立川・成城石井 LUMINE立川店
土曜日の夜から東京地方にも予報通り雪が降りました。朝、窓から外を見ますと一面銀世界です。『おぉ。。。寒いっ!』と、また布団に潜り込みます。今年の冬は寒いですね。先日も雪が降ったのですが、東京地方では大して積もりませんでした。今日は数センチは積もっているようです。この分ですと、郊外はもっと積もっているかもしれませんね!私は雪とは殆ど縁のない地方で育ったもので、雪を見るのは大好きなのです。という訳で手軽に行けるところで雪見物をすることにします。
雪見物に行って滑って転んでケガしても馬鹿らしいので、交通の便の良いところにします。ついでにワインなんかも買えたらもっといいですね。東京で雪の積もるところといえば多摩地方、多摩地方の玄関口は立川ですね。というわけで、南武線に乗って立川に向かいます。期待に胸躍らせて電車の外を眺めていましたら、立川に近づくに従って段々と雪が少なくなってきます。電車代に600円もかけて立川まで来たのに、着いてみますと駅の周辺には殆ど雪は残っていません。しょうがないですね。雪見物を止めてワイン探しに切り替えましょう。立川には初めて降り立ったのですが、やはり都心とは少し街の感じが違います。昔ながらの街並みながら、何となくお洒落な雰囲気です。これならきっと面白い酒屋さんが見付かるだろうと、最初は南口の方から歩いてみたのですがゼンゼンですねぇ。。。
今度は北口に出てみます。再オープンを目前にした伊勢丹とか高島屋とか大きなデパートはあるのですが、酒屋さんはどこにもありません。日向の歩道の雪は融けてシャーベット状になっているし、日陰の歩道では雪が凍りついているし、歩きにくいったらありません。遂に諦めて駅に戻ります。このまま帰っては何のために来たのかわかりませんので、お馴染みのお店ですがルミネの地階にある成城石井さんでワインを買い込んでいくことにします。でも、この立川店はワインの品揃えがなかなかに素晴らしいです。思わず奮発して3本も買い込んでしまいました。東京で雪を見るのも随分とお金のかかるものですね。。。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) 南アフリカ: L'AVENIR L'AMI SIMON (1997)
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L'AMI SIMON
SIMON VAN DER STEL
(1639 - 1712)
Born at ? Port in Dutch Mauritius, where his father Adriaan was Governor ? colony, educated in Holland, Simon van der Stel made his career with the Dutch East India Company and was appointed Governor of the Cape in 1679. A visionary and outstanding administrator, he encouraged viticetum and welcomed the first French Huguenots to the Cape in 1688. Today, in the shadow of the mountain that bears his name - the Simonsberg - and overlooking Stellenbosch, the town he founded in 1679, L'Avenir Estate reflects Van der Stel's historic connections. Here a Mauritian and a Huguenot descendant strive to produce wine in the apiirit of Simon - L'Ami Simon. This blend can be enjoyed young, but will improve with further maturation.
『ラヴェニール ラミ・シモン』は、良く熟したベリー系の果実香と微かなミントの香り、樽香やチョコレート香、滑らかなタンニンが複雑な味わいを醸し出しています。南アフリカのステレンボス産の赤ワインです。
このワインは私にしてはやや高めのお値段だったのですが、お店の説明文に殺し文句の言葉が書いてありました。曰く、『このワインは、南アフリカ航空のファーストクラスで供されています。。。』。日本では私にでも手の届くお値段なのですが、現地では高級なワインとして名が通っているのでしょう。ファーストクラスには乗れませんが、せめてこのワインで優雅な空の旅を夢見ることに致しましょう。。。『お客様!ワインなど如何でしょうか?』。『そうねぇ。。。そこのラミ・シモンを下さいな!』。『かしこまりましたぁ。シュポッ。。。コン・コン・コン。。。ささ、どうぞ!』。(。。。夢よ覚めないで。。。)
さすがに南ア航空のファーストクラスで供されるだけのことはあります。素晴らしく濃厚な色と味は、舌の肥えた(体も?)エグゼクティブの乗客にもきっと満足して頂けることでしょう。(ここで最後のひと口を飲む。。。)うーーーん、何ともいえない芳醇な香りと豊かなコクですねぇ!それに、まろやかな渋みもあって実にグーです。これがファーストクラスのお食事と合わない筈はありません。レアでローストされた極上のビーフ。。。わたぴも乗りたーーーい。。。
- (赤) フランス: CHATEAU CAP DE FAUGERES COTES DE CASTILLON (1996)
- 『シャトー・カップ・ド・フォジェール』は、美しいルビーカラーと芳醇で華やかな果実アロマ、厚みのあるボディでバランスのとれた味わいのワインです。コート・ド・カスティヨンはサンテミリオンの直ぐ東に隣接する地区です。
解説文の最後の一文がなかったら、このワインの印象は随分と平凡なものになっていたことでしょう。ボルドーのサンテミリオン地区は高級ワインを産することで有名ですので、それに隣接するコート・ド・カスティヨンのワインも素晴らしいに違いありません。
隣といっても、やはりサンテミリオンの高級ワインとは味も香りもちょっと豊かさが違います。飲んでみますと、一際辛さが感じられるのです。辛くてもコクがあればいいアクセントになるのですが、このバランスがイマイチのようです。もっとも、『お酒は辛口』と信じ込んでいる方には最高なのでしょうけど。。。
- (赤) フランス: CHATEAU TERTRE DE CIBELLE COTES DE BOURG (1998)
- 『シャトー・テルトル・ドゥ・シベール コート・ドゥ・ブール』は、深い赤紫色で、熟した苺やブラックベリーのアロマを持ち合わせています。ソフトな口当たりでコクと厚みのあるワインに仕上がっています。口の中で広がる果実風味と豊かなボディが魅力的なワインです。
前の2本をちょっと奮発したので3本目は安いのにしようかと思ったのですが、どうしてもこれが気になって買い込んでしまいました。シベールという名前がいいですね。昔、『シベールの日曜日』という映画があったのですが、それとは綴りは違いますが何とも響きの良い名前です。ちなみに、コート・ドゥ・ブール地区はボルドー地方の超有名ワイン産地であるメドック地区の対岸にあります。
色は確かに『深い赤紫色』です。でも、思ったよりは重くなく、むしろ軽い味です。ということは、期待したほどのコクは感じられないということでもあります。その代わりに渋みは結構あります。1998年産ですから、未だ若いということもあるのでしょう。こういうワインにはちょっとコッテリしたお料理が合う筈です。ところが、冷蔵庫の中には目ぼしい食べ物がありません。天気予報では今日は地面にうっすらと積もる程度の雪だといっていたので、よもや篭城の用意は必要ないだろうとタカをくくっていました。甘かったですね。朝起きてみたら既に数センチの積雪になっていて、これでは買出しにも行けません。それにしても、この冬は暖冬という予報だったのに私にはことの他厳しく感じられる寒さが続いています。東京地方では本格的な雪が今日で3回目で、如何に南国育ちの私にもそろそろウンザリです。春が待ち遠しいですね。
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