシーです。幾らでも食べれます。今では大陸は餃子だけでなく、一般の中華メニューも豊富です。ですけど、水餃子はやはり抜群に美味しい一品です。珍しいところでは北京ダックがあります。目の前で皮を切り取るわけではなく、皿に予めダックの皮が取り分けられていて、あとは餃子の皮の親玉みたいな皮に包むだけですがこれはなかなかいけます。以前に北京にある『北京ダック発祥のレストラン』で食べたことがありますが、最初は一枚の大皿に少量盛られて出て来た北京ダックに全員がいっせいに群がったものですが、じきにお腹一杯になり、その後あとからあとから出てくる北京ダックの皿にため息を吐きながら見つめた思い出があります。結局、北京ダック満載の大皿が何枚も余ってしまい、最後は誰も食べませんでした。そんなことなら慌てて食べるんじゃなかった。。。



これは北京ダック発祥のお店でのパフォーマンスです。


大陸では、水餃子、焼き餃子、フカヒレ入り餃子、スープ餃子、その他、かに玉、カシューナッツと肉の炒め物、ビールは嬉しい大瓶とメニューの端から頼んでいったら狭いテーブルの上に乗りきれなくなるくらいお皿が溢れてしまい、向かい側の席のお客さんが呆れて見ていたのが恥ずかしい。。。とにかく注文するとお料理の出るのが早いのです。最初に欲張っていっぺんに頼むと立て続けに出てきます。気をつけましょう。



餃子物語


・ 中国では正月用のご馳走

『餃子より旨いものはなく、寝るより楽しいものはない』とうたわれるように、餃子は中国でも大変人気のある点心です。特に中国東北地方(旧満州)では、正月や誕生日、節句などの食膳に出されます。正月の3日間はどこの家庭でも必ず食卓を飾る習慣があります。

・ 餃子は冷凍に適している

中国の餃子は日本のお節やお餅に相当するものです。暮れのうちに家族全員で沢山作り、それを戸外に出しておくと、自然に凍った状態になります。これを正月に次々に鍋に入れて水餃子に仕上げて食べるのです。餃子は冷凍にも適した料理といえるでしょう。

・ 小さく作れないと笑われる

北京の人にいわせると、餃子はミニサイズにするのが常識だそうです。一口大くらいにしないと、美味しい肉汁がこぼれるからです。小型で形良く餃子を作ることは花嫁修業の必須項目です。小さく作れないと手先が不器用だと笑われるとのこと。

・ ちょっと意外な焼き餃子の始まり

焼き餃子は、もともと中国では召し使い達が主人達が残した水餃子と蒸餃子を焼いて食べたのが始まりだといわれています。日本では餃子がご飯のおかずとして考えられるため、強い香りのニンニクで味の濃い焼き餃子が受けたのでしょう。一方、中国では餃子は主食として食べられています。水餃子のやわらかく、つるりとした口当たりにはニンニクは合いませんね。

・ 中国の餃子にはニンニクなし

日本で餃子が広がったのは第二次大戦後です。今やラーメンと共に代表的な中国料理のメニューになっていますが、何時の間にか日本独自の味に変わってきました。その一番の違いは、中国ではニラを入れるのに対して、日本の餃子はニンニクを入れるという点です。それは水餃子と蒸餃子が主流の中国に対して日本では焼き餃子が普及したからでしょう。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(白) ベルギー: CHATEAU SCHOONHOVEN BELGIAN CHATEAU WINE (1995)

ラベルには、左右似たような文章がありますが、どっちが何語なのか見当もつきません。

Speciaal gevinifieerd en gebotteld ten buise van de wijnbrouuer Evrard en Andre Janssens voor Chateau Schoonhoven. Vervaardigd uit druiven van veredelde wijinranken, geuonnen in open lucht te Aarschot - Belgie.
[Kasteelheer Guy-David Lambrechis]

Specialement vinifie et mis en bouteilles par le viticulteur Evrard et Andre Janssens pour le Chateau Schoonhoven. Produit a partir de cepages nobles, cultives en plein air a Aarschot - Beigique.
[Chatelain Guy-David Lambreehts]

ボトルの形状はまるで、巨大な香水瓶のようです。ベルギーのワインというのも珍しいのですが、50cl(500ml?)でも2千円以上します。相当に高級なワインのようです。それともアルコール度11.5%の本物の香水なのでしょうか?

これはやはり香水なのではないでしょうか?一応、白ワインなのですがあまりワインらしい酸味とか甘みとかは感じられず、極めて微量ですが何かしら香料の香りがするのです。何処かで出会ったことのある匂いですが何だか思い出せません。ベルギー産としても珍しいのですが、この独特のアロマには何とも悩まされます。何だろうと考えているうちに飲み干してしまいました。後に残ったボトルは、あまりに芸術的な曲線美をしているために恐らく置物として飾られるか、または一輪の花を生ける花瓶として末永く使われることになるでしょう。。。



(白) イスラエル: SEGAL MEDITERRANEAN EMERALD RIESLING (1996)

『セガール エメラルド・リースリング』は、イスラエルの中央部にあるブドウ畑で収穫された質の良いブドウから造られています。じっくりと時間をかける醗酵法により、マスカットや花のようなロマンティックなアロマと豊かな果実味を持つ深みのあるワインに仕上がっています。よく冷やしてお召し上がり下さい。リッチ・アンド・フルーティなタイプで、クリームソースやエスニック料理又は食後のチーズやフルーツと良く合います。

これも珍しいイスラエル産の白ワインです。ヘブライ語らしい全く判読不可能な文章がところどころにありますが、『ASKALON WINES − CARMEI ZION LTD., RAMLE, ISRAEL』とありますので、RAMLEという町で造られたようです。ワインの世界もどんどん広がっていきますね。

これはその名の通り、リースリングの味そのままです。目隠しテストをしたら、ドイツのライン河近郊から産出されるリースリングワインと全く見分けがつかないでしょう。ということは、珍しいイスラエル産のワイン!ヤッタァ!と喜んで買い込んでも、飲んでみれば。。。ということになります。私のように味よりも珍しい国のワインにこだわる人間にはそれはそれで構わないのですが。。。



(白) タイ: CHATEAU DE LOEI CHENIN BLANC WHITE WINE (1998)

世界に評判を呼ぶ『Chateau de LOEI(シャトー・ド・ルーイ)』ワイン登場!


世界ホテル審査会で世界NO.1の折り紙を10年連続獲得したタイ・オリエンタルホテルの会長であり、タイ有数の企業グループ『ITALTHAI GROUP』を率いるDr.Chaijudh Karnasutaは、フランス・ボルドー出身の優れた技術者mr.Michel Rippesの協力を得て、タイLOEI県Phuruaに素晴らしいぶどうを実らせ、極上ワインの醸造に成功しました。白ワイン・赤ワイン共にフランス・ボルドーにあるワイン醸造研究所で、フランスの上質ワインに匹敵するとの証明書が授与されました。その絶品は、シュナンブラン種のワイン(白)と、シラー種のワイン(赤)です。 ワイン造りにかける夢と情熱が世界に通用するワインを育て上げたのです。

<きっと、日本人の間でも評判を呼ぶ美味しさです。>


最初解説文を読んだ時は、このタイ産のワインは世界NO.1の評価を10年連続して獲得したのかなと思ったのですが、これはホテルの評価のようです。ワインの方は、ホテルの会長が始めた事業のようで、こちらの評価は今からのようです。それにしても大変な自信です。もともとブドウも果実の一種ですから、果物天国のタイでブドウだって極上のものが育っても何ら不思議はありません。期待を込めて南国のワインを味わってみましょう。

もっと特色のある味かと思っていたのですが、意外とおとなしいです。せっかくタイで造るのですから、もう少しフルーティさとか、酸味とかを強調してみては如何でしょうか?



(赤) ブラジル: VINHO TINTO DE MESA SECO SANGUE DE BOI

『SANGUE DE BOI(SECO)』は、ISABEL、CONCORD、SEIBELの3種類のぶどうをブレンドした辛口の赤ワインです。ブラジルでは最も人気があり、シュラスコ・レストランなどでは欠かせない代表的なワインと言えます。常温(16℃ー18℃)で肉料理などとご賞味下さい。

このDeLiのお店には、大きなワインショップでも珍しいブラジルのワインがどういう訳か4種類も並んでいました。結構お値段も高かったのでとても全部は買えませんでしたが、ブラジルワインに興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。尚、『シュラスコ・レストラン』とは、シュラスコと呼ばれる鉄串にさした肉の塊を焼き上げてナイフで削ぎ落としながら食べていくブラジルの名物料理を出すレストランのことです。東京にも銀座とか渋谷に食べ放題の(時間制限はありますが)お店がありますので胃袋に自信のある方は是非チャレンジしてみて下さい。

赤には珍しく酸っぱさが感じられます。淡白なお食事と合わせると、この酸味に負けてしまいます。やはり、脂ぎったお肉(特に焼き肉)と合わせると、両方の美味しさが引き出されるのではないでしょうか。その意味では、まさにシュラスコ料理にピッタリだと思います。

どうでもいいことですが、私が始めて海外旅行(正確には出張ですが)をしたのがブラジルでした。当時は未だ航空業界のプリンスだったパンナムが飛んでいた頃で、成田−>ニューヨーク−>リオデジャネイロと飛ぶと片道27時間の長旅でした。おまけにリオのカーニバルの直前で、日本は真冬でしたがリオは日中40度近くまで達する灼熱の季節。。。それにも増してショックだったのは、空港からホテルまでの道筋に佇む人々の貧しさでした。戦後はともかくとして、経済復興を成し遂げた日本では考えられないくらいの貧しさです。勿論、リオの市内にはさまざまな区域があり、超高級マンションの立ち並ぶ地区もあれば、車で通るだけでも命が危ないといったところもあります。今はどうだか分かりませんが、とにかく貧富の差の激しさが印象に残りました。

リオには10日ほどホテルに滞在しましたが、そのホテルの場所がかの有名なコパカバーナ海岸でした。なにしろ、道路を横切るとそこはもう大西洋の荒波が打ち寄せる砂浜。。。もろに外洋に面しているせいか、波のうねりは大きく、とてもへっぴり腰の観光客には泳げません。私はホテルがこんな観光地にあるとは知らなかったので海水着すらもっていきませんでしたが、持参しても恐らく何の役にもたたなかったでしょう。コパカバーナの海岸に隣り合って、これもボサノバの名曲で有名なイパネマの海岸があります。こちらには日本料理を出すレストランなどもあり、初めての海外旅行で恋しくなった日本料理を食べにしばしば訪れたものです。

当時、リオに隣り合った町に私のおばが住んでいましたので、週末には泊りがけで遊びにいきました。リオ・デ・ジャネイロとは『1月の河』という意味で、初めてヨーロッパ人がリオの海岸に辿り着いたのが1月で、その時に目にした河口があまりにも大きかったのでそういう名前を付けたのだそうです。その河を跨ぐ長大な橋があり、リオからおばの住んでいた町まではその橋を渡らなければなりません。総延長が17kmとかで、建設には何百人もの工事の犠牲者が出たそうです。あまりにも日本とはかけ離れたスケールの大きさにただただ驚くばかりでした。おばの家に着きますと、驚いたことに豆腐とまぐろの刺し身が出てきました。当時は未だワインに目覚めてなく、今回飲んだようなワインにも出会えませんでしたが、家の中とはいえ暑いお昼のこと、冷たいビールと食べなれた日本食はなによりのご馳走でした。なにせ、20年以上会っていなかったので話はなかなかかみ合いませんでしたが、今では懐かしい思い出です。

ブラジルは南米の中で唯一のポルトガル語圏の国です。今は珍しくもありませんが、当時は外国のテレビ番組を見る機会は殆どなく、現地のテレビをもの珍しく見たものです。丁度、フランク・シナトラがリオに公演に来ており、ライブで歌っていましたが、おばの子供たちはまるでジャニーズを見ているように大変な熱の入れようでした。テレビの合間にはコーヒーが出ます。ブラジルはコーヒーの産出国ですが、現地の人の飲み方は変わっていて、小さな(ミニチュアのような)コーヒーカップに半分位砂糖を入れ、その上に同量のコーヒーを入れるのです。当然甘いです。これはなかなか飲めません。とにかくブラジルの人は超甘いもの好きのようです。サッカーにしろ何にしろ、あのエネルギーの源は砂糖にあるのではないでしょうか。













戻る