大崎・MOTOMACHI UNION ゲートシティ大崎店
GLAYの唄に『グロリアス』というのがあります。
... 土曜の午後の青空と 生意気な笑顔達
あてのない景色をながめて 同じ地図描いてた
誰ひとり 別々のゴールに向かうこと サヨナラを
言葉にはできず はしゃいでる ...
あの当時が青春のグロリアスな日々だったかどうかは今となっては定かではありませんが、昨年から久しぶりに高校の同窓会に出るようになりました。最近ではどうか分かりませんが、昔はすし詰めのクラスが当たり前でそのせいかクラスにはいろんな個性を持ったお友達がいて結構一体感があったものです。でも、すし詰めで喜ばれるのはお寿司とお節料理くらいなもので、当時の担任の先生もさぞや大変だったことでしょう。それでも田舎ということもあってか、今の荒れた学校とは違って生徒は至極おとなしく、早弁(2時間目と3時間目の間の休み時間にお弁当を半分食べること。間抜けな生徒は授業が始まっても食べ続けて先生からえらく叱られた。。。)はやっても、勉強以外で迷惑をかけることはありませんでした。そういう意味ではのどかな時代だったんですね。
同窓会の場所は昨年と同じ銀座の居酒屋です。居酒屋とはいっても、広間が幾つもある大きなお店です。ここは北海道直送の新鮮な食材を使い、お値段は比較的安い上に内装はとても奇麗なので大変人気があります。銀座にありますので交通の便もよくクラス会を開くには最適な場所です。昨年は話に気を取られているうちに鍋にお汁を入れ忘れ煙感知器が鳴り出して一騒動を起こしましたが、今年も断られることなく受け入れて頂けたようです。
このお店は人気が高いだけに、宴会の時間制限は厳格に守らないといけません。今回は、大漁コースプラス飲み放題の豪華メニューです。先ずお決まりのビールで乾杯です。最初のお料理は『生ハムサラダ』と『牛肉黒胡椒和風煮』が出ます。テーブルの端っこに座ったせいか、この2皿で目の前には空きスペースがなくなります。牛肉にはやはり赤ワインが欲しいですね。聞いてみますと、1種類ですが置いてあるとか!早速お願いします。出てきたワインはデキャンタに入って銘柄は分かりません。隣の人は『これ、ボジョレー・ヌーボーじゃない?』なんていいますが、まさかねぇ。。。後でパンフレットを見ましたら『函館無添加コンコード』と書いてありました。時々酒屋さんで見掛けますが今までに飲んだことはありません。口に含みますと結構フルーティな味です。ここは食材だけでなく、ワインも北海道産に拘っているようです。続いて『タラバ蟹焼』が出ます。私はどうも蟹が苦手でちょっと敬遠します。でも、蟹のおかげで『刺し身6点船盛り』が遠くに置かれてしまいました。お刺し身がと、とれないっ。。。
その後は『特選寄せ鍋』が出ます。昨年に懲りたのか、お店ではお汁を入れなくてもいいように最初から具もお汁も全部入れてあります。後は、『カサゴの唐揚』、『白身魚(鰆)の紙包み蒸し』、『茶碗蒸し』と続きます。結構な量ですね。最後は特選『にぎり寿司(マグロ・ホタテ)』で締めくくりです。やっぱり『すし詰め』の思い出はお寿司で締めくくるに限ります。。。
一次会(居酒屋)・二次会(スナック)・三次会(うどん)と少々飲み過ぎ・食べ過ぎ状態です。翌日は日曜日。久しぶりに朝寝坊したら、外は冬晴れの素晴らしいお天気です。こういう日は燦燦とした太陽を浴びながらお散歩をするに限ります。当てもなく路地から路地へ歩いていくうちに品川の近くに出てしまいました。途中、面白い酒屋さんはないかと探したのですが生憎と見当たりません。今日は収穫ないかなと思っていましたら、以前行ったことのある大崎駅前の『グルメシティ』の前に着きました。その隣に何時の間にか『ゲートシティ』という巨大な建物が出来てるんですね!総ガラス張りの他を圧する雰囲気です。ちょうどマンハッタンのビルのような感じです。日曜日のせいか周囲は閑散としていましたが、建物の中から買い物袋を提げた方が出てこられます。ひょっとしたらと中に入ってみます。建物の中ほどに地下から広がる巨大な吹き抜けがあり、これを取り囲むようにしてレストランやコーヒーショップが並んでいます。広場では時々コンサートもやっていますので、コーヒーを飲みながら午後のひとときを優雅に過ごすことができます。
広場に面したカウンターでは、1杯350円で『ボジョレー・ヌーボー』が飲めるそうです。ちょっと興味を引かれてカウンターに近づいたら奥の方に何やらワインが並んでいます。オヤ!と思って中に入っていきますと、何とワイン・コーナーなのです。それも結構な種類が。。。これはビックリ&ラッキーですね!ボジョレー・ヌーボーを飲むのはそっちのけにして、早速ワインの並んでいる棚を見て回ります。新世界のワインの中に、東欧系のものが多いですね。フランスのワインは?と思いましたら、更に奥に立派なセラーがあり、ここにはフランス・イタリア・ドイツものを中心にして壁一面ワインが並んでいます。結構お手軽な品が多いですね。ワイン・コーナーは元町ユニオンというスーパーの一部だったようです。このお店は場所柄かとてもお洒落な雰囲気で、その上お惣菜が豊富です。どれも美味しそうですね!今夜は『牛肉のたたき』と『牡蠣フライ』で赤ワインを頂きましょう!
ちなみに、私の馴染みの『S・PARK』さんも同じ系列みたいですね。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) イタリア: CANNONAU DI SARDEGNA (1997)
- 『カンノナウ・ディ・サルデーニャ』は、サルデーニャ島が理想の栽培地といわれるカンノナウ種を醸したワインです。1年以上の樽熟成を経ています。熟したフルーツの香りを持ち、ボディのある豊かな風味が魅力です。辛口で程よい渋味があります。
本当はもっと安いワインを買うつもりだったのですが、どうもボトルを取り違えてしまったようです。でも、カンノナウ種の葡萄って初めて聞きました。結構面白いかもね。
イタリアのワインでは、サンジョベーゼ種の葡萄を主体に造られた赤ワインがよく知られています。軽くて飲みやすいタイプのものが多いのですが、このワインはカンノナウ種というあまり馴染みのない葡萄で造られているせいか、何となくイタリアのワインらしからぬ味をしています。かなり複雑な味をしていて、その上結構辛いのです。でも飲みにくいということはありません。むしろ、イタリアにもこんなタイプのワインがあったのか!と思えるような本格的な赤ワインなのです。目隠しして飲んだらフランスの有名ワインと感じるかもしれません。イタリアとフランスを三角形の底辺とすると、サルデーニャ島(州)はその頂点にあたります。地中海の真ん中に位置することから、イタリア本土とはまた違った気候・風土のためにこのようなワインができたのかもしれません。同じ島でもシチリア島(州)よりは本土から離れている分、独自のワインになったのではないかと思います。ラベルの絵が何となく神秘的でこの島自体がロマン溢れるワインの里のような感じがします。一度行ってみたいものですね。
- (赤) チリ: VINA OCHAGAVIA MERLOT/CABERNET SAUVIGNON (1997)
- 南米チリは葡萄栽培に最適な風土を持ち、優れたワインを産出することで知られています。19世紀中頃、シルベストーレ・オチャガビアはフランスに渡りワイン醸造を学んだ後、ヨーロッパ系葡萄品種を持ち帰り、チリに本格的なワイン造りをもたらしました。ビーニャ・オチャガビア社は、『チリワインの父』として敬われている彼が1851年に創業した由緒あるワイナリーです。『ビーニャ・オチャガビア メルロー/カベルネ・ソーヴィニヨン』は、2つの葡萄をブレンドしたバランスのとれたミディアムボディの赤ワインです。
ビーニャ・オチャガビア社のワインは以前にも飲んだことがあります。メルロー種のレゼルヴァはなかなかいい味だったように思いますが、グランレゼルヴァは勿体無くて未だ手付かずです。先にこちらを頂きましょう。
最近、チリのワインにご無沙汰しています。あんまり沢山の種類に出会えないということもあるのですが、一時はまったあのチリの赤ワイン独特の濃厚なコクになかなか出会えなくなったこともあります。私が思うに、コクには誰でも一口飲んで分かる美味しいコクと、暫く飲んでいるうちに段々と実感できる深い味わいのあるコクの2種類があるようです。チリの美味しい赤ワインは飲んだ瞬間にその濃厚なコクが味わえます。つまり、分かりやすいコクなのです。しかも、安いポピュラーなワインから中位のそこそこのワインまで、濃さに違いはあっても何がしかのコクがあるので、チリのどのワインを買ってもそんなに失敗しない訳です。そういう意味ではチリワインはあまりワインを飲んだことのない方にはお勧めだと思うのです。ところで、このワインはメルロー種とカベルネ・ソーヴィニヨン種というコクを産み出す2大葡萄品種で造られていますので結構期待していたのですが、まだ若いせいなのでしょうか、コクよりもドライさが目立ちましたね。外見で中味が窺い知れないところがまたワインの面白いところで。。。
- (赤) ハンガリー: CHAPEL HILL BALATONBOGLAR MERLOT
- 『チャペルヒル バラトンボグラー メルロー』は、バラトン湖南岸で栽培されたメルローから造られたミディアムボディの赤ワインです。果実味に溢れ、滑らかな口当たりとメルロー種らしいふくよかなまるみのある味わいです。肉料理・チーズと共にお楽しみ下さい。
Chapel Hill Merlot is an outstanding red wine of superb quality. It is made exclusively from the classic French Merlot variety grown along the southern shores of Lake Balaton, Europe's largest lake. Chapel Hill wines are produced by the Balatonboglar Winery, Hungary's premium winery. The label takes its name from the two small chapels, built on top of the village hill to commemorate freedom from Turkish occupation. Local tradition relates how the chapels watch over the local vineyards and protect the quality of the grape harvest. This is a smooth fruity medium-bodied wine, displaying excellent varietal character in both bouquet and flavour. It may be enjoyed with most red meat dishes and milder cheeses. Serve at room temperature.
『チャペルヒル』のワインは以前に買ったことがあります。なかなかロマンチックな名前でしたので、ラベルを見た瞬間に懐かしさが込み上げてきてつい買い込んでしまいました。
少し酸味のある味で、色はメルロー種にしてはかなり薄めです。濃厚なコクを期待していたのですがちょっと意外でした。もう随分と飲んでいなかったのでハンガリーのワインの味を忘れてしまったのでしょうか?
ラベルの下に描かれているのが丘のてっぺんに建つ教会です。
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