香港・香港国際空港 FREE DUTY
帰路は、パリをお昼の13時50分に出て香港に翌朝7時30分に着きます。パリから香港まで12時間の空の旅です。これは結構疲れます。昔なら飛行機に乗っていること自体が楽しみでしたが、今は苦痛以外の何物でもありません。そんな乗客への心配りか、キャセイ航空の機内サービスには定評があります。乗務員の数が多く(私にはそう見えました)かつ若いので何事もスピーディです。ジャッキー・チェンのような身のこなしで乗客のお世話をします。もっとも、乗客の方も結構手がかかる人が多いようですけど。。。
機内の楽しみといったら、お食事にお酒に映画ですね。キャセイ航空の機内食は美味しいと評判ですが、さすがにエコノミー・クラスとなるとそんなに贅沢は言っておれません。仕方がない、ワインを楽しみましょう。。。普通、機内では300cc位の瓶に入ったワインが配られますが、キャセイ航空の場合は、フルボトルに入った赤・白のワインを、乗客毎にコップに注いでサービスします。『2本ちょうだい!』と言えないのが辛いところです。勿論、飲み干したらまた注いでくれますが、このタイミングが難しいのです。乗務員の位置を横目で見つつ、絶妙のタイミングで一気に飲み干します。このタイミングを外すと、せっかくのお食事がワイン抜きになってしまいます。
キャセイ航空のもう一つのユニークなサービスはカップラーメンです。日本の航空会社でも頼めば出してくれることもあるようですが、キャセイ航空の場合は凄まじい取り合いになります。パリ行きの飛行機で太ったおばさんが床に座り込んでカップラーメンを啜っているのを見て、まあそこまでやるか。。。と思っていたのですが、帰りの飛行機で誰かが配膳室からカップラーメンを貰ってきたら、さあ大変!あちこちからカップラーメン!の大合唱がおき、待ちきれない乗客は配膳室の前の通路に列をなします。私ものぞいて見たら、大きなプレートにカップラーメンがずらり。。。スチュアーデスさんは鼻の頭に汗をかいて大忙しでした。
昨年6月までは、香港の空の玄関は啓徳空港でしたが、1年前に郊外の海を埋め立てて新空港が開港しました。私は始めてこの新空港に降りたのですが、聞きしにまさる巨大さ!何しろ広いのです。あまりにもゲートの数が多く、かつ直線でつながっているので、飛行機が端っこのゲートに着くと、長い長い通路を歩かないといけません。
ワイン入れと化した15kgのずっしりと重たいバッグを抱え、この長ーーーい通路を歩くのは動く歩道を使ってもなかなか大変です。やっと乗り換え口まで来たと思ったらこんどは上の出発階をもと来た方向に戻る訳です。
でも、待ち時間を使ってレストランで簡単なお食事ができます。ここでのお勧めは、『鮮蝦雲呑麺(ワンタンヌードル)』といって、プリンプリンした海老入りの温かいラーメンです。飲み物は勿論、青島ビールです。新鮮な果物のカットもありますが、そんなに安くはないようです。
更に時間があったら免税店に立ち寄ってみましょう。普通、免税店は『Duty Free』といいますが、香港では『Free Duty』といいます。どっちが正統的な使い方なのでしょうか?
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) フランス: KRESSMANN MONOPOLE BORDEAUX (1996)
- En 1897, Edouard Kressmann, negociant bordelais et pionnier de l'cenologie, cree par assemblages successifs un nouveau Bordeaux blanc sec: "Kressmann Monopole Dry". Des les premiers mois, des centaines de barriques quittent le Quai des Chartrons pour embarquer a destination de l'Angleterre, de la Hollande ou des Etats-Unis. Quelques annees plus tard, fort de ce succes, Edouard Kressmann cree le Bordeaux rouge de Kressmann Monopole. Aujourd'hui, un siecle apres le premier "Monopole", les successeurs d'Edouard Kressmann selectionnent encore chaque annee une variete de crus complementaires qui serviront a l'assemblage du prochain millesime de Kressmann Monopole. C'est dans l'elevage des meilleurs crus en barriques neuves que Kressmann Monopole Rouge trouve son originalite, son elegance et sa complexite; la robe est pourpre a reflets tres legerement cuivre. Le nez fin et delicat precede une attaque souple et puissante aux tannins soyeux.
このワインは、免税店の店頭に今月のお勧めとして山のように並べてありました。何も香港まで来てボルドーのワインを買わなくても。。。と思いましたが、これも何かの縁でしょう。
ボルドーにしては、ちょっとコクが足りなかったですね。でもシンプルに、パンとチーズとこの赤ワインにしたら結構マッチしました。
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