エクスアンプロヴァンス・MONOPRIX





もと来た道に沿って車を引き返します。最初のロータリーまで戻って、更に直進します。どうやらこちらがエクスの街の中心のようです。やや道が入り組んできますが構わず車を走らせます。おや、南欧風の情緒ある建物が見えます。何でしょう?駐車場(今度は有料)に車を止めて建物を良く見ますと、これがエクスの駅舎でした!なかなかシャレた建物です。



通りすがりの方にお聞きしますと、ミラボー通りまでは直ぐとのこと。歩いていくことにします。何回か道を尋ねながら何とか大噴水ロトンドのある広場に辿り着きました。広場といっても、彫像と噴水を中心に据えたロータリーのことですが。このロータリーには幾つかの道路がつながっていて、その一つがミラボー通りという訳です。私はプラタナスの並木というロマンチックなイメージから、町外れの静かな散歩道位にしか思っていなかったのですが、どうしてどうしてこの通りがエクス一番の繁華街でした。それはさておき、このロトンドに面してお客さんで溢れるカフェがありました。皆さん、やや遅いランチを頂いているようです。とても暑かったので、私もちょっとアイスクリームでも頂きましょう。本当は他のお客さん同様、ビールかワインでも飲みたかったのですが、今回は飲酒運転は控えようと決心してきたので軟弱にも日本でも滅多に食べないアイスクリームを頂きます。フランスの何処に行っても、都会だろうと田舎だろうと、人々は屋外で食事することを好みます。お昼時に街中を歩けば、屋外に並べたテーブルはお食事とワイン(またはビール)、それにお喋りを楽しむ老若男女で一杯です。私も木陰のテーブルに座ってアイスクリームをパクつきます。美味しいですね!果物の入ったパフェの感じですが、そんなに甘くなくて男の人でも食べれます。ちょっと座って冷たいものを食べたらまた元気が出てきました。



噴水のまわりには近郊へのバス停やツーリストのための案内所、それに劇場などがあります。歴史ある街の割には整然とした町並みでとても清潔です。



ぐるっとロータリーに沿って歩き、ミラボー通りに入ります。確かにプラタナスの並木道です。南仏でありながら、どこか寒冷地の木々を連想させます。枝が木の高い部分に揃っているためか、とてもセンスがあります。ミラボー通りは真っ直ぐな道なので入り口から見ますとまるで遠近法の見本のようなものです。



プラタナスの木々がつくる緑の木陰は格好の散歩道でもあります。


ミラボー通りの片方は銀行とかオフィスとかお菓子屋さんとかがあって、歩道も広々しています。ところが反対側は、カフェのオンパレードです。午後も3時近くだというのに、カフェは何処も人で溢れています。歩道の半分位までテーブルが並べられているので、ついテーブルの上のお料理に目がいってしまいます。こうやって日がな一日のんびりと通りでも眺めながらワインを飲んでいたら天国ですね。



こちらは閑散。。。  こちらは賑やか。。。


ミラボー通りには有名なお店が沢山あるのですけど、『カフェ・レ・ドゥー・ギャルソン』もその一つです。なかなか歴史あるカフェで賑やかなミラボー通りの中でも一際目立つ存在です。この地の出身である画家のセザンヌもここで絵の構想を練ったのでしょうか?それともワインに酔ったのでしょうか?どうせならここでランチをとれば良かったと思いながら駐車場まで戻ります。。。



と、何かデパートらしき大きなお店があります。一階は(フランスではグランド・フロアといって、0階になるようですが)衣料品などがありますが、地階は食料品売り場になっているようです。ちょっと入ってみましょう。地階はかなり広く、食料品なら何でも揃っています。ワインも山のように置いてあります。デパートには珍しく、お魚の独立した売り場があります。どれも新鮮で、お刺し身にも十分使えそうです。さすがに、お魚は買いませんでしたが、しっかり地元エクスのワインを1本ゲットしました。さあ、次はビゼーもゴッホも虜にしたアルルに向かいます!

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(ロゼ) フランス: DOMAINE DE BEAUVEZET (1998)

Sur les derniers contreforts des alpilles, ce domaine fortifie du XIe siecle fait naitre de ses coteaux un vin puissant et genereux qui reflete un long passe charge d'histoire. Au pied du chateau de la derniere reine de Provence, il apparait comme le gardien des traditions Provencales. Cepages: grenache - cinsault - cabernet.

このワインもいかにもエクス産らしいいいロゼ色をしています。裏の地図では、アヴィニヨンとエクスの中ほどにあるLAMANONというところで造られたようです。どうせなら立ち寄ってみれば良かったですね。

このワインも旅の途中で飲んでしまいました。カンヌのホテルで飲んだのですがどんな味だったのか覚えていないのです。でもラベルだけはちゃんと手元にあります。。。













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