原宿・やまや World WineFesta2000





先日、西新宿のやまやさんにボジョレーヌーボーを見に行った時に、店内にやまやさん主催の試飲会のチラシが置いてありました。曰く、『無料ワイン試飲会!グラス使用料として入場時に100円頂戴致します』とのこと。飲み放題で100円は安いっ!(←試飲=飲み放題と勘違いしている。。。)場所は原宿のとある会館だとか。これは行かないでか!

日曜日の朝、お腹をペコペコに減らして試飲会の会場に出掛けます(←何か勘違いしている)。原宿はあまり馴染みはありませんが、さすがにやまやさんのこと、駅から会場への要所要所に案内の看板を持った人を立たせていますので会場へは迷うことなく辿り着けます。会場は裏通りのとある大きな会館なのですが、1階と2階の全フロアを使ってフェアが開かれています。さすがにやまやさんですね。1階には世界各国のワイナリーから出品されたお手頃のワインが並んでいて、無料で試飲ができます。試飲のサービスをやられるのは殆ど外国の方ですから、結構大胆にワインをグラスに注いで下さいます。残念ながらおつまみは用意されていませんので(当たり前か)、空きっ腹には結構堪えますね。2階は2つに区切られていて、片方がセミナールーム、もう片方が高級ワインの販売所になっています。

高級ワインの販売所は私にはちょっと場違いな感じでしたので、1階で若干のワインを買い込んだ後でセミナーを聴くことにしました。何しろ空腹の上に、22ケ所で大量の試飲をしたおかげで気分が優れません。セミナーは、日本でワインスクールの校長をしておられる本場ボルドー出身の方です。6種類の赤・白のテイスティングをしながら、ボルドーワインの解説を聴く訳です。有難いことに、それぞれのグラスには小さなチーズが添えられています。テイスティングの前にチーズを食べたら、やっと気分が落ち着きました。セミナーは90分近く続きましたが、結構面白かったですね。最後に、6種類テイスティングしたワインの中から2種類を選んで銘柄当てクイズがありました。当たると珍しいワインが頂けるとあって結構真剣に取り組んだのですが、結局1つ目は当たったものの、残念ながら2つ目を外してしまいました。悔しいーーーっ。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) チリ: VIU MANENT MERLOT RESERVE (1998)

WINEMAKING: Selected grapes were picked, cold macerated and fermented at 30℃. After a final twenty-day skin contact period, the wine was aged ten months in French oak barrels and bottled unfiltered, to preserve the wine character. After four months of cellaring, it was released to the market.

THE WINE: Intense ruby red color, brilliant. The aroma is a mighty exponent, denoting a dazzling hazelnut chocolate nose, with toasted walnut and candied peanut. In the mouth, it is fat and roomy, with gorgeous touchable chocolate chips; the fruit backbone evokes dried cherry and black raisins to the end. It is a long lasting wine, reminiscent of evaporated milk flavours with toasted ccofee hints. Delicious with cheeses, pastas, grilled chicken and filet mignon.

最近、チリのワインにも随分高価なものが増えてきました。数年前まではチリのワインは日本であまりポピュラーでなかったこともあって、千円以下でも素晴らしい味のワインを手に入れることができました。最近では世界的な人気の高まりと共に、安くて美味しいチリワインを見つけるのは骨が折れます。このワインは千円チョットで、久々に掘り出し物のような気がするのですが、さあどうでしょうか?

超掘り出し物という程ではありませんね。でも、やや辛口ながらまずまずの味でした。メルロー種のレゼルヴァなので、かなりコクがあるかな。。。と思ったのですが、未だちょっと若いのでしょうか?





このガス燈の絵は裏面のラベルに描かれていましたが、どういう意味なのでしょうか?



この奇怪な顔(?)は、岡本太郎の彫刻か、はたまたインカの偶像を思わせますが、どうやらViu−Manent社のシンボルマークのようです。


(赤) オーストラリア: LINDEMANS BIN 50 SHIRAZ (1998)

Lindemans is one of the most respected and enduring names in Australian winemaking. From its beginnings in 1843 when Dr. Henry Lindeman planted his first vines at his Cawarra homestead in the Hunter Valley of New South Wales, Lindemans has established a reputation for classic, premium quality wines that are unmistakably Australian.

WINEMAKER'S NOTES: Lindemans Bin 50 Shiraz is an excellent crimson red colour. The bouquet displays typical peppery, earthy Shiraz characters integrated with a nutty oak background. The palate, medium bodied in structure, shows spicy Shiraz flavours enhanced by maturation in American and French oak and finishes with soft lingering tannins.

『Lindemans Wines社』のHPはここをご覧下さい。

普通、テイスティング会などで、サービスをする人が日本人だとワインはグラスの底に張り付く位しか注がれませんが、今回サービスをして下さるのは殆ど出展社の本国から来られた外人さんばかりのようです。普段からワインを浴びるほど飲んでおられるのでしょう、テイスティングといってもグラスに並々と注いで下さいます。リュックサックを担いでテイスティングのうんちくを語る通っぽい方々は、ワインを口に含んで味わった後、備え付けのバケツにワインを吐き出してしまいますが(その上、グラスに残ったワインも捨ててしまう。。。)、私はそんな勿体ないことはしませんので全て飲んでしまいます。そういう訳で、広い会場に『コ』の字形に並べられた出店社のテイスティング・コーナーを順繰りに回っていってテイスティングを重ね、最後にオーストラリアワインのコーナーに辿り着いた頃にはさすがにヘベレケ状態です。もうオーストラリアワインのテイスティングはパスしようかと思ったのですが、勧められてつい飲んでしまいました。飲んだついでに、以前から気になっていた『BIN』の意味を尋ねたのですが、このBINというのは葡萄を発酵させる時に使うタンクの番号のことなのだそうです。そう教えて頂きますと、やっぱり買わずにはいられませんね。。。

これは美味しかったです。テイスティングの時にはそんなに感じなかったのですが(飲みすぎて味覚が麻痺してた)、家で上等のブルーチーズとライ麦パンと一緒に飲んだら、ブルーチーズと相互作用をして、もうメチャ美味しかった。。。





闇夜のカラス状態ですが、何だか葡萄と鳥の絵らしきものが描かれています。


(赤) フランス: MISSION S. VINCENT AOC BORDEAUX (1998)

『ミッション・サン・ヴァンサン AOC ボルドー』は、ボルドーを流れる2つの川の間の地区で産するメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランのボルドー3大赤葡萄をブレンドし、一部を樽熟で仕上げました。深い色調と香りで、味わいは赤い果実を思わせます。軽い樽香も心地よいバランスのとれたワインで、エレガントな後味も印象的です。グリル料理やチーズと好相性です。

ボルドーには、ジロンド河、ガロンヌ河、ドルドーニュ河という大きな河川が流れていて、有名な7つの産地(これがスラスラ言えたら相当に尊敬されます!)もこれらの河川に接しているそうです。ボルドーの高級なワインにはこれらの産地名が付されていますが、このワインのように単に『AOC BORDEAUX』という表示だけであれば、ボルドーの基本的な特徴を備えながらも飲みやすいワインということになります。つまり、ボルドー産ではあっても産地を指定しない分、安くて気軽に楽しめるという訳です。何でもボルドーの名前が付けば高級ワイン。。。ということでもなさそうです。

ボルドーにしては、それほどコクとか複雑さが感じられませんね。やや辛めながら比較的軽い味がします。どことなくイタリアのキャンティに似ているような気がしないでもありません。ボルドーといってもそれこそピンからキリまでありますから、一概に『ボルドーの赤はうんぬんかんぬん。。。』と決めつけることはできません。私も一時期随分とボルドーの赤にはまり込みましたが、最近またいろんな国のワインに手を出してボルドー崇拝が薄れてきつつあります。ま、そうは云っても人生の輪廻の如く、何時の日かまたボルドーに回帰するのでしょうけど。。。





(白) フランス: FONCALIEU VIGNOBLES CHARDONNAY (1998)

This quality wine produced by "Foncalieu Vignobles" is the result of years of experience in our vineyards as well as in our cellars. Thanks to a strict selection of grapes and the use of top vinification techniques. Our winegrowers and winemakers are proud to let you enjoy this amzing wine.

TASTING NOTES: Lovely golden colour with green tints. Buttery nose, slightly oaky, with aromas of white peaches and fresh fruits. Refreshing palate reminding of pears and nectarines. Long finish with subtle hints of oak.

冬場はあんまり白ワインを買わないのですが、急にお刺身なんかが手に入った時のために常時1−2本の白ワインをストックするようにしています。白といったらシャルドネかシャブリですね。この白ワインは、フランス南部ラングドック地方のシャルドネのようです。ラベルがあまりに細長いのでつい面白くて買い込みました。

このテイスティングノートを書いた人は相当に感受性が強いのでしょう。私にはこんなに細かくは味わいとれませんでした。色は確かに薄い黄金色でした。でも、ピーチやオークの香りねぇ。。。シャブリのようにキリッとした味ならもうちょっと細かく認識できたのでしょうけど、シャルドネはなかなか難しいです。で、お刺身は?単なるネギトロでした。それも袋に入った冷凍品。。。













戻る