銀座・三美銀座店





忘年会のシーズンも終わりに近づきましたが、やはり銀座で忘年会!というのは雰囲気からして格別です。中でも4丁目の角から数寄屋橋方面への横道のお洒落な名前の通りで忘年会を開くのが一番です。『すずらん通り』もそれらしきお勤め帰りの人達でごったがえしています。両側のレストランや飲み屋さんはどこもお客さんで一杯です。何にも用のない人はこんなところを歩いてもしょうがないですね。。。ということもありません。この通りにちょっと面白い酒屋さんがあるのです。

すずらん通りの2ブロック先に、銀座というお洒落な街並みとはおよそ相容れない古ぼけた一軒の酒屋さんがあります。外観はお酒のディスカウント店のようですが、中に入ってみますとその歴史が感じられます。壁一杯にいろんな種類のお酒が並んでいるのですけども、上の段のボトルなんかにはうっすらと埃がついています。それにしても、店内にはやたらと貼り紙があります。古ぼけて雑然とはしていますが、そうはいってもワインの品揃えは結構なものです。さすがにギンザですね、定番のマルゴーやベイシュビルも鍵のかかったケースに沢山収められています。通路の棚には結構ポピュラーなワインも多いようです。お客さんは結構多いようで、高級な毛皮のコートをお召しになったママさん風の方もいらっしゃるところなどはさすがに銀座です。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: CHATEAU MOULIN DE CASSY (1997)

この特別なブランドのワインの数々は世界的に著名なワイン・コンサルタントや醸造学の権威ら傑出したスタッフによって造られています。『CHARTE QUALITE』のマークは『GROUPE TAILLAN』によって厳選されたクオリティ・チャートです。

奥まった棚には何万円とまではいかなくても、数千円もするワインが横たわっていました。2千円位の魅力的なワインもあったのですがそうそうは買えません。かろうじてその下のランクで目に止まったのがこのワインです。『GROUPE TAILLAN』というのがどのような団体か分かりませんが、このボルドーの赤は値段以上の格式を感じます。でも、本当は隣のボルドーが欲しかったのですけど。。。

これは通好みのワインだと思います。簡単には美味しいと感じませんが、よーく味わって飲んでいると、素因数分解するかのようにその複雑な味の成分がひとつひとつ分かってきます。でも、無理に成分を分解する必要はありません。『あ、複雑な味だな』と思える位で十分美味しく頂けます。誰ですか、『雑な味だな』と言っている人は。。。



(赤) チリ: CANEPA PRIVATE RESERVE CABERNET SAUVIGNON (1995)

『プライベート・リザーブ・カベルネ・ソーヴィニヨン』は、上品な果実香と樽熟成の香りが素晴らしく柔らかい味わいの中にしっかりとした快い渋味が感じられる赤ワインです。辛口で、しっかりした渋味を持っています。16℃ー18℃が飲み頃です。

前に飲んだことのあるようなワインですけど、お値段も手頃だし買っていきましょう。

とても香りの良いワインです。適度に濃いのですが、まろやかで癖がありません。チリのポピュラーな赤のタイプだと思います。



(赤) フランス: BEAU-RIVAGE BORDEAUX (1997)

『ボー・リバージュ』は、フランスワインの銘醸地であるボルドーを流れるジロンド河の『美しい岸辺(ボー・リバージュ)』生まれです。美しい色、深い香り、ベルベットのような舌触りを持つ赤ワインです。世界で愛飲されているベストセラーワインです。辛口でミディアムボディです。

ボルドーのワインは男性的な力強さが魅力ですけど、この赤ワインは優しそうな感じです。ボルドーの赤に対するイメージが変わるかもしれません。

この赤は優しいというよりおとなしいといった方がいいでしょう。かすかな酸味っぽさが感じられ、これが全体の味に影響しているように思えます。ただ癖がない分スンナリ飲めます。ま、ボルドーらしからぬおとなしい赤と言えるのではないでしょうか。

最近ではクリスマスやお正月に自家製のオードブルを用意する家庭は少なくなったと思いますが、お馴染みの渋谷地下市場の魚屋さんで面白い食材を見つけました。グチ(白身のお魚)、鶏肉、ゴボウ、玉ねぎなどをすり潰してクリーム状にし、ケーキ作りと同じように三角絞りに詰めたものです。魚肉だけだと単に魚のすり身になってしまいますが、鶏肉と野菜を入れることによってテリーヌのような食感を楽しむことができます。作り方は至って簡単で、小さなタッパーにラップを敷きその中に絞りからジョーッと中味を絞り出します。中にハムとかチーズとか飾り野菜を挟み込むと切った時に一段と奇麗に見えます。あとは形が崩れないようにタッパーから取り出し、蒸し器で30分ほど蒸し上げれば完成です。680円分の材料費でたっぷり8人前は出来ます。蒸し上がりはアツアツで柔らかく、ワインのお供に最適です。薄くスライスしてスモークサーモンを乗せるとまたおつなものです。ただ、塩味が利いていますので欲張って全部食べると食後強烈に喉が渇きますので御用心。。。ということは、また全部食べたぁ!?





(赤) イタリア: TAVERNELLO SANGIOVESE FORLI

『タヴェルネッロ サンジョヴェーゼ』は、エミリア・ロマーニャ州フォルリ地区のサンジョヴェーゼ葡萄を使用したワインです。なめらかな果実の味、赤ワインとしては珍しいフレッシュで爽やかな酸味があります。気軽に楽しめる軽やかなライトボディの赤ワインです。

これはその他大勢のワインと一緒に籠に入っていました。とても安かったのですが、ドハデなラベルがいやがおうでも目について買い込んでしまいました。

このワインは軽くて飲みやすかったですね。ほんの少し酸味が気になりますが、それもアクセントに感じられます。重い赤ワインばかりでなく、たまにはこんなワインで息抜きというのもいいものです。











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