ナポレオン街道・RELAIS DE L”ARTUBY
ヴァレンソールを出てからしばらく車を走らせますと、やがて山間にさしかかります。これからの山岳ドライブに備えてワインを。。。でなく、ガソリンを補給しておきましょう。小さなガソリンスタンドに停まりますと、お店のご主人らしいおじさんが出てきて親切にもガソリンを入れて下さいます。さすがに、日本のように窓ガラスを拭くことはしません。実はフロントガラスにはいろんな虫の衝突した痕跡が残っていて結構運転しずらいのです。まあいいか、とスタンドを離れます。スタンドの脇の小さな庭では、奥さんでしょうか、木の下にテーブルを持ち出してトマトか何かを小さく切っています。ランチの支度なのでしょうね。
さて、山道ではあっても、きれいに舗装された道路をノロノロと登っていきます。後から後から車が追い抜いていきます。そんなことはあまり気にしないで、外の景色を眺めながら更に山を登っていきますと、急に眼下に大きな湖が見えてきました。それにしても大きいですねぇ。。。まるで海のようです。このあたりがグランドキャニオンの入り口でしょうか?ちょっと湖まで降りてみましょう。日本は四方を海で囲まれていますので、海水浴場には不自由しません。それに湖の水温は一般に夏のシーズンでもかなり冷たいのであまり湖で泳ぐことはしませんが、さすがに南仏のこと、この陽射しでは水温もかなり上がっているようです。湖には甲羅干しをする若い女性や、元気よく泳いでいる子供たち、それに足漕ぎボートを楽しむ家族連れなど、こんな人里離れた場所にありながら結構賑やかです。
ちょうど立ち寄ったところが湖の端っこにあたっていたようです。湖の反対側は遥か湖面が続いています。対岸にも海水浴場が見えます。潮風は感じませんが、強烈な陽射しで頭がクラクラします。売店でジュースを買って喉の渇きを癒します。泳ぎもしないのにあんまり長くいても仕方ないですね。グランドキャニオンに行きましょう。
湖に別れを告げて本格的な山道に入ります。くねくねと曲がった細い道ですが、舗装はちゃんとしてあります。私が坂を登り始めるとあっという間に後続の車が溜まってしまいます。抜こうにも道が狭くて抜けないのです。ちょっと平坦な広いところに出ますと皆んな一斉に私の車を抜き出します。抜かれつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げていく間にかなり高い場所まで来たようです。展望台でちょっと停まって、底知れぬ深さの谷に架けられた橋の上から恐る恐る谷底を見下ろしますと背中がゾクッとしてきます。なによりの清涼剤です。
何回も車を停めて谷底を見ているうちにちょっと飽きてきました。先を急ぎましょう。グランドキャニオンを降りて行きますと、段々と道は平坦になってきます。そのうちにT字形に道が交わりました。右に進むとカンヌ、左に進むとグルノーブルか何処かに行きます。車は右に折れてカンヌを目指します。。。と、と、ナポレオン街道に入った途端に、農家の露店でしょうか、道端にテント張りの売店があります。ツ・ツ・ツーーーと通り過ぎたのですが、どうも気になってまた引き返します。露店とはいっても、結構な品物が並べられています。ワインは勿論、パンやチーズ、パテに生ハムにソーセージ。。。等々、ワイン好きな方にはとても魅力的な品々です。おっと、アイスクリームもありましたぁ。。。
露店とはいっても、普通のお店ではなかなか手に入らない珍味があります。葡萄の葉っぱならまだしも、柿の葉に包んだチーズなどは滅多に見られません。中にはその日に出来立てのチーズもありました。それにしてもいろんなチーズがあるもんです。ソーセージも負けず劣らず沢山の種類があります。カビのふいた真っ黒なサラミがとりわけ興味を引きました。赤ワインのおつまみに買っていきましょう。一本では多すぎるので、半分位になっているのを選び、スライスして下さいとお願いしたら、お店のお兄さんはちゃんとカッターできれいに切ってくれました。ちなみにサラミの名前は、”Saucisson FabricationArtisanale”といいました。ケースの中には、何種類かのパテが売ってありました。どんなものかなとは思いましたが、アヒルの内臓のパテを買ってみました。これはカンヌのホテルの部屋でエクスのロゼと一緒に食べたのですが、超濃厚な味で最高に美味しかったです!
ナポレオン街道で思わぬ買い物をしていたら5時近くになってしまいました。さあ、楽しかったプロヴァンスの旅に別れを告げ、次の訪問地コートダジュールに急ぎましょう!最初の訪問地は避暑地としても映画祭の舞台としても有名なカンヌですぅ!
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) フランス: COSTES-VERDON (1994)
- 説明はよく分かりません。。。
やはり、買うなら地元のワインですよね。Verdon地方は、ナポレオン街道に来る途中で通った湖のあたりに位置するようです。結構近いですね。殆ど地ワインといった感じですが、それもまたよし。。。
色は割と濃く、重そうに感じたのですが、意外とカルカッタ。。。暑い夏の昼下がり、ひやむぎを頂きながらアクセントに飲んだらこれが結構よく合いました!でも、あのお店のご主人は、日本人がまさかひやむぎと一緒にワインを飲むとは夢にも思わなかったでしょうね。
Le Costes-Verdon est elabore a partir de cepages mediterraneens, cultives sur un terroir argilo-calcaire riche et ensoleille, proche des Gorges du Verdon.
BLANC
Cepages: Ugni blanc, Rolle.
Ce vin blanc d'une teinte franche aux reflets verts
S'exprime par des notes florales.
Marque par sa fraicheur, sa vivacite, il se caracterise
par des aromes d'agrumes avec finesse, rondeur et gras.
ROSE
Cepages: Grenache, Syrah, Cinsault.
Ce vin d'un rose vif, se caracterise par des notes fruitees.
Frais, harmonieux, il laisse apprecier
des saveurs du terroir.
ROUGE
Cepages: Carignan, Grenache, Syrah, Cinsault.
Ce vin rouge se caracterise
par sa teinte puissante grenat intense.
Ses aromes de fruits murs, meles aux senteurs de
garrigue, laissent decouvrir un vin puissant,
ample et souple.
"LES VIGNERONS DU VERDON"
●Barjols
La Bastide des Roseaux
Route de Tavernes
●Esparron
Cooperative vinicole
L'Esparronnaise
●Fox Amphoux
Cooperative Vinicole
"L'Union"
●Saint-Julien le Montagnier
Cave de Saint-Julien
●Tavernes
Cooperative Vinicole
"La Tavernaise"
Route de Montmeyan
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