Chit Lom・SOGO





ワールド・トレード・センターでは珍しいタイのワインには巡り会えませんでした。さてどうしましょうかね?地図によれば、目の前のラーチャタムリ通りを真っ直ぐ南下すると、居酒屋『とん清』に辿り着ける筈です(私が何故『とん清』に行きタイかは次の編でご説明します)。Skytrainに乗ればたったの2駅なのですが、路線が違うので一旦Siamまで行って乗り換えなければなりません。相当に暑くなって空模様も怪しくなってきましたが、ここはひとつ疲れた体を引きずってもGroundwalkとシャレ込みましょう。

ラーチャタムリ通りは、直ぐにラーマ1世通りと交わります。ここの交通量はことのほか凄まじく、巨大な交差点はありとあらゆる車がひしめいています。暑さと排気ガスで辟易しながらも交差点を渡りますと、何やら大勢の善男善女がお参りしています。お正月のお参りでしょうか?交差点の脇に設えられた仏像には色とりどりの花輪(ひとつひとつの花弁を丁寧に糸でつないだもの)がかけられ、お供え物も置かれています。こういう街中にあっても、タイの人々は敬謙な仏教徒らしくお参りを欠かさないようです。その隣にはSOGOデパートがあります。通りから一段高いところに入口がありますね。ワインを2本持ってちょっと重たいですが、更にもう1本と思って階段を登って1階(G階?)から入りますと入り口のところに店内の案内図があります。SOGOデパートは2つのビルからできていてその間は渡り廊下で結ばれています。スーパーマーケットは奥のビルにあるようです。一階は日本と同じようにお化粧品が並ぶ華やかな雰囲気ですが、とりあえず私には関係ないのでエスカレータに乗って上の階を目指します。殆ど迷うこともなく、渡り廊下の先に目指すスーパーマーケットを見つけました。



スーパーマーケットの中を見たのですがワインは見当たりません。おんや?と思いながら隣を見たら、結構な種類のワインが並んだコーナーがあります。どうやらお酒のコーナーは別になっているようです。さすがにデパートのこと、今まで見た中では一番ワインが充実しているようです。またまた店員さんに『タイランド?』を連発して珍しいタイワインを探します。ここではちょっと珍しいタイワインを見つけました。ラベルの解説を読んでみますと、なかなか本格的でタイでもユニークなワインのようです。お値段も千円そこそこだし、これはお土産に丁度いいですね。買いましょう!



店内なのに、何故かうまく撮れていますねぇ。。。



さて、この先の『とん清』でのレポートは次に回して、2日目の半日ツアーの残りをご紹介しましょう。暁の寺の船着き場からまた船に乗って直ぐ対岸にある王宮に行きます。王宮はエメラルド寺院と殆ど一タイ化していて、その広さは相当のものです(何でも20万平方メートルもあるとか)。さすがにバンコクの観光の名所でもあり、世界中の国から来られた観光客が長い塀に沿ってゾロゾロ歩いています。勿論タイ各地から来られた方も沢山見えます。王宮の入口には厳めしい格好の兵タイさんが銃を持って見張りに立っています。ちょと緊張して門の中に入ります。



王宮だけあって、手入れがよく行き届いていますね。芝生なんかも青々(緑々?)しています。広大な芝生の先には金色に光る巨大な塔が建っています。塔は全部で3つあるのですが、それぞれに独特の格好をしていて何故か不思議に調和がとれているのが面白いところです。近づいてみましょう。



塔へと続く通路は観光客でごった返しています。通路の奥に巨大な本堂があり、ここにこの寺院の名前の由来となったエメラルドブッダの像が置いてあるそうです。さすがに国の宝となっている仏像のためか、本堂に入るには靴を脱がなければなりません。取り替えられないかと一抹の不安はありましたが、長大な下駄箱に靴を入れ中に入ります。建物の中は大変な人です。座っている人が多いのは何かお祈りでも始まるのでしょうか?私は本堂とはいっても、何が祭ってあるのかガイドさんの説明をちゃんと聞いていませんでしたので何も見ないでそのまま出てしまいましたが。。。



空模様が怪しくなってきましたので、王宮の観光もそこそこにバスに乗り込み、最後のワット・ポー(寝釈迦寺)に向かいます。王宮の周辺に建つタイ政府の建物を眺めながらほんの10分程でワット・ポーに到着です。バスに乗っている間にスコールが通り過ぎ(迷子になった人がいたので20分程余計にバスに乗っていましたのでラッキーでした。ちなみに迷子になった人はそのまま見捨てられました。。。)、ワット・ポーに着いた頃には雨が上がり南国の太陽が戻っていました。このお寺は金色に輝く巨大な寝釈迦像で有名です。例によって靴を脱ぎ、本堂の中に入ります。入口のところには仏像の顔の部分があります。居間でテレビでも見るように寝転がって頬杖をついてますね。それにしても巨大な仏像です。体長49m、高さ12mといいますから大変な巨体です。仏像の顔をカメラで撮ろうとしても全部は入りません。仕方なく足元から撮ったのですが、暗くて何がなんだか分からなくなってしまいました。ちなみに手前の渦巻きは仏像の足の指になっていて、渦巻きの線の数は、人間の煩悩を示す108本あるのだそうです。



さて、そろそろ仏様にお別れして次のワイン探しに向かいましょう。その前に『とん青』を見つけないと。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) タイ: SIAM WINERY VIN ROUGE CHATEMP

Chatemp is a wine produced from a blend of vinifera grapes grown on the "floating" vineyards in the plain of Chao Phraya River and in the valley of River Kwai. The wine is partly oak aged and the different "cuvees" compliment spicy Thai foods.





CHATEMP Vin blanc. 12%

The nose gives the impression of freshly cut green leaves with a fine oaky character, the palate is light with a floral flavour, medium length with a distinctive after taste, perfect to cool down any hot spicy dishes.

CHATEMP Vin rouge. 12.5%

Red garnet with a violet tinge, oaky flagrance on the nose with a red fruity undertone, light body with a spicy character. Medium to short length.

今回の旅行で唯一収穫のあったワインです。本当は1000バーツ以上もする幻のタイ産ワインを探したのですが、結局見つからず幻に終わりました。このワインは千円チョイのワインなのですが、ラベルが如何にもタイ的で気に入りました。解説も興味深く書かれています。かなり本格的な赤ワインのような気がします。出来得るものならば、タイの辛いお料理と一緒に頂きタイ(出た!)ものです。

今年の夏は暑かったためか、ちょっと味に変化を起こしたようです。でも、元々の味はその片鱗を残しています。かなり複雑な味です。他のタイワインとは随分違います。買ってきて直ぐに飲んだらタイワインへの評価はまた違ったかもしれません。また機会がありましたら挑戦したいものです。













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