緑が丘・Re−Lax緑ヶ丘店



緑が丘は東急大井町線に乗って自由が丘から一駅ですが、歩いていくと結構な道のりです。このあたりは落ち着いた住宅地ですのでのんびり散歩するにはいいかも知れません。駅前にはあまりお店がなく、まとまった買い物は自由が丘とか都立大学方面に行く人が多いようです。でもワインに関しては大丈夫!自由が丘駅から大井町線に乗って緑が丘駅に到着する3秒ほど前に左手の線路脇に『激安!お酒のディスカウント店!』という看板が目にとまります。かわいい女の子に見とれていると見逃してしまいますのでご注意下さい。

駅の改札口を出ても閑散としています。ガードをくぐってちょっと戻ると『Re−Lax緑ヶ丘店』があります。裏からでも表からでも入れます。表の方はビールとか日本酒が主体ですが、裏から入ると小さなコーナーに結構いいワインが並んでいます。棚やクーラーに並んでいるワインはちょっと手が届かないくらいの高級品が揃っています。やはり、このあたりに住んでおられる方はかなりの通のようです。ただ、若い人も気軽に買っていかれますので臆せずワインを選びましょう。

緑が丘からイメージされる通り、このあたりには木々の緑と丘が沢山あります。電車とか車に乗っているとそんなに感じませんが、歩いてみるとよーーーく実感できます。すぐ近くには東京工業大学の時計台も見えます。夏になったら窓を一杯に開け、緑の風を感じながらワインを傾けるのもいいかもしれません。

ついでに、昔東工大に矢野健太郎という数学者がいて中学生や高校生向けに沢山の数学の啓蒙書を書かれていました。何かの講演会で先生のお話を聞く機会がありました。その中で先生が聴衆に向かって次のような問題を出されました。『春の選抜高校野球に53校が出場することになった。組み合わせはいろいろ考えられるが、全部で何試合が行われるか?』という問題でした。数学を勉強した方には集合論の応用だということは直ぐに分かりますが、会場はざわつきました。こういった勝ち抜き形式の試合の組み合わせは一回戦を飛ばして2回戦からやることもあり、53校ともなるといちいち紙に書き出したらきりがありません。

先生は涼しい顔で答えを出されました。敢えてその内容はいいませんが、若い人達の知的好奇心をくすぐる話し方はさすがと思いました。この問題をご存知ない方はワインでも飲みながら考えてみてください。そのうちぐっすりとお休みになれること請け合いです。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) アルゼンチン: VINA DE SANTA ISABEL BARBERA MENDOZA (1996)

南米アルゼンチンは、世界有数のワイン生産国です。アンデス山脈のふもとにあるメンドーサはその中心地で、どこまでも広がる葡萄畑にアンデスから雪解け水が流れ込み、良質なワインを造ります。サンタ・イサベルはそのメンドーサにあり、ブドウ栽培から瓶詰めまで一貫して行うワイナリーです。国内外のワインショーで数多くの賞を受賞しています。『バルベラ』はバルベラ種を100%用い、ブラックチェリーのような香りを思わせるミディアムボディで柔らかな味わいの赤ワインです。

お店には、サンタ・イサベルのブランドでこのBARBERAと、もう一種類の赤ワイン、それに白ワインの3種類がならべてありました。おそらく3種類ともそれぞれに特色ある味をもっているのではないでしょうか。全部買いたかったのですが他に荷物があったのでこの一本だけにしました。セットでご紹介したかったのですが残念です。もう一つ、このラベルも非常に気に入りました。

このワインはお値段も手頃でしたし、段ボールの箱に入っていたりしてあんまり期待はしていなかったのですが、。。。驚きました。こんなに深ーーーい味わいと凝縮された赤ワインの美味しさは初めてです。数々のコンクールで賞をとったのも納得!1996年産であるにもかかわらず、実に成熟したまろやかな感じです。生産技術がよほど高かったのでしょう。文句なしに、プライス・パフォーマンスは第一位です。











戻る