海浜幕張・カルフール幕張





最近、あちこちに大規模なショッピング・モールがオープンしています。その先駆けとなったのは船橋の『ららぽーと』ではないかと思いますが、ここにきて『みなとみらい21・横浜ワールドポーターズ』とか『お台場・ヴィーナスフォート/アイランドモール』とか『南町田・グランベリーモール』とか超大型モールのオープン・ラッシュが続々と続いています。アメリカのような郊外型もありますが、日本では駅前型が多いようです。

これまで海浜幕張といえば、イベントの一大拠点である幕張メッセとテクノ企業が入った高層ビルが立ち並ぶ未来都市というイメージしかありませんでした。あちこちに広大な空き地が散在し、およそ人間の住む空間ではなかったように思います。近頃、駅からちょっと離れた場所にマンション街が建ち始めましたが、日常の買い物はどうされているのだろうと他人事ながら気になっていました。ところが、海浜幕張駅から5−6分ほど歩きますが、これまで空き地だったところに何とフランスのスーパーマーケット『カルフール幕張』が開店したのです!



フランスのスーパーマーケット(ハイパーマーケット?)が日本に進出するのは初めてではないかと思うのですが、フランスといえば食の国ですよね。ひょっとしたらフランス直輸入のチーズにワインにハムが並んでいるかもしれません。そういうことで、興味はあったのですが今までなかなか行く機会がありませんでした。ようやっと今回お店に行くことになったわけです。駅からテクテク歩いて行きますと、お店に近づくにつれて段々と建物の巨大さが実感されてきます。カルフール幕張は普通のショッピングモールのように幾つかの建物がつながっているというスタイルでなく、ひとつの建物の中にモールを構成するお店が全て入っています。

1階から入りますと、カフェとレストランといろんなお店がありますが、肝心のスーパーマーケットが見当たりません。日本のスーパーなら1階と地階は食品フロアと相場が決まっています。ふと階段から降りてくる人を見ますと、食品が入った大きな袋を手に下げています。どうやら2階にカルフールのお店があるようです。ラセン階段を上って2階に行ってみます。建物の一画に、テーブル席を取り囲むようにファーストフードのお店が並んでいます。タコ焼きにラーメンにパスタにお寿司に。。。どことなくアメリカ的な雰囲気です。建物の中央部には超広い売り場面積のカルフールがあります。私もいろんなお店を見てきましたが、1フロアでこれだけの広さがあるところは見たことがありません。それも広いだけでなく、天井の高さが尋常ではないのです。そこに商品を満載した巨大な棚が整然と並んでいます。まるでガリバーのお店のようです。

お店には電化製品、家具、日用品など、もろもろの品が山積みされています。端から見ていったら時間がかかって仕方ありません。全部を見るのは諦めて、一番奥にあるワインの売り場に直行します。ゴルフで1ラウンド回った位の感じですが、ようやっとワイン売り場に辿り着きました。このワインの数にも圧倒されます。なにしろ本数がケタ違いに多いのです。でも片っ端からチェックしていきますと、確かに本数は多いのですが種類は思ったほどではないようですね。ということは同じ種類のワインを大量に置いてあるわけです。更に奥を見ますと、そこには立派なワインセラーがあります。フランスの有名なワインは置いてありますが、驚くようなレアものはありませんね。ちょっと私の価格帯とは外れるようですので、取り敢えずセラーのワインはパスしてお買い得のワインを2本ゲットします。

ワインを買い込んで目的達成。。。と思いましたら、ワイン売り場に続いてチーズ売り場があります。通り過ぎるだけでチーズの芳醇な香りが鼻をくすぐります。たまらずチーズのケースを覗き込みますと、これはまた山のようなチーズが積まれています。カットしてあるのもありましたが、フランス国内で売られているものと同じパッケージのチーズも大量に並んでいました。先日痛い目に。。。いや臭い目に会ったロックフォールもありますね。なになに、13フラン60サンティーム?フランス国内でのお値段なのでしょうね。日本では勿論それよりかは高いですけど、結構お買い得ですね。買っていきましょう。。。



これは絶品の味でした。このボリュームでこの美味しさのロックフォールは日本中どこを探してもないでしょう。。。


チーズ売り場の隣はパンの売り場です。チーズを買えばパンも買わないといけませんね。ロックフォールに合いそうなフランスパンをゲット。。。パン売り場の隣はハムの売り場です。ついでに超お買い得の生ハムと田舎風パテのパックを買い込みます。その先はお惣菜の売り場です。いけませんね、これではきりがありません。お魚の売り場は横目で見てレジに行こうとしたら靴の売り場が見えます。丁度買い換え時かなと思っていましたので、靴を1足。。。お店を出るときにはカルーフルの名前が入った巨大な紙袋を下げていました。重いですぅ。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) イタリア: FATTORIA LE FONTI CHIANTI CLASSICO (1996)

Dalle dolci colline delta zona del Chianti Classico, l'espressione della piu antica tradizione toscana.

わざわざカルーフルのお店まで来て買うようなレアものではなかったのですが、お買い得のワインを並べた棚に大量にあった1本です。ま、お値段もそこそこなのであまり期待はできませんが。。。

キャンティ・クラシコには外れの経験があって、今回はどうかな。。。と思っていたのですが、これは美味しかったです。ちょっと辛口ですが、軽いながらも落ち着いたコクが味わえます。それに何といいましても、この赤ワインと最高の取り合わせだったのがカルフールのロックフォールです。青カビがたっぷりと入っていて、ブルーチーズの風味が満点です。フランスパンと一緒につまめば、ブルーチーズ本来のピリリとした辛さが堪能できて赤ワインの味がとても引き立ちます。結構パンも大きかったのですが、結局ロックフォールとキャンティで残さず食べきってしまいました。カルフールのブルーチーズはお買い得ですよん!







(赤) フランス: BERRY BROS. & RUDD BORDEAUX ROUGE

ワインの解説ではありませんが、ロンドンにあるこのワインの輸入元について説明してあります。

Established in London 300 years ago and still a family company, Berry Bros. & Rudd is recognised as one of the world's great wine merchants. Eight generations of experience, combined with the skills of their Masters of Wine, enable Berry Bros. & Rudd to select a superb range of wines.

これも同様なワインなのですが、何でもフランス国内で一番飲まれているボルドーワインだとか。。。輸入元はロンドンのネゴシアンのようですので、ひょっとしたらイギリス国内でも一番多く飲まれているボルドーワインかも。。。

ま、『フランスで一番飲まれている』という意味は、そんなに銘柄にこだわらない人達が日常飲むワインとして選んでいるということなのでしょう。フランスの人達が全て有名産地の高級ワインを飲んでいる訳ではありません。むしろ、フランスの一般の人々は容器持参で酒屋さんに行き、安いワインを量り売りで買うことも珍しくないのです。そういう人達に選ばれたこのワインは、かなりオーソドックスな味わいで格別の香りとかコクとかはそれほど感じられません。かといって美味しくないということではないのです。日常飲むワインとしては充分でしょう。





これはロンドン産のワインという表示ではありません。ネゴシアンの名前の入ったコルク栓というのも珍しいですね。










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