府中は東京都の西部に位置し、三鷹市に隣接した街です。結構遠くに感じますが京王線の特急に乗ると新宿から僅か20分しかかかりません。なにしろ特急電車は、京王新宿駅を出ますと京王府中は、明大前・調布・府中の順番になんと3番目の駅になるのです。京王線は沿線に多くのベッドタウンを抱えたなかなかおしゃれな路線です。物価も安いので若い方に人気があります。駅は沢山あるのですが、急行や特急はとにかく沢山の駅をすっ飛ばしていくのです。10両編成の電車は長大かつ重量感に溢れ、特急電車に乗るとそのスピードを体験できます。京浜急行も随分スピードはありましたが、京王線も相当なものです。特急電車に翼をつけたら銀河鉄道999になるのではないか。。。と思うくらい飛ばします。
それでも京王線沿線にはのどかな畑が点在します。昔は一面の田園風景だったのでしょうが、都市化によって畑がつぶされ、宅地化された様子が見てとれます。よく見ると、畑には野菜より植木が多く植えられているのに気がつきます。丹精込めて育て上げた肥沃な土に、生命力溢れる植木を植えるのですから育つ筈です。もったいない気もしますが、畑の中に満開の梅の木を見るとなんとなく心が和みます。
京王線の沿線にはきれいな住宅地が多く、その上駅の近辺には大きなお店が充実していて、とても住みやすそうです。また、武蔵野の自然の面影も色濃く残っています。反面、府中はもう遥か昔の事件になりましたが『3億円強奪事件』と、ダービーや天皇賞などの競馬が開催される『府中競馬場』で知られています。府中駅のひとつ手前の東府中からは競馬場前行きの支線があります。下りの電車だとここでおじさん達が気迫をもって新聞を手に握り締め降りていきます。反対側のホームを見ますと、どことなく肩に力の入らないおじさん達が上り電車を待っています。未だ昼前の時刻なのに。。。
京王府中駅前には、北側と南側に高架の広場があります。かなり大規模です。この広場を使うと駅前にあるいろんなお店にそのまま行けます。とにかく駅前にお店が沢山集まっていて買い物がしやすい便利な街なのです。南口広場の先には伊勢丹があります。伊勢丹は首都圏を始め、関西などにも出店していますが、府中にあるとは知りませんでした。中に入ってみますと、全館がとてもきれいなのに驚きます。お目当てのお酒売り場は地下一階にあります。同じフロアにスーパー形式の食品売り場があり、こちらも食品の種類が豊富で新鮮かつ結構安いです。お酒のコーナーは地下一階の文字通り隅っこにあります。名門デパートらしく、売り場はゆったりとして選びやすくレイアウトされています。棚にはA型かと思われるくらいにきちんとワインが並べられています。さすがにかなり高級な品が多いようです。
ボルドーワインのセールがあっていて、なんとかセラーの145周年記念の赤ワインが魅力的だったのですがちょと高かったので残念ながら買えませんでした。私のお目当ては日本では未だ珍しいグルジアのワインでした。これは府中近郊にお住まいのある方から教えて頂いた珍しいワインです。棚には紅白揃えて並んでいました。雛祭りではありませんが、これは是非とも買いましょう。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。