港北ニュータウン・MOSAICMALL港北 都筑阪急





朝の通勤電車では、余程のことがない限り座席には座れません。大体はドアの近くに立って外の景色を眺めて時間を潰しているのですが、混んでいる電車に乗ると車両の中ほどに押し込められてしまうことがあります。こういう時には『中吊り広告』に見入るのが一番です。週刊誌とかお店の宣伝などのホットなニュースを手早くゲットすることができます。そんな朝、『モザイク・モール港北』という聞きなれない名前の広告が目に止まりました。ナニナニ、港北ニュータウンの『センター北駅』に隣接して新しいショッピング・モールが開店するのだそうです。この春には、首都圏に何ケ所かの大規模なショッピング・モールがオープンするとのことですので、先ずは手始めに見学することにしましょうか。。。

東急田園都市線の『あざみ野駅』から横浜市営地下鉄が港南台方面に出ています。『センター北駅』とは、あざみ野駅からわずか2駅目なのですけど、切符は片道230円もします。未だ沿線が開発途中なので仕方ありませんが、既存の運賃と比べますと随分高いですね。あざみ野を出ますと、地下鉄とは言っても電車は直ぐに地上に出ます。駅は2つ目ですが距離は結構あるようです。センター北駅から階段を登って地上に出ますと、あたりの風景は建設途中の未来都市のようです。駅前には広大な広場があり、ちょうど日曜日ということもあってか市民バザールで賑わっていました。多摩丘陵というだけあって、あちこちに丘というか小高い山が点在していて、その間に高層住宅が建ち並んでいます。とにかく何もかもが広大で、多摩開拓史の一部を紐とくようです。



広場の先に『モザイクモール港北』という名の巨大なビルが建っています。屋上には首都圏では始めてという、建物と一体化した巨大な大観覧車が回っています。地上75mの高さといいますから、多摩丘陵の全景が楽しめるのではないかと思います。このモザイクモール港北は、6階建のビル全体から成っていて、全部で幾つのお店があるか数えるのも大変です。それでも、ざっと数えたら250店舗ほどが入っていました。地下には『都筑阪急』と『そうてつローゼン』の食品売り場があります。どちらもスーパー形式ですので、お酒も売っているのでしょう。



『そうてつローゼン』は日常の雑貨も扱っているせいか、都筑阪急に比べると食品の比重は少ないようで、ワインの種類もイマイチです。都筑阪急はスーパー形式とはいっても、いろんな食品の専門店が入っています。ちょうどお魚のコーナーを見ていましたら、鮪の解体実演があっていました。経験豊富な実演のプロの口上につれられてか、格安の切り身にはあちこちから手が挙がります。こういう場所ではおばさんの独壇場です。私は成すすべもなく人混みの後方で立ち尽くしていました。

都筑阪急のレジを出たところにお酒の売り場があります。オープンしたてのせいか、沢山のお買い物客が試飲を行っていました。棚には高いワインも含めて割と本数はあったのですが、なかなかこれといった魅力のあるワインが見つかりません。今回は安い白ワインでも買って、お魚料理を楽しみましょうか。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(白) 南アフリカ: KWV CHENIN BLANC (1998)

『KWV シュナンブラン』は、葡萄の優しい味わいをうまく引き出しました。口当たりがソフトで親しみやすいワインです。南アフリカのコースタル・リージョンの産でシュナンブラン種の葡萄から造られた、やや辛口の白ワインです。

お店の大きさの割にはお酒売り場はイマイチの規模です。手頃な価格帯のワインには以前飲んだ銘柄が多く、なかなか目を引く珍しいワインが見つかりません。特にこのワインが気に入ったという訳ではないのですが、あまりに安いワインを一本先に買い込んだもので、それだけでお勘定するのもどうかと思って。。。

毎年、この時期になるとテレビの番組が衣更えします。NHKではこの春から夜の時間帯を中心にしてかなり模様替えがありました。私はディスカバリー・チャンネルと久米さんのニュース・ステーション以外はあんまりテレビは見ないのですが、今回火曜日の9時15分から始まった『プロジェクト−X』には大いに期待しています。単なる懐古趣味の番組でなく、緻密な取材で『不可能と思われる事業にチャレンジしたプロジェクトとその人間模様』を描いています。第一回は富士山の山頂に立てられたレーダー基地の話でしたが、見ていてつい力が入り番組の最後まで夢中で見ていました。あの事業を企画したのが、当時気象庁の課長で後に作家となった新田次郎というのも興味深いところです。プロジェクトに参加した民間人もさることながら、日本の将来のためにという一念で困難なプロジェクトを引っ張った新田次郎も大変な人物です。お役人もかくあるべし。。。という見本のようなものですね。と、テレビに釘付けになっている間にグビグビとこの白ワインを飲んでしまい、味はそこそこ美味しかったのにあんまり味の方に気持ちが集中できず残念でした。





(白) イタリア: BIANCO DEL VENETO (1998)

『パスクア ビアンコ デル ヴェネト』は、バランス良くまろやかな味わいに、穏やかな酸味が溶け込んでいます。イタリアらしい陽気なタイプです。ヴェネト州産で、トレッピアーノ種とガルガネーガ種の葡萄から造られ、やや辛口に仕上がっています。

これは超安いワインで手にとるのも憚れるくらいでした。安い白ワインは、ギンギンに冷やしてビールの要領でガーーーッと一気に飲むに限ります。そうすると適度な酸味と冷たい喉越し感が残ってお料理が美味しく感じられるものです。

まあ、薄めの白ワインでした。『エスト・エスト・エスト』に似ていますね。取り立てて豪華でないお魚料理などと軽く合わせるのに最適です。でも、普通のイタリアン・レストランではエントリー・レベルのクラスにはなるでしょう。『どう、お味は?』なんて聞かれて、『ん、そうねぇ。。。』と絶句するかもしれません。こういう時には、気の合ったお友達とワイワイ、ガヤガヤしながら飲むと楽しい気分になれます。













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