武蔵浦和・リカー&グロッサリー T&T
武蔵浦和駅前には幾つかのショッピング・ゾーンがあります。お馴染みのSATY食品館もありますが、やまいちさんの帰り道にバス停までの道を間違え、梅雨とは思えないカンカン照りの中を汗だくで駅まで戻って来たのでさすがに疲れました。残念ですが今回はパスします。その代わり、埼京線の高架下に見つけておいた『生活彩食館アンサー』に入ります。入り口横には美味しいパンで有名なアンデルセンのお店があります。ここは食品を中心にした専門店街のような感じですが、オープンな配置になっているのでデパートの食品コーナーのような感じです。一番奥の一画には、『澤光』、『ニュークイック』、それと名前は忘れましたが魚屋さんが入っています。何処で買ってもレジは共通なのでとても便利です。品物も激安で武蔵浦和にお住まいの方が羨ましくなります。
生活彩食館は2つの建物に分かれていて二階の通路でつながっています。案内図を見ますと奥の建物でお酒を売っているようです。疲れた体を引きずって行ってみます。ありました。でもかなり分かり難い配置です。このお店がもっと人通りのある道に面していたら、もっと繁盛するのではないかと勿体無い気がします。それほど凄いワインの数でかつバラエティに富んでいるのです。開店してから日が経っていないのか、お店の中はピカピカです。スペースも広いのですが、今まで見た酒屋さんの中で一番ゆったりとワインが並べられています。単純に国別だとかの配置でなく、何かしらテーマを付けてまとめておいてあります。それに、解説のラベルが充実していて内容がとても面白いのです。このカードを読んで見て回るだけでも楽しい一時が過ごせます。すごく安いワインもあるのですが、高級なワインも置いてあります。単に高級なだけでなく、つい『買ってみようかぁ!』と思う程魅力的な紹介カードが付いています。曰く、『このシャンパンは、モナコ公国の公式晩餐会にのみ供され、年に僅か2000本しか造られません。。。』、『このワインは、日本では銀座XXXと神戸YYYにしか売られていません。。。』、『セギュール男爵は、。。。』。
この他に、イスラエルとかカナダとか、珍しい国のワインも置いてあります。おつまみも充実していて、お酒を買うという以上に面白いお店でした。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (白) フランス: ROYAL MONACO PETILLANT DU CHENE
- フランスのロワール河流域にある4大ワイン生産地のひとつで造られた発泡性白ワインです。『ヴァン・ムスー』は、シャンパーニュ地域以外で造られた『シャンパン』の別称です。温和な気候で農産物に恵まれた『フランスの庭』と呼ばれるロワール河口で造られたヴァン・ムスーは、とても口当たりの良い辛口白ワインです。お祝いやアペリティフに最適です。よく冷やしてお飲み下さい。
モナコ公国で公式な晩餐会に供されるシャンパンは、ドンペリをも超えるという逸品ですが、このワインも一応モナコ公国公認のワインとのことです。公式晩餐会用は一本7000円から2万円近くで売られていましたが、年に僅か2000−3000本しか造られないとのことですから非常に貴重なものです。特別な日には奮発してこれ位のシャンパンを頂きたいものですね。それ以外の日には、普段着でこのヴァン・ムスーを楽しみたいものです。勿論おつまみはちょっと贅沢にしてね。。。
ふーーーむ。。。ちょっと期待が大き過ぎたかな?公式な晩餐会に供されるシャンパンはそれなりのお味がするのでしょうけど、これは極普通のお味でした。確かにグラスに注いだ瞬間にきめ細かな無数の泡が生まれ、すぐさま無色透明な液体に変わっていくのですが、味に今一つインパクトがないのです。甘口のシャンパンは適度な甘さがあれば冷やすことによってそれだけで美味しく感じるのですが、辛口になるとその実力がもろに出ます。何故なら、辛口のシャンパンもしくはスパークリングワインには甘さという鎧がないため、ストレートに本来の味が出てしまうのです。このワインももう少し甘さを強調したらどうなったでしょうか。。。
- (白) フランス: MARIE LAURENCIN (1998)
- フルーティな味覚、程よい酸味の軽快な喉越しが特徴です。アルコール分も高く、飲みごたえがあります。5℃前後に良く冷やしてお飲み下さい。やや辛口で、魚料理やパスタ料理にピッタリです。
Fontaine de la LAUZADE
1998
COTES DE PROVENCE
Il enlaca les epaules de Marie et embrassa ses paupieres remplies de larmes. "Tes larmes, je vais desormais toutes les boire." La bouche du garcon effleura ses paupieres et, tout en hesitant, il rejoignit sa bouche. Un instant apres, Marie la sentit se remplir d'une grande chaleur. Ah, et, dans son emoi, elle entendit soudainement le son des cloches de l'Eglise Saint-Louis qui commencerent a sonner. Etait-ce deja l'heure de la messe du soir? Un son limpide, une resonance eclatante. Ces cloches semblaient la soutenir et lui donner courage.
プロヴァンスの白ワインは、自由が丘のマリ・クレール祭りで飲みましたが結構辛口の大人の味でした。これもなんとなく同じような気がします。それにしても、プロヴァンスの名前が付いているだけで直ぐに手が出てしまいます。ああ、憧れのプロバンス!
甘みは殆どありませんね。かなり酸味が感じられます。でも、洗練されたフルーティな酸味と違って素朴な感じです。何となくプロヴァンスの雰囲気というか、風土が想い浮かびます。この上は実地に確かめねばなりませぬ。。。
- (白) カナダ: PELLER ESTATES OAKRIDGE CHARDONNAY
- 『ペラーエステート オークリッジ シャルドネ』は、カナダ産の辛口の白ワインです。
Peller Estates Oakridge Chardonnay is a wine with clean bright aromas of pear and apple, accompanied by subtle hints of sweet butter and light oak. It has a good balance and a crisp finish that fashions it as the perfect accompaniment for seafood and fish or other dishes that have a natural richness.
とにかく、このお店には珍しいワインが沢山あります。どれを選ぶかかなり迷いましたが、カナダのオンタリオ州産のワインということもあり、つい買込んでしまいました。とても上品な外観をしていて、多分味も素晴らしいのではないかと思います。よーーーく冷やして、スモークサーモンかストーンクラブと一緒に頂きましょう!
カナダの白ワインには、あまり特徴的な甘みとか酸味は感じられません。このワインは辛口ということですが、ドライなタイプというより素朴な味を感じます。シャルドネ種ですが、ヨーロッパの味とは随分違いますね。スコッチとバーボン位には好みが分かれるかもしれません。スモークサーモンかストーンクラブと合わせたら良かったかもね。。。
- (白) フランス: ROYAL MONACO LES CELLIERS RHODANIENS
- 南フランスのラングドック地区で造られたワインです。ブルゴーニュ・シャブリ地区から南東フランスにかけてシャトーやドメーヌを持ち、厳選された葡萄を使っています。『Vin De Pays』は、渋味があり、大変コクのある力強い赤ワインをいいます。『Vin De Table』は、サッパリしたフルーティな味わいの辛口の白ワインです。気軽にお楽しみ頂けます。
もう、モナコ!オナコ!モナコ!です。それにしても、このお店には何でこんなにモナコの名前を付したワインが多いんでしょうか?
ラングドックのワインは、新鮮で明るい味がします。地中海を望む傾斜地で燦燦とした太陽を浴びて育った葡萄から造られるからでしょう。日本のジメジメした気候で飲むより、光輝くメディトリアンの波を眺め、民族的な調べの『アルルの女』でも聞きながら頂くと最高の味でしょうね。
本当は、マルセイユの名物料理のブイヤベースと合わせたいところですが、手抜きして蟹爪肉にしましょう。この蟹爪はズワイで、最近あちこちのスーパーで見かけますが、ダンジリン・クラブと匹敵する美味しさです。 お値段は数分の一ですので白ワインのお供にドウゾ。。。
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