阿佐ヶ谷・柳瀬屋



JR中央線の阿佐ヶ谷駅と直角に交わる『中杉通り』に沿って巨木が立ち並んでいます。まるで、太陽の陽射しをも遮るかのようです。そのせいか、東京の真ん中でありながら、どこか神秘的な雰囲気も感じられるのです。何年か前に、ある宗教団体がこの地に修行のための道場を開いたのも、なんとなく理解できます。街全体も落ち着いた住宅地なのです。そんな阿佐ヶ谷の街ですが、七夕の季節には大変な人出となります。仙台の七夕祭りもかくやと見間違う程の盛況です(仙台の七夕祭りはテレビでしか見たことはありませんが)。といっても、見物人のお目当ては、駅の南口から青梅街道まで中杉通りに沿って続くアーケード商店街でお買い物をすることのようです。この日ばかりはお店の前に即席のテーブルが置かれ、かき氷とか焼き鳥とかいったミスマッチな縁日っぽい食べ物が一杯に並べられます。こういう場所では何でもやたらと食べたがる子供たちや、こういう時ばかりは気前良く何でも買ってあげるお母さん達の笑顔を眺めながら人込みの中をぶらぶら歩くのもまた楽しからずや。。。です。

東急ストア横の北口ロータリーから中杉通りに平行して小さな商店街が延びています。中杉通りはバスやトラックなどがひっきりなしに走り落ち着いて歩けませんが、こちらはあまり車も通らずゆっくりお買い物ができます。柳瀬屋さんはそんな通りに面した酒屋さんです。日本酒の品揃えが大変に充実していて、かなり通っぽい方も足繁く通われるようです。ワインも安いものから高いものまで結構豊富に置いてあります。お店の中はよく整頓されていて気持ち良くワイン選びができます。また、このお店の冷蔵ケースはかなり巨大で、いろんなワインが詰め込まれています。見ているうちにキリリと冷えたCavaが目に止まりました。もう買うしかありませんね。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(白) スペイン: SARDA CAVA

『サルダ カヴァ』は、シャンパン製法で造られたスペインのスパークリングワインです。BRUT(辛口/2年間熟成)。

スペインのカヴァは大変に素晴らしい品質ながら、お値段は比較的安くとてもお買い得です。SARDAのレゼルバもありましたが、こちらは3年間熟成でした。お値段も少し高かったのでこちらにしました。これはちゃんとしたおつまみを揃えたいものです。それにしても、ラベルの絵が何となく意味深ですねぇ。。。

ずっしりとした重量感溢れるボトルから注がれたカヴァは、僅かに黄色がかった液体ときめ細かな気泡に生まれ変わります。気泡は直ぐに消滅し、残されたカヴァは殆ど味のない炭酸のような感じです。超ドライタイプといっていいでしょう。雨上がりの皐月の青空が広がったためか、5月の始めだというのに外は26度まで気温が上昇し、開け放った窓から流れ込む新緑の風は間近かに迫った初夏の到来を予感させます。このカヴァは、そんな季節の変わり目にふさわしいスパークリングワインといえましょう。











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