甲斐大泉・ダイヤモンド八ヶ岳美術館リゾートホテル
[再び登場]『(早口で)12時ちょうどのぉ、(超早口で)スーパーあずさ7号でぇ、私は私はあなたからぁ、旅立つのですぅ・・・』。で、旅立った先が、甲斐大泉でした。中央線の小淵沢からローカルな小梅線に乗り換え、林の中に点在する瀟洒な別荘とかお洒落なペンションとかを電車の窓越しに眺めていますと、やがてホームは立派なのですが人気のない無人駅に到着します。ここが甲斐大泉駅なのです。電車の運転手さんに切符を渡し、小さな駅舎を出ますと駅前広場には誰もいません。僅かにタクシーの案内所があるだけです。今夜の宿は『ダイヤモンド八ヶ岳美術館リゾートホテル』という大層な名のホテルです。確か駅までの送迎バスがある筈。。。とホテルに電話してみましたら、あと1時間しないと迎えが来ないとのこと。こんなところで待っていても仕方ありません。運良くやってきたタクシーを捕まえてホテルまで行くことにします。
急な山道をクネクネと登っているうちに、山の中腹に豪華なホテルが見えてきました。まわりには林が広がるだけの正にリゾートホテルです。眺めはなかなかに良く、窓の外には遥かに山々が見渡せます。ここのホテルには、その名の通り小さな美術館が併設されています。絵の価値は分かりませんが、それなりの画家が描いたのでしょう、大きな油絵が巨大な額に入れられて壁に掛けられています。絵に興味のない方にはお風呂がお勧めです。とても眺めの良い場所に大浴場があり、広々とした浴そうと共に本格的なサウナも備わっています。更に、ドアを開けると小さいながらも露天風呂があります。晩秋の季節なら紅葉が見事なことでしょうが、早春の季節でも葉の落ちた木々を眺めながらゆったりとお湯に浸かると長旅の疲れも一遍にとれ、極楽気分この上もありません。
さすがに北国ですね。前日の昼間は曇り空ながら山の頂きに僅かに雪が見えていただけなのに、朝起きたら外は一面の雪化粧。。。それも10cm以上は積もっていたでしょうか。平地なら交通は大混乱となったのでしょうが、さすがに山国だけあってホテルの方は誰も驚きません。東京は今年の冬に殆ど雪が降らなかったので、雪景色もまた宜しからずや。。。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (白) フランス: CREMANT DE BOURGOGNE
- 『クレマン ド ブルゴーニュ』は、ブルゴーニュ地方産で、シャルドネ種のアロマに溢れ、果実の風味に富んでいます。ボディのバランスも良く、エレガントなスパークリングワインです。良く冷やしてお召し上がり下さい。
このワインは電車の中で飲もうと、恵比寿の成城石井のお店で買い込んだものです。生憎と冷えている手頃なスパークリングワインがなかったので、私にしてはかなり高価ではありましたが買い込みました。ブルゴーニュのスパークリングワインはあまり飲んだことはありませんが、どんなものでしょうか?
暖まらないうちにと、電車に乗り込むと同時にコルクノ栓を抜きます。念のため洗面所まで持っていって注意しながらスッポンと抜いたのですが、あっと言う間もなくドバァッと泡が溢れ、シャツの袖口を濡らしてしまいました。おかげで濡れた袖口が気になって、折角の高級なスパークリングワインなのにあんまり落ち着いて味わえませんでしたぁ。
- (白) フランス: CHAVALIER DE REYSSON BORDEAUX (1997)
- 『シュヴァリエ ド レイソン』は、フレッシュ&フルーティで、しかも厚みのある白ワインです。
ボルドーは赤ワインと並んで、辛口の白ワインを産することでも有名です。私はボルドーなら赤の印象しか頭に浮かびませんが、確か白も飲んだことがあるような気がします。ハテ、どんな味だったのでしょうか?
程よく冷えていたせいか、そんなに辛くもなく美味しく飲めました。フランスのTGVに乗った時は、席の前に広いテーブルがありましたが、『スーパーあずさ号』にはほんの小さなサイドテーブルしかありません。その上、電車の中でワインを飲む乗客が少ないためか、缶入れはあるもののグラスを置くにはちょっと不安定です。やっぱり電車の中ではビールでしょうかね。
- (白) 山梨: 勝沼ワイン甲州ヴィンテージ (1997)
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[特別推奨年号入限定]
このワインは、山梨県で今から1,000年前から栽培されている甲州種葡萄のフリーラン果汁(圧力を加えないで取る果汁)のみを原料に、当社(勝沼醸造株式会社)独自の酵母により、葡萄の特徴を大切に醸造した逸品です。当社が毎年醸造する20万本程の甲州葡萄のワインの中から特にお薦めする3万本を限定し、皆様にご案内致します(ちなみに、このワインは33,500本中の1331番目です)。甲州種ワインのみずみずしく繊細な香りとふくよかで優雅な味わいをお楽しみ下さい。やや辛口のタイプです。
このワインはホテルのレストランで頂いたものです。ワインリストの中では高めでしたが、甲州ワインとしては酒屋さんでもよく見かけるポピュラーな銘柄のようです。
結構豪華な和食のコースを注文したので、ワインもちょっと奮発してこれを選んだのですが、軽めのまずまずの味でした。それにしても、大層な表現のラベルですね。
1997年、太陽は詩(うた)い、勝沼の大地が呼応(こた)える。その響きは、葡萄の生命(いのち)に宿り、私達造り手の心を覚(め)ざめさせる。この大いなる自然の恵みは、芳醇なる予感を秘め、あなたとの出合いの瞬間(とき)を待つ。
In 1997, sunshine and fertile ground played the symphony at Katsunuma vineyard. That sound formed on grape and moved us. The blessing of nature is looking forward to the moment of meeting you in this wine bottle.
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