海浜幕張・JC海浜幕張店



海浜幕張は、JR京葉線が出来るまではその名の通り海底の地でした。昔は海水浴とか潮干狩りの名所だったそうです。昭和40年代に入って埋め立て事業が進み、東京湾の広大な海面は消えてしまいましたが、私が稲毛に住んでいた頃は、未だ埋め立て地に建物は殆どなく、土埃の舞う荒涼とした土地でした。現在では海浜幕張の周辺には、幕張メッセの大規模展示場、幕張テクノガーデンの超現代的な(しかしレトロな)オフィス群、超高層ホテル、千葉ロッテのホームグラウンドである千葉マリンスタジアムがあります。要するに人工の都市なのです。バブルの崩壊でまだまだ空き地が残っており、春には草花の可憐な合唱と隣り合わせにポツリポツリと建っているビルが奇妙なコントラクトを見せています。

今でもやっているかどうか知りませんが、5年ほど前に千葉マリン・スタジアム前をスタートして往復10kmのマラソン大会に参加したことがあります。私が生涯(未だ終わっていませんが)ただ一度走った公式マラソン大会です。昨今のジョギング・ブームの中、数千人が参加するというかなり大規模な大会でした。広いとはいっても普通の道路がコースになっている訳ですから、スタート前には出走者で長蛇の列になります。私は先頭に近いかなり前のポジションからスタートすることができましたが、結果的には悲惨な思いをしました。何しろ市民ランナーとはいってもそこは日頃鍛練を重ねている方々ばかり、私は追い抜かれこそすれ、誰一人として追い抜くことはできなかったのです。おじさん・おばさんはもとより、おじいさん・おばあさんまでもが私をスイスイ追い抜いていきます。とうとうゴールに近づいた頃には後ろを走っている人達がかなりまばらになってきました。それでも気力を振り絞ってゴールを駆け抜けると時計は丁度1時間進んでいました。つまり、10kmを60分で走ったことになります。早い人は30分チョット、普通の人でも45分もあれば十分走れる訳ですからとても私は太刀打ちできません。そんなスピードで走っても、2−3日は足がパンパンに張って大変でした。それ以来、二度とマラソンの公式大会で走ったことはありません。。。

確かに駅から少し離れたところには高層の団地がありますが、海浜幕張駅周辺には日々の暮らしを支えるスーパーとか商店街はありません。ということは、お酒を扱っているお店も殆どないということです。駅の南側にプレナという大きなショッピング&アミューズメント・ビルがありますが、隅から隅まで探してもワインは置いてありません。とにかくワインはそこで飲むものであって、買い込む対象ではないのです。JCは海浜幕張駅の改札口を出た正面にあるコンビニストアです。何ということもないお店の中に、少量ですが国産のワインが並べられています。特に取りたててご紹介するほどのものでもありませんが、葡萄の品種をシリーズで製品化したものが置いてあったので幾つか買い込んでみました。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) 日本: WINE CAFE CABERNET

『ワインカフェ』は、世界を代表する高級ぶどう品種の鮮やかな個性をご紹介していくシリーズです。

力強い骨格の赤ワインを生み出す高級ぶどう品種です。
豊かなコクの中に気品が漂います。


カベルネは、ボルドーのメドック地区を代表するぶどうで、赤ワイン用品種としては世界一高い人気を誇っています。『ワインカフェ カベルネ』は、力強い骨格を生むこの名品種を世界の畑から厳選してつくりました。フルボディで、お勧めの料理は肉料理、特に牛肉などです。

赤ならやはりカベルネ種から始めないといけないでしょう。解説文はなかなかの名文ですが、味の方は如何でしょうか?

ちょっと渋味が強い上に辛口なのですが、カベルネらしい特徴を出しています。味も悪くはありません。少しデキャンタしたらもっといい味になるかもしれません。あるいは、もっと熟成させたら意外なコクが生まれるかもしれませんね。



(赤) 日本: WINE CAFE MERLOT

『ワインカフェ』は、世界を代表する高級ぶどう品種の鮮やかな個性をご紹介していくシリーズです。

鮮やかな口当たりの赤ワインを生む高級ぶどう品種です。
華やかで、心地よい果実味が魅力です。


メルロは、ボルドーのポムロール地区やサンテミリオン地区を代表する赤ワイン用品種です。メドック地区でも、カベルネ種等にブレンドされ、ワインにやわらかなふくらみを与えています。『ワインカフェ メルロ』は、艶やかな口当たりを持ち味とするこの名品種を世界の畑から厳選してつくりました。ミディアムボディで、お勧めの料理は肉料理、特に豚肉や鶏肉などです。

カベルネ種の次の赤はメルロ種ですね。カベルネの力強さとコクに比べ、メルロはやわらかさと奥行きの深さが感じられます。このメルロは如何でしょうか?

かなり軽い味で、メルローのコクがちょっと感じられませんね。それに多少酸っぱさが感じられます。もう少し重めの濃い味だったらいいと思うのですが。。。



(赤) 日本: WINE CAFE SANGIOVESE

『ワインカフェ』は、世界を代表する高級ぶどう品種の鮮やかな個性をご紹介していくシリーズです。

イタリアを代表する高級ぶどうです。
南の太陽が育んだ魅力的な果実味と、軽くなめらかな口当たりが特長です。


サンジョヴェーゼは、イタリアのキャンティ地区を代表する高級ぶどうで、軽くなめらかな口当たりが特長です。『ワインカフェ サンジョヴェーゼ』は、果実の香りが魅力的なこの名品種を世界の畑から厳選してつくりました。ミディアムボディで、お勧めの料理はピザ、パスタ、軽めの肉料理などです。

イタリアの赤といえばキャンティですね。割と軽めでおしゃれなイメージですので女性に人気があります。でも、このワインは国産ワインと輸入ワインを使って造られているのですが、日本国内でもサンジョヴェーゼ種のワインを造っているのでしょうか?

これはカベルネやメルローに比べると非常に明るい色をしています。少し軽めなのですが、何かしら香りが感じられます。何でしょう?



(白) 日本: WINE CAFE FUME BLANC

『ワインカフェ』は、世界を代表する高級ぶどう品種の鮮やかな個性をご紹介していくシリーズです。

白ワイン用の高級ぶどうのひとつです。
すっきりした辛口で、後味は高原の風のように爽やかです。


フュメ・ブランは、ボルドー地方やロワール地方を代表する白ワイン用品種です。青草を思わせる爽やかな香りが特長です。『ワインカフェ フュメ・ブラン』は、きりりとした気品の漂うこの名品種を世界の畑から厳選してつくりました。やや辛口で、お勧めの料理は魚介料理、特に魚のグリルなどです。

フュメ・ブランはあまり馴染みはありませんが、辛口のさわやかな味のようです。この寒い時期には高原の風も爽やかさを通りこして頬に痛いくらいでしょうけど、我慢して味わいましょう。。。

イマイチ、白の酸味とか甘さとかが感じられませんね。非常に平凡な味といったらいいでしょうか。それはそれで好きな方もいらっしゃるでしょうし、またお料理によってはこういったタイプの白がいいかもしれません。











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