あざみ野・産直畑 十字屋あざみ野店
あざみ野は田園都市線の沿線ですが、昔は大して知られていない小さな街でした。何年か前に横浜市営地下鉄が開通してから港北ニュータウンへの乗り換え駅として随分発展してきたようです。ところで横浜市営地下鉄はどこまで延びているのでしょうか?何と、小田急線の湘南台駅までつながっているのです。ショウナンダイ!(ちょっと苦しいですね。解説をしますと、『そうなんだ!』を威張った幼児が口を尖らせて言うとそう聞こえると思います)
あざみ野駅のまわりだけは近代的な建物や東急ストアとか丸正などのおしゃれなお店が建っていますが、ほんの少し離れると昔の鄙びた風景に出会えます。道も曲がりくねっていますし、お店も古風な造りが多いのです。道路脇の案内板を見ますと、ちょっと離れた通りに酒屋さんがあるようです。こんなところの酒屋さんも面白いかなと思って路地に入り込んでみます。何だか案内板の地図と全然道が違いますね。。。
結構歩いたのですが、それらしき酒屋さんは見当たりません。諦めて別の道を引き返します。おや、何だかミニスーパーみたいな建物が見えますね。近づいてみますと、表には近くの畑で採れたのでしょう、泥付きのネギとかいろんな野菜が並べられています。どれも無茶安ですね。まあ、こんなところで野菜を買っても持ち帰るのが大変だし、お店の中をみてもフツーのスーパーの店内のようなので帰りましょうか。ところが駅に向かって歩き始めた途端に、ガラス戸に『ワイン』と書いてあるのが見えました。何だ、ワインも置いてあるのか!じゃあ、ちょっと覗いていきましょう。
何も買うつもりはなかったので、買い物カゴも持たずお店の中を見て回ります。大したワインはなかったのですが、どれも激安ですねぇ。今までに見たことのない安さです。ついでに食品の棚も見てみます。小さなスーパーにしては、お魚やお肉の品揃えが豊富です。ワインだけでなく、どれも超安いですね。あまりの安さについ買い物心が頭をもたげてきます。買い物カゴを取りに戻ってもう一度見直します。練り物なんか特に安くて、ついあれもこれもとカゴの中に入れてしまいます。レジに並んだ時にはカゴの中にはこれからどうやって食べるのかも分からないような種々雑多な食品で埋め尽くされていました。安い安いと何でも買ってしまうと後が大変ですね。今週はおでん週間になってしまいそうです。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) チリ: ROSARIO MERLOT (1997)
- 『ロザリオ メルロー』は、チリ第一の銘醸地であるマイポバレーの醸造所で仕込みました。芳醇で気品のある香りと均整のとれた深い味わいが魅力の赤ワインです。パスタやトマト料理などに合います。ミディアムボディで16℃ー18℃が飲み頃です。
ここのお店の品物は超々安い品ばかりですが、ワインも例外ではありません。勿論、そんなに高級なワインは置いてないのですが、これなんかはフツーのお店では千円はするでしょう。お魚・ハム・お惣菜など、おつまみ系統も豊富なのでお酒をたしなむお父さんには有り難いお店です。
とても良い香りです。いかにもチリの赤らしい濃い味をしています。だけれども、そんなに重いという感じではありません。豊かなコクがありながら割と軽めの感じなのです。従ってフツーのお食事にもよく合います。でも、暫く飲んでいると何か思い出せないある味が感じられるのです。カラメルのような気もします。確かカオールの赤ワインか、アンリ・メールの赤のような微妙な甘黒さです。なかなか表現は難しいのですが、赤ワインの奥深さを思い知らされる1本です。
一日おいて残りを飲んでみましたら、これがすっごーーーく美味しかった。確か600円もしないワインだったのですが、これは感動ものの味です。あざみ野にお住まいのお父さん(お母さんもかな?)、これは試してみないと損ですよ!
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