池袋・サンシャインシティー・ワールドインポートマート舶来横丁mipro



池袋駅は、JRというか西武というか東武というか営団地下鉄というか、とにかくいろんな鉄道が集まる東京の都心と北西部地方を結ぶ一大ターミナル駅です。西武デパートのある東口の方に出て映画館とかゲームセンターとかファーストフードの立ち並ぶ賑やかな通りを進むとサンシャインシティーへの入り口に着きます。ここからが長い道程の始まりで、エスカレーターと歩く歩道を乗り継いでいくと最初のショッピング・モールです。ここをひたすら突き進んでいくと突き当たりに近いところにエレベータがあり、6階で下りると輸入物の食料品、雑貨を扱っているコーナーの中にmiproというお酒のコーナーがあります。

ここには、スペイン/ドイツ/イタリア/フランス/アルゼンチン/カリフォルニア/オーストラリア/チリ/南アフリカという風に全体を幾つかの台に分けて国別にワインを揃えています。中にはオーストリアとかニュージーランドとかのワインが混じり込んでいたりしますので、よーーーく見ていくと新たな発見ができます。特にどの国の台が大きいという訳ではなく公平に扱われています。ということは、他のお店ではマイナーな新世界ワインの珍しい銘柄が発見できるかも知れないということです。駅からお店までたっぷり10分以上かかり、あまり沢山買い込むと持ち運ぶのが大変ですが一度行ってみる価値はあります。珍しいワインを見つけたらちょっと高めでも奮発して買いましょう。私も奮発して買いました。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(白) オーストリア: SCHUBERTWEIN PINOT BLANC (1994)

熱烈なワインファンであったシューベルトは、散歩の途中にしばしばクロスターノイブルクに立ち寄り、有名な名酒に舌鼓を打ちながら作曲の想を練りました。その歌曲王の思い出に捧げられた、やや辛口の爽やかな白ワインです。

シューベルト(SCHUBERT)が大のワインファンだったとは小・中・高校の音楽の授業を通じて一度も教えられませんでした。知っていたらシューベルトの曲も随分と違って鑑賞できたでしょう。それはさておき、シューベルトはきっと清流に泳ぐ鱒をおつまみにしてこのような白ワインを飲んでいたのではないでしょうか?若き日のシューベルトが野薔薇と一緒に描かれているラベルがなかなかいいですね。

『Qualitatswein aus Osterreich』とあり、わりと美味しいワインです。白ワインにしては結構深みがあります。ちょっと未完成の感じがしないでもないですが。。。



如何に苦労してラベルを剥がしたかわかりますか?


(赤) 南アフリカ: NEDERBURG PINOTAGE (1995)

18世紀末のケープ州ネダバーグ提督を記念して造られたこのワインは、数々の国際的な賞に輝く、南アフリカの代表的なブランドです。『ピノタージュ』は、ピノ・ノワール種とサンソー種の交配により生まれた、南ア独自の品種です。明るくきれいなルビー色で柔らかいタンニンをもつ早熟なライトボディの赤ワインです。ラム・マトンなど、肉料理、シチュー、カレーにも合います。12℃−15℃位でお飲みください。これも地球の反対側から、Reefer(定温輸送コンテナ)に入れられて大事に運ばれてきました。

マトンとは生後1年以内の子羊の肉を指すのだそうです。柔らかく臭みの無いのが特徴です。ラムとは、それ以上の大人の羊の肉を指し、ちょっと硬くて独特の臭いがあります。ただ、ジンギスカンなどの野生的な料理には味付けしたラム肉を豪快に焼いてチョウ重口の赤ワインと一緒に頂くとよいかもしれません。

南アフリカのコーナーは専用の台でなく、北朝鮮の焼酎と同じ台でしたが、真ん中のマンデラ大統領の人形を囲んで結構な本数のワインが並んでいました。西暦2100年くらいには、南アフリカの英雄マンデラ大統領の記念ワインが造られるかもしれませんね。南アフリカ産のワインはとても真面目な作り方で大体どれを選んでも間違いありません。

このワインは赤特有の渋味を十分に保ちながら本格的なフランスの赤に負けない位の深みを持っています。お値段も高めですが結構いいランクにつけるのではないかと思います。











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