日本橋・三越フランスフェア





パスポートの期限が今月で切れるもので、更新手続きをしようと会社を休んで有楽町にある東京都の旅券課に行ってきました。快晴とはいきませんが、秋晴れのまずまずの日よりです。昔ですと、普段馴染みのない旅券の申請には何の書類を揃えて何処に行けばいいか。。。などといちいち調べないといけなかったのですが、今はインターネットでチェックしますと一発で分かります。こういった公的な情報は必ずしもお役所のHPにあるとは限りません。むしろ個人のHPの方がより細かく親切に説明してあります。今や、インターネトは人類の知恵袋といっても過言ではありません。

前回は有効期限が5年間のパスポートにしましたが、今回は奮発して10年にします。海外で軽く見られないようにと、朝シャワーを浴びて顔をキレイキレイし、入念に髪を整え、上着を羽織り、ネクタイをビシッと決め、スーパー内のインスタント写真のボックスに入ります(そこまでやるのなら写真屋さんで撮ってもらったら?)。カメラの焦点をキッと見据え、表情を引き締めてスイッチを押します。パチッ!暫くして現像が終わり、写真の出来をチェックしますと、『ふーーーむ。。。』。顔写真と住民票の準備に手間取り、有楽町にある都の旅券課に着いたのはお昼近くになっていました。私は東京でパスポートを申請したのは始めてですが、受け付け開始から時間が大分経っていたためか思ったほどの人ではありません。殆ど待つこともなく申請は終わりました。

さてどうひまひょうかね?折角ですから、銀座でランチでも食べていきまひょう!何年か前に一度行ったことのある、600円で食べ放題だったシェーキーズを探しますが見当たりません。こういう時でないと昼間っからピザをパクつきながらビールをガブ飲みするなんてことはできません。残念ですね他を探しましょう。銀座といえども、ランチメニューはそんなに高くはありません。でも私のようなビーフイーターにはボリュームがちょっと物足りないですね。パソコンでも見に秋葉原に行きましょうかね。そういうことで地下鉄に乗りますと車内で『三越フランスフェア開催』の中吊り広告が目に止まりました。フランスフェアなら当然ワインと美味しい食材が揃っている筈です。急遽行き先を変更し、三越本店で下車します。平日にもかかわらず、地下の食品売り場は結構賑わっています。エレベーターで7階の催場に上がりますと、フランス各地から持ち込まれた衣類・雑貨・食品そしてワインがフロア一杯に並べられています。衣類・雑貨はパスして、早速食品とワインのコーナーに行きます。

さすがにフランスは食の国だけあって、会場にはチーズやハムやパテなどのワインの友が充実しています。大きなオマール海老が1匹千円とはお買い得です。お腹が空いていますので、会場内の特設レストランにも心が惹かれますが、ここは我慢・我慢です。ワインのコーナーは産地別に分かれていますが、さすが天下の三越デパート。。。高級品が多いですね。でも、お客さんはそんな高級ワインをショッピング籠が壊れるのではないかと思える位に買い込んでいきます。勿論、手に持って帰れませんので宅配サービスを利用する方が多いようです。そのためか、レジの横には高級ワインが山積みされています。私は千円ワインを2本だけ買ったのですが。。。会場の一画にはボジョレー・ワイン博物館から持ち込まれた資料が展示されていました。割と簡素な内容ですが、なかなか興味があります。



LE HAMEAU DU VIN (ボジョレー・ワイン博物館)

日本人に最もポピュラーな赤ワインで、ワインブームの実質的な火付け役である『ボジョレー・ヌーボー』。このボジョレー・ワインの誕生と魅力の全てが、リヨンから北へ100km程行ったロマネッシュ・トランという19世紀の鉄道駅舎にあります。ボジョレー・ワイン博物館は、1993年にボジョレーの帝王ジョルジュ・デュブーフ氏によって創設されて以来、世界中から訪れる人が絶えません。本展は、ボジョレー側の全面協力により、ミュージアムのメインテーマ『ボジョレー・ワインの出来るまで』の葡萄栽培者や醸造職人の仕事を様々な道具やビデオなどでご紹介します。

ボジョレーの帝王 ジョルジュ・デュブーフ

かって田舎の素朴な地酒に過ぎなかったボジョレー・ワインをたった一代で世界の名酒にまで磨き上げた天才醸造家ジョルジュ・デュブーフ氏。フルーティで瑞々しいヌーボーの楽しさを初めて世界に紹介したのもやはり氏の功績です。彼は、2000年にフランスのレジョン・ドヌール勲章を、あのポール・ボキューズ氏の手で授与されました。本展では、写真パネルやビデオで彼のサクセス・ストーリーをご紹介致します。


結局、フェアの会場でワイン2本とチーズ3個とパテ1個をゲットしました。今夜は、パンとチーズとパテでボルドーの赤を頂きまひょう。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: CHATEAU FOURCHOU BORDEAUX SUPERIEUR (1998)

Belle robe grenat aux reflets mauves.
Joli nez fruite: framboise, cassis.
Charnu. Rond. Gras. Veloute.
Tanin fondu. Tres belle saveur fruitee.
Harmonieux. Belle persistance aromatique. Delicieux.
A boire des maintenant pour accompagner tout un repas et viandes rouges roties ou grillees.

Deguste le 13 decembre 1999.
Recommande par Jean-Luc Pouteau
Meilleur Sommelier du Monde



1983年度世界ソムリエ・コンクールで優勝し、世界最優秀ソムリエの栄誉に輝いたジャン・リュック・プトー氏。ソムリエの神とも称えられます。


あまた高級ワインがひしめく中で、肩身の狭い思いをしているワインもあります。一本千円の値札が付けられた木箱には、真新しいボトルにピカピカのラベルが貼られたワインがぎっしりと詰まっています。あんまり風格は感じられませんが、こういう初々しいワインもまたいいものです。その上、ボルドーの赤であれば尚更のこと。。。

ついこの間まで暑さに茹だっていましたのに、何時の間にか爽やかな秋になりました。秋は赤ワインが一年中で一番美味しく味わえる季節です。でも、どうやったら美味しく飲めるでしょうか?私ならパンとブルーチーズをお供に赤ワインを頂きます!パンはお店で買ってもいいのですが、どうせなら自家製といきましょう。味気のない堅いフランスパンもよく合いますが、今日は柔らかい葡萄パンにしましょう。最近ご無沙汰しているパン焼き器を取り出して材料を入れ、後はひたすら出来上がりを待ちます。待ちくたびれてお腹がペコペコになったころ(約4時間半後)に葡萄入り山形パンが香ばしく焼きあがります。部屋中に焼き立てのパンの美味しい匂いが満ち満ちます。今日の出来は特別に良さそうです!チーズは?ちゃんと三越フランスフェアで調達しましたよ!それに、今日はパテも付きます。パテのコーナーでフランス人のコックさん(何故か日本語ペラペラ。。。)に試食を勧められ、買う気はなかったのですが、つい。。。ちょっと高かったのですが、まあたまにはいいでしょう。でもフランス産だとばかり思っていましたら、『函館』の文字が。。。



パンとブルーチーズとパテと赤ワインの組み合わせもなかなかいいですねぇ。ブルーチーズだけだとちょっと塩辛く感じることがありますが、パテの濃厚な味が塩辛さを和らげてくれます。それに、このワインもなかなかいけますね。結構コクがあり、ブルーチーズにもパテにもよく合います。うーーーん、おいぴい。。。





(赤) フランス: CHATEAU LES JOYEUSES BORDEAUX (1998)

Robe grenat aux reflets manuves.
Nez de petits fruits noirs: cassis, mure, myrtille.
Charnu. Assez corse. Tanin leger. Bonne mache.
Belle saveur fruitee.
Plats: viandes rouges roties ou grillees.
Attendre fin 1999.

Recommande par Jean-Luc Pouteau
Meilleur Sommelier du Monde

これもジャン・リュック・プトー氏ご推薦のボルドーワインです。千円ワインにしてはちょっと格調が高いですね。楽しみです。

私の好きなデザインのラベルだったので結構期待していましたが、味はちょっと月並みなようです。渋みはほどほどあるものの、それをバックアップするだけのコクが不足しているように思います。ま、そうそう当たりのワインに出会える訳でもありませんしね。まずまず良しとしましょう。。。









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