荻窪・ミハルヤ





荻窪といえば、その昔多くの文人達が移り住んだ文化の薫り高い街として知られています。でも、何時の頃からか『ラーメンの街』としても知られるようになりました。休日ともなると、わざわざ遠方からラーメン好きの人達が集まり、有名店の前に行列する様子がテレビでもよく紹介されます。中でも駅前の『春木屋』さんとか『丸福』さんはよく知られています。でも、地元のラーメン通に一目おかれる存在が『教会通り』にある『二葉』です。『二葉』は、ごちゃごちゃとした狭い教会通商店街の中にあり、その上駅からもかなり離れています。お店はというと7−8人も入れば満員という位小さくて目立ちません。おまけに建物も看板も古ぼけていて余程注意して歩かないと見落としてしまいます。時々予定外のお休みになることもありますので、そういう時には運が悪かったと思って再アタックが必要です。

その教会通りから少し離れたところに寿通商店街があります。昔ながらの小さなお店が多いのですが、狭い商店街の入り口のところに『ミハルヤ』という名前のこれまた小さな酒屋さんがあります。何となくロシア語っぽい名前ですね。ちょっと興味が湧いてきます。それにしても、荻窪は文人の街と言われる割には大きな酒屋さんが少ないように感じます。ワインは世界中で10万種類以上もの銘柄があると言われていますので、どんなに大きなお店であっても全種類を揃えるのは不可能なことです。ですが、規模が小さいとどうしてもポピュラーな銘柄ばかりを揃えざるを得なくなってしまいます。ちょっとマイナーな銘柄が好きな方には不便ですね。それはそうとして、『ミハルヤ』とは単に『三晴屋』のローマ字表記の意味だけのようです。従って、店内にもロシアのワインなぞありません。かといって、高級品志向とか、特定の生産地に拘っているとかでもないようです。要するに町のフツーの酒屋さんという感じのお店です。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) イタリア: LAMBRUSCO

Lambrusco amabile


Il vitigno Lambrusco deriverebbe, secondo i piu autorevoli studiosi, dalla vite selvatica o vitis silvestris gia ricordata da Catone, Virgilio e Plinio. Il vino che ne deriva e ricco di spuma, di un bel colore rosso rubino e profumo leggero. Il sapore e vivace, sapido, armonico. E vino da bere ancora giovane e si adatta a qualsiasi tipo di cucina. Si serve fresco. FOLONARI

何しろワインの種類が絶対的に少ないもので、なかなか気を引く銘柄が見つかりません。何となく清涼感のあるワインを飲みたい気分だったので、このイタリアのスプマンテにしました。ごくフツーのスパークリングワインのようですが、さてどんなもんでしょうか?

スパークリングワインでしたので、何時ものように気を付けて栓を抜きましたが泡が吹きこぼれることはありません。おとなしいスパークリングワインだなぁ。。。と思いながらワインをグラスに注ぎますと、これが何と赤でした。赤のスパークリングワインといっても珍しくはありませんが、予想もしていなかっただけに驚きです。表面に立った泡は瞬時のうちに消え失せて、後は普通の赤ワインのように見えます。ただ、口に含みますと当然のことながら炭酸の味がします。どちらかというと、軽いタイプの赤ワインだと思って飲んだらいいでしょう。お料理もそのつもりで。。。













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