御徒町・吉池本店





日比谷線の御徒町駅に着きましたら、以前工事をしていたところが都営地下鉄大江戸線の駅につながっていました。東京もどんどん変わっていきますね。変わらないのはアメ横。。。と言いたいところですが、アメ横も昔と比べますと随分変わりました。近代化に伴って一部共同ビルへの建て替えも行われましたが、どうもビルの中のお店では威勢の良い店員さんの呼び込みもままなりません。やはり、押すな押すなの人込みに揉まれてのお買い物がアメ横には一番合っているようです。私はアメ横に行くときは必ずJR御徒町駅正面の吉池本店に立ち寄ることにしています。吉池本店はデパートとスーパーを足して2で割ったようなお店なのですが、別棟にお魚専門のお店が付属しています。ここには、暮れの時期になりますとお正月用の海産物が沢山並びます。他のお店ではなかなか見かけないような珍しい品もありますので、そういったものを探すのもまた楽しみのひとつです。

それはさておき、以前は本店ビルの1階の片隅にお酒の売り場がありましたが、エスカレータ脇の狭いスペースで細々と営業していたせいか、あまり大したワインは見かけませんでした。久しぶりに寄ってみますと、『お酒の売り場を2階にオープン』との案内があります。どんなところなのでしょうね?早速エレベータで2階に上っていきます。ふーーーむ、これは広いですね!何しろ吉池本店の2階ワンフロアーを全部使ってお酒の売り場にしていますので、お酒の種類も数もハンパではありません。フロアの1/3は日本酒の売り場が占めていて、残りをワインとビールとウイスキーで分け合っています。奥には、徳利とかお猪口とかワイングラスとか、お酒に関係する小物も豊富に揃っています。まさにお酒のデパートですね。

ワインの品揃えは割合とオーソドックスです。売り場の中心にはボルドーの高級ワインがきれいにディスプレイされていて、高級なワインショップといった感じがします。でも、壁際にはお手頃なワインの数々も並んでいますので心配には及びません。丹念に見ていきますと結構面白いワインも見付かります。極端なディスカウントワインはありませんが、日常のワインを選ぶにはお勧めのお店だと思います。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) 南アフリカ: KWV ROODEBERG (1997)

『KWV ルーデバーグ』は、南アフリカの西ケープ州産のフルボディの赤ワインです。丁寧に手摘みされたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ種の葡萄それぞれの特長を最大限に活かして造られました。樽熟成による複雑で豊かな香り、力強く凝縮感のある味わいをお楽しみ頂けます。

ワインの並べ方はやまやさんとちょっと似ていますね。ワイン売り場はゆったりしたスペースですので、落ち着いて品定めが出来ます。安いワインでも解説は充実していますので選ぶ際の参考になります。このワインはレジの近くに積んでありましたが、南アフリカのワインにしては背の高いボトルを使っていますね。イタリアのワインのようでなかなかスマートに見えます。それにしては安かったので、つい買ってしまいました。使っている葡萄がコクを生む赤ワイン用の代表的な銘柄ですので大いに楽しみです。

外観だけでなく、色も味もイタリアの赤によく似ています。色はやや褐色がかっていて、黒スグリのワインに似ています。特筆すべきはその香りです。まるでボルドーの高級ワインのように、何とも云えないような高貴で奥行きの深い香りが楽しめます。味は少し辛口ですがとても上品です。極一瞬ですが、カラメルのような焦げた匂いが感じとれるのは気のせいでしょうか。。。







(赤) 中華人民共和国: DRAGON SEAL CABERNET SAUVIGNON (1999)

Origin:
Cabernet Sauvignon grown from imported French cuttings in Huailai County (Hebei Province).

Tasting Note:
This full-bodied typical Cabernet Sauvignon has a deep red cherry color and a complex taste of red fruits and pepper, with a mild hint of oak.

Serving:
Best served at 18℃. This wine is a perfect companion to all meats, as well as spicy foods.


久し振りに御徒町の吉池のワイン売り場に行きました。お酒の品揃えは相変わらず豊富で、焼酎なんかは樽の量り売りもしていました。昔はお酒は量り売りが主流でしたが、消費者のエコロジー意識の高まりを受けてのことでしょうか。そのうちに日本でもワインの量り売りが一般的になるかもしれませんね。このワインは2本で1、449円というお手頃なセットで売られていました。2本で999円だと味はイマイチだし、2本で1999円だと単品で買った方がいいしで、私にはちょうどよい価格帯です。普通は、このような組み合わせの中に中国のワインは入らないのですが、フランスやオーストラリアのワインと一緒に敢えて入れたということは、お店もそれなりに自信があってのことでしょう。期待しましょう。

中国のワインは驚くほど急速に進化しています。目隠し試飲で生産国を当てるとしたら、恐らくワイン先進国の名前が挙げられると思います。このワインは、香りはそこそこですが、やや明るい澄み切ったルビー色をしています。フルボディとのことですが、それほど重い感じはなく、奥行きのある洗練された味です。そのうちに、中国のワインもチリワインと同じように日本でブレイクするかもしれませんね。一度は試してみられたら如何でしょうか?















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