横浜ベイサイドマリーナ・SPARK EXCHANGE





横浜はダイナミックに変化しています。中でもランドマークのあるMM21は、最近大観覧車がリニューアル・オープンして子供さん連れのファミリーで大変な賑わいようです。ここにあるクイーンズ・スクエアには以前成城石井さんを訪ねてはるばるやってきましたが、今回は大規模なワインショップができたとかで再び訪れてみました。場所が分かりませんので、案内所のお嬢さんに聞いてみましょう。『もしもし、ちょっとお尋ねしますが、最近大きなワインショップがオープンしたそうですけど、何処にあるのでしょう?』。案内のお嬢さんは暫く考えた後で『そのようなワインショップは開店しておりません!成城石井ならワインが豊富に揃っております。』。私『(内心変だなと思いつつ)そうなんですかぁ。。。すみませんでしたぁ』といったん諦めます。

案内所を出ますと、壁に何やらチラシが張り付けられていました。よくよく見ますと、新杉田駅から2駅目にベイサイド・マリーナが。。。あっ、この名前だと初めて気がつきました。先入観のあったMM21でなく、ベイサイド・マリ−ナにあったのです。新杉田駅なぞ聞いたこともありませんが、とにかく行ってみましょう。その前に腹ごしらえ。。。とMM21内のテラスのあるレストランに入ります。うまい案配にテラスの席につくことができました。シアトルにあるお店の系列らしく、店内もサービスの方もとてもアメリカンなスタイルです。せっかくですから奮発してダンジリン・クラブを丸ごと頂きましょう!ビールは勿論シアトル産の地ビールです。大きなお皿に盛られてきた蟹は確かに豪華で食欲をそそります。でも、肝心の甲羅の中には何も入っていません。ちょっとガッカリですが、程よくガーリックと香草を取り込んだソースはなかなかのものです。はたから見ますと午後遅い時間とはいえ、昼間っから皐月の風をめで、少しですがビールを飲みながらダンジリン・クラブを頂くなんぞ、あまりにも贅沢に感じられたでしょう。



蟹に悪戦苦闘していましたらえらく時間を食ってしまいました。また桜木町駅へ戻って根岸線に乗ります。新杉田駅は磯子の次にあって電車の本数も大分減ってしまいます。新杉田で降りますと、改札口からショッピング・ゾーンが続きます。ここから八景島まで、横浜シーサイドラインが走っています。新橋と新都心を結ぶゆりかもめと同じ構造の軌道バスです。建設費が高沸したのか、運賃は驚くほど高いです。ベイサイド・マリーナは新杉田駅から僅か2駅めの鳥浜駅から歩いて5分位のところにある巨大アウトレット・ショッピングゾーンです。駅を降りてもダイクマの看板が見えるだけでまわりは倉庫や工場、それにマリーナになっています。案内板に沿ってお洒落な歩道を進んでいきますと、ぞろぞろ若いカップルが歩いてきます。どうやらアウトレット・ショッピングからの帰りのようです。それにしても大変な人数です。ベイサイド・マリーナに着きますと、そこはもう日本ではありません。横文字が氾濫し、入り口の激安のジーンズ店では580円の有名ジーパンが売られています。更に進みますといろんなお店が軒を連ねています。中庭には、オーバーハングも付けられたロッククライミング用の人工壁が作られており、誰でもチャレンジできます。単にお買い物だけではなく、遊びに来るだけでも楽しいところです。



そんなショッピングタウンの一番奥にスパーク・イクスチェンジがあります。ここはアウトレットとはいっても、安いワインだけでなくタイユバンのような高級ワインも扱っています。とにかく圧倒的な数のワインが店内にひしめいているのです。奥には最新の空調設備を備えた大きなワイン・セラーがあり、この中を見て回るだけで目が回ってしまいます。疲れもあったのですが、さすがに他のお店のように一本一本見る気力はなくなっていました。





私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) イタリア: MARANO VALPOLICELLA CLASSICO SUPERIORE D.O.C. (1996)

『マラノ』は、1772年以来、厳選された葡萄畑から素晴らしいワインを産み出しているボスカイニ社より、マラノヴァレイのマイクロエリアで収穫された葡萄を使って醸造されたワインです。フルーティ、デリケートかつベルベットのようなボディーで、アンティ・パスタ、パスタ料理、ローストした鳥料理に良く合います。18℃でサーブして下さい。

この巨大なお店では、ワインのお勧めランキングが掲示されていました。上から順に見ていったのですが、上位はそこそこのお値段でしたので結局4番目のこのワインに落ち着きました。勿論、2000種のワインの中の4番目という訳ではありませんが、まずまず期待しましょう。

イタリア産のワインらしく、軽くて飲みやすい赤です。キャンティ・クラシコと同じような味と想像されればいいでしょう。ただ、少し渋味が強調されているように思います。それだけ大人の味といえるかもしれません。この巨大ディスカウント店のお買い得ワインの第四位というのも頷けます。春から夏にかけての、赤から白への移行期にはピッタリのワインといえます。





(白) カナダ: PLAISIR D'AMOUR HAUTES TERRES

[ワインの特徴]

[フランス語]Vin blanc sec, bien equilibre Robe jaune pale claire et brillante. Aromes legers et frais.

[イギリス語]Dry white wine, well balanced. Brilliant clear yellow colour. Light and fresh aroma.

[良く合うお料理]

[フランス語]Crustaces, fruits de mer, poissons grilles, volaille, veau, pates avec sauce blanche et fromages doux.

[イギリス語]Seafoods, grilled fish, poultry, veal, pasta with white sauce and mild cheeses.

カナダのケベック州産の白ワインです。カナダでは法律により、全ての表記についてフランス語と英語による併記が義務づけられているそうです。複合民族国家となると、こういう細かな点にも配慮しないといけないようです。民族の血はワインよりも濃いのでしょうか。

カナダの白ワインはそんなに甘くありません。辛口とも違う独特の味です。少し酸味も感じられます。緯度が高い分、葡萄の木にとっては厳しい生育条件になるのでしょう。でも北の大地には太陽の恵みは少なくても、ワイン造りの熱い情熱があるようです。















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