京橋・酒の河内屋 ワインヴレッジ





『週刊現代ワイン』シリーズ第七弾です。そろそろシリーズも最終回のようです。

週刊現代の紹介文には、地下鉄京橋駅を降りて直ぐ。。。と書いてありました。例によって番地を頼りに探します。2丁目6番5号ね。。。フンフン。。。と駅のまわりを歩きましたがそれらしい看板は見当たりません。明治屋とか、メルシャンとか、はてはセイコーのお店とか、いろいろありますが肝心のワイン・ヴィレッジは見当たりません。おっかしいなぁ。。。と2−3回ぐるぐる回った後でよくよく紹介文を見たら、京橋2−6−5でなく八重洲2−6−5でした。。。

気を取り直して今度は真っ直ぐ東京駅の方向を目指します。幾つかの裏通りを超えると左手にお酒の看板が見えます。とても小さなお店ですが、名前を確かめてみますとピンポン!ワイン・ヴィッレジです。早速お店の中に入ってみましょう。ここは超ロング鰻の寝床のようです。入り口は狭いのですが、中はとても奥行きが深くて結構な広さです。その広さに負けないよう、これまたおびただしい数のワインボトルが並んでいます。壮観です。このお店はナント葛西にある河内屋さんの系列店のようです。お店番のおばさんは単なるパートさんでなく、河内屋さんの身内の方か信任厚いアドバイザーの方なのでしょう。割とワインのことにも詳しそうで暫く会話が弾みました。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) ウルグアイ: LOS MEDANOS TANNAT MERLOT (1996)

Les deux cepages qui composent ce vin, le Tannat et le Merlot, donnent a celui-ci des aromes de cassis et une robe violacee. Eleve en futs de chene pendant plusieurs mois, ce vin developpe une bouche ronde aux tanins reglisses. Los Medanos accompagne parfaitement les viandes rouges, les volailles, les grillades et le fromage. A servir entre 18-20℃.

ついに、私のHPにウルグアイのワインまで登場してしまいました。でも考えてみたら、ウルグアイも南米の国でチリにも近く、ワインを産してもちっともおかしくありません。ただ珍しい国のワインというだけでなく、このワインには何となく威厳が備わっています。色も本格的なボルドーと変わらぬ素晴らしい深みがあります。お店のおばさんもちゃんと味わった上で、その美味しさに惚れ込みはるばる地球の反対側から輸入されたのだそうです。とても期待できる赤だと思います。

このワインは南米産なので、飲む前はチリのワインに似ているかなと思っていましたが、かなり違いますね。ウルグアイのワインは始めて飲みましたが、非常に落ち着いた奥行きのある素晴らしい味です。ボルドーのグラン・クリュー級にも匹敵する美味しさです。感じもフランスのワインに似ています。単に重いとか渋味があるとかでなく、軽い中に複雑で奥行きが感じられるのです。赤はどうも。。。とおっしゃる方には是非飲んでみて頂きたいお勧めのワインです。





(赤) メキシコ: SAN ISIDRO

La viticulture mexicaine a ete developpee par Cortes des le 16eme siecle, grace a l'implantation de vignes originaires d'Espagne. Eleve dans la Vallee de Guadalupe, le San Isidro est issu de Cabernet Sauvignon et de Merlot. Les mexicains le degustent habituellement sur leurs specialites, telles que les Tacos ou le Chili Con Carne. D'une couleur pourpre profonde, le San Isidro presente des aromes de fruits rouges et de vanille qui se marieront idealement avex vos poulets grilles, vos viandes rouges et grillades.

何のことやらサッパリ分かりませんが、とにかくメキシコ産の本格的な赤ワインのようです。以前飲んだ軟弱な白ワインとは違い、これなら世界中どこに出しても遜色のない素晴らしいワインのようです。今度こそ、ビバ・メヒコ!

驚きました。 メキシコ産の赤ワインって凄いものです!かなり渋味も感じますが、味とかコクとかの全体のバランスが非常にいいためにちっとも違和感を感じません。ボルドーやチリなどの赤と比べて多少軽いかな?と思う面もありますが、このバランスの良さは大したものです。『えぇ。。。メキシコ?』とおっしゃらないで是非この素晴らしいメキシコの赤を堪能して下さい。





(赤) モロッコ: DOMAINE DE SAHARI VIN DU MAROC GUERROUANE (1996)

Une terre de tradiition, un climat privilegie, un vin de caractere. La vigne est implantee ici depuis les romains. Charmes par cette tradition et la qualite exceptionnelle de ce terroir, nous avons voulu apporter au Domaine de Sahari tout notre savoir-faire. Guerrouane est une veritable appellation d'origine et le Domaine de Sahari y possede les meilleures terres. Situe au pied de L'Atlas a 600 metres d'altitude, il beneficie d'un climat privilegie qui donne au vin son caractere original : nez puissant, epice, rond et charnu, harmonieux en bouche. Goutez-le entre 16℃ et 18℃ avec un plat legerement apice : tajine, couscous, paella et dites-nous ce que vous en pensez.

この解説も意味がちっとも分かりません。でも、北アフリカからフランスを経由してはるばる日本に届いた珍しくも貴重なワインです。大事に味わいましょう。

このワインには素晴らしい芳香があります。モロッコはフランスとのつながりが深いのか、ワインの味もフランス風です。特に、この赤ワインはマイルドな中にも繊細な深い味をしており、モロッコ産という未知のイメージからくる不安は飲んだ瞬間に完全に払拭されてしまいます。どういう訳か、ウルグアイのワインに近い味なのです。ひょっとして、同じ祖先なのでしょうか?それにしても、サハリという言葉には何かしら神秘的なイメージがありますね。



(赤) ポルトガル: SANTA JOANA BAIRRADA (1995)

Produced mainly with the Baga grape, traditional from the Bairrada region. Very distinct, good tannins, perfect with food.

ポルトガルといえば、マテウス・ロゼかポルトワイン。。。と思っていましたが、これは実に本格的な赤ワインのようです。私はポルトガルの地ワインには隠れた名ワインがあるのではないかと思っています。期待しましょう。

何故か、欠番。。。











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