駒込・大安
東京で『つつじ』の名所といえば、つつじヶ丘もあるのでしょうけど、やはり文京区にある根津神社ですね。5月のGWの頃地下鉄千代田線の根津駅を降りますと、不忍通りの狭い歩道は老若男女で溢れかえります。根津駅の出口から5分ほど歩く間にある昔ながらのお店もかき入れ時とばかり、声を枯らしてお客さんを呼び込みます。人込みをかき分けてやっとのことで根津神社に辿り着きます。根津神社は不忍通りから50mほど入った住宅地の中にあります。定かではありませんが意外と敷地は広いようです。でも平坦な地形ではありません。小さな丘のふもとに神社を造ったという感じです。もし平坦な地形に神社を造ったのなら、つつじもこんなに自生することもなく、従って根津神社もこれほど知られることはなかったでしょう。幸いなことに丘の斜面がつつじにとって好都合だったのか、毎年この季節になるとつつじが咲き乱れ、そのつつじが信心深い人もそうでない人もここにお参りに来たいという気持ちを呼び起こすのです。
でも、信心深くない人にとっては『花より団子』なのか、境内ではお茶とお饅頭が売られています。ちょっと歩き疲れたので一休みしましょう。近所の氏子さん達がお手伝いされているのでしょうか、売店には慣れない様子のおばさん達でいっぱいです。とりあえずお饅頭を買うことにしましょう。蒸篭には蒸しあがったばかりの美味しそうなお饅頭が一杯です。さすがにワインは置いてないので、せめて『酒まんじゅう』を頂きましょう。サービスの熱いお茶と一緒にお饅頭を頂くと、5月の連休とはいえちょっと冷えた体を暖めてくれます。一休みした後はせっかくですから本堂でお参りしましょう。初詣の次も初詣とならないよう、せめて年に2回位はお参りしたいものです。本堂を抜けるとそこはまるで縁日ジョータイです。定番のお好み焼き・たこ焼・イカ焼きの『焼きもの3兄弟』、金魚すくい・射的・人気アニメの面、その他もろもろあり、見物人はつつじそっちのけで楽しんでいます。その中にとても珍しいお店を見つけました。『餡餅(シャー・ビンと読むらしいです』という、巨大餃子のようなものです。ちょっと見ると鉄板の上で平べったいお餅をやいているように見えますが、中には挽肉のあんが入っていてなかなかクセになる味です。その場で焼きたてを食べると中のジューシーな肉汁がピーッと口の中に飛び出して火傷状態になりますので注意して下さい。このお店は普通のお祭りではあまり見かけないようなので、もし見つけられたら是非お試しあれ。
つつじ祭りの後は本郷通りに沿ってぶらぶら歩きます。連休中のせいか人も車も少ないようです。この辺りには沢山のお寺があり独特の景観です。その中に、『吉祥寺』という名前を見つけました。なんでも、このお寺が移転(分家?)して、今の吉祥寺の名前がついたのだそうです。とすれば、若者の住みたい街のナンバー1であるジョージのルーツはここにあったのですね。本郷通りに沿っては沢山のマンションが建っています。どれもスリムですが、なかなか高級そうなイメージです。お寺も沢山あることだし、いっそのことお寺の上にマンションを建て、『ゆりかごから墓場まで』をキャッチフレーズにして売り出したら如何なものかとバカなことを考えながら歩いていきますと、六義園の辺りになにやらお酒の文字が躍っています。どうやらお酒のディスカウント店のようです。立ち寄ってみましょう。中は結構大きくてお酒なら何でも揃っています。ワインもかなりな種類があるようです。こんな文京の都心にもお酒のディスカウント店ができるようになったんですね。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (白) ドイツ: BARON LUDWIG ZELLER SCHWARZE KATZ QbA BLUE BOTTLE (1997)
- 『バロン ルードヴィヒ ツェラー シュヴァルツェ カッツ QbA ブルーボトル』は、ドイツのモーゼル川流域にあるツェル村で造られました。ミュラートゥルガウとリースリングの葡萄を使い、鮮やかなブルーボトルに詰められた豊かな香りとすっきりした酸味が特徴のワインです。5℃ー7℃が飲み頃です(冷やし過ぎにご注意下さい)。オードブル、シーフード、軽い鶏料理などに良く合います。
モーゼルの猫にもいろんな表情がありますが、このワインのラベルの猫(の親子?)はレディ・カッツのようです。味も良さそうですが、私はこのカッツに引かれました。。。
モーゼルワインの特徴はそんなにないですね。僅かな酸味とほのかな甘みはあるのですが、キレがイマイチのようです。アルコール度数はちょっと低めですので割とすんなり飲めます。手軽なテーブルワインとしてお楽しみ下さい。
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