雪が谷大塚・橋和屋





雪が谷大塚駅前を起点にして2つの小さな商店街があります。狭い通りに向き合うようにして昔ながらのスタイルのお店が並んでいます。100mも歩かないうちに住宅地になって途切れてしまいますが、歩いていて何となくホッとするような落ち着きがあります。魚屋さんが何軒か目につくのですが、その中にちょっと面白いお店が見つかりました。単にお魚を売るだけではなく、店内で買ったお魚を料理してもらえるようなのです。料理といっても手間のかかる煮物でなく、焼き物・揚げ物のたぐいのようです。お昼をちょっと過ぎた頃でしたが、長靴を履いたおじさんがコンクリートの床の上に座り込んでお弁当を食べています。テーブル代わりの箱の上には焼き魚がお皿に入っています。一応、通りには背を向けていますが、通行人の視線を浴びて何となく気恥ずかしい感じです。考えてみれば、魚屋さんのお魚ですから活きがいいのは当たり前で、その上焼きたて・揚げたてですから美味しくない筈はありません。でも一人で満席になってしまい、極めて回転が悪いですから商売としてはあんまりお勧めできませんね。。。

ちょっと歩くともう商店街はおしまいです。今度はもう一方の通りに入ってみます。交差点の一角に『地酒とワインのお店 橋和屋』と書いてあります。表からチラリと覗き込みましたら何となく拘りのお店のようです。ちょっと入ってみます。そんなにワインの品数はありませんが、小さなお店の割には面白いビールが並んでいます。タイの象印ビールなんぞは現地でも見かけなかった珍品です。まあ、大したことはないな。。。と思っていましたら奥の方に小さなワインセラーがありました(プレートにそう書いてあっただけで、私にはただの倉庫にしか見えませんでしたが)。中に入ってみますと、数万円の高級ワインが深い眠りについています。このまま永遠に眠り続けるのではと心配になりましたが、ところどころ空いている場所がありましたので、きっとそれなりの方に起こされたのでしょう。『地酒とワインのお店』というだけあって、もう一方のコーナーには保冷ガラスケースに入った高級日本酒が並んでいます。何にしてもお酒の好きな方には住宅地の中のオアシスのようなものです。オアシスは人を集め、人はオアシスを求めて集まる。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) スペイン: DE MULLER INA ?OLIMAR TINTO (1996)

Vino Tinto de Crianza. Obtenido de las variedades Cabernet Sauvignon y Merlot, cultivadas en espaldera. Envejecido en barricas de roble americano, sigue mejorando en bottella durante varios anos. De color rojo intenso con irisaciones teja, potente, calido y bien estructurado. Con el aroma propio de su crianza en roble. Servirlo chambreado, entre los 16℃ y 18℃. de temperatura.

お店の奥には小部屋のような、あるいは倉庫のようなワインセラーがあります。特に空調とか湿度をコントロールしているようには見えませんでしたが、もう長らく寝かせてあるような高級ワインに混じって、お手頃なワインも(雑然と)置いてありました。このワインはお店の入り口近くに並べてある普通のワインなのですが、何となくラベルに引かれてつい買い込んでしまいました。

手頃な千円ワインですが味は本物です。スペイン産らしいたっぷりとしたコクがあります。こういったタイプの赤ワインはお料理の味を一段と引き立てます。ワイン自体も美味しいのですが、良く合ったお料理と一緒に頂きますとその美味しさが倍加される訳です。お食事とワインの二重奏。。。この世の最上のハーモニーですね。



『Vinaの次の?olimar』が読めない!



何か面白そうな絵なのですが、何だか分かりません。










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