勝どき・La Piccola Cantina TOKI





昨年の暮れでしたか、東京に第二の山手線が開通しました。といいましても、地上を走るのではなく東京の地下をぐるりと回る都営地下鉄大江戸線のことです。TVを観ていましたら、石原都知事と扇大臣が仲良く乗車して開通のセレモニーをやっていました。それから4ケ月経過しましたが、大江戸線の駅が普段の生活とあんまり縁のない場所に新設されたもので、今まで利用する機会がありませんでした。



ところが、最近晴海に新しいショッピングモールがオープンしたとのことで、出掛けてみようとアクセスを確認したら大江戸線の勝どき駅が近いとのこと。折角の機会ですので、大江戸線に乗って行くことにしましょう。六本木で日比谷線から大江戸線に乗り換えます。改札口からエスカレーターでどんどん下って行きますと、地下深くにピカピカの駅舎ができています。改札口を入りますと、またまたエスカレーターで下へ下へと降りていきます。ようやっとホームにたどり着きますと、これが超デラックスな設備なんですね!従来の日本の地下鉄のイメージではなく、まるで外国に来たかのような錯覚さえ覚えます。大江戸線の車両は真新しいのは勿論ですが、他の地下鉄の車両よりもやや小ぶりになっています。その分、トンネルも狭くて済んだのでしょうけど、中に入るとちょっと圧迫感を感じます。今のところはそんなに混雑していませんので問題はないのでしょうけど、将来的にはどうなんでしょうね?

結構スピードが出るのか、電車は六本木から僅か13分で勝どきに到着しました。ホームの柱にはトリトンスクエアへの出口の表示がしてあり、乗客がゾロゾロと同じ方向に向かって歩いています。地上に出ますと、晴海通りと清澄通りが交わる大きな交差点が見えます。晴海に国際展示場があった頃は交通も未だ不便で、よく銀座とか築地からテクテク歩いていたのを思い出します。トリトンスクエアは、運河に架かる黎明橋を渡った直ぐのところに完成したオフィスとモールと住居の複合施設です。超高層のオフィスビルが何本も林立していて、昼間ここで働く人は2万人に達するのだとか。また、居住人口も5千人になるのだそうです。加えてショッピングの人も集まる訳ですから、まるでひとつの町のようです。



最近のモールとくればワインショップも当然ある筈です。探すまでもなく、入口から直ぐのところに『La Piccola Cantina TOKI』というワインショップが見付かります。お店の片方にはテーブルが置かれたスペースがあり、お勧めのワインをテイスティングしたりすることができます。1本まるごと飲むにはチョト落ち着きませんが、ここで購入したワインも飲めるのだとか。。。



世界各国のワインから、あなたにぴったりの一本を。

ソムリエの資格を持つ店長が、お好みや料理に合うワインをアドバイス致します。テイスティング・コーナーで、各国のお勧め銘柄を気軽にお試し頂くこともできます。ワインやチーズ関連グッズで有名な『bodum』コーナーも設けました。


ところで、このあたりは『もんじゃ焼き』で有名な月島に隣接しています。そういえばあちこちに『もんじゃ焼き』のお店がありますね。折角だから本場の『もんじゃ焼き』を味わっていこうと思い、清澄通りに面した如何にも下町っぽいお店に入ります。未だ夕方の6時過ぎでしたのでそんなにお客さんは入っていないだろうと思っていましたら、店内は超満員の盛況です。お客さんはご近所のグループとか家族連れとかいった感じで、慣れた手つきでヘラを返しています。よくよく見ますと、全員がもんじゃ焼きを食べているのではなく、焼肉とかお好み焼きなんかも多いのですね。私が入ったお店は『ひさご』という名前でしたが、メニューの中でも『地鶏の塩焼き』が絶品でした。良く締まった地鶏の肉と強めの塩が絶妙の組み合わせでビールがガンガン進みます。



『もんじゃ焼き』はお好み焼きよりはダシ汁が多いので、鉄板の上に全部の材料をいっぺんに入れると、もうもうと湯気が上がってひどく恥ずかしい思いをします(←しました)。先ず、具だけを鉄板の上で焼き、それを土手にして中に残りの汁を入れるのです(もんじゃ焼きの作り方についてはここをご覧下さい)。トリトンスクエアのお洒落なレストランでディナーを頂くのもいいのですが、もんじゃ焼きで一杯というのも下町っくでいいですよん!

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: CUVEE PETIT CHATEAU GAUTOUL (1997)

産地で直接買い付けられたのか、解説はありません。

お店も新しいですが、並べられているワインのボトルはどれもピカピカのピカチューです。年代物のボトルにもそれなりの魅力はありますが、新しくてきれいなボトルは見ているだけで何となく気分もウキウキするものです。このワインは名もないプチシャトーで造られたようですが、何となくこだわりの一本という予感がしてゲットしました。このようなワインを選べるのも専門店ならではの楽しみですね。

このワインは重くて濃い味の予感がしたのですが、グラスに注いでみますと結構明るい色をしています。おやおや。。。と思いながら口に含んでみますと、外観に似合わず何とも軽やかな味です。プチシャトーで造られた赤は素朴で重い。。。というのは、どうやら私の思い込みだったようです。







(赤) オーストラリア: MIRANDA SOMERTON SHIRAZ CABERNET (1998)

『ソマートン シラーズ・カベルネ』は、シラーズ種とカベルネ・ソーヴィニヨン種から造られました。果実香豊かで、濃厚な味わいの重口の赤ワインです。

お店の入り口には箱に入ったお得なワインが何種類か置かれていました。開店記念という意味もあったのでしょうけど、どれも魅力的なワインばかりです。さすがに安いワインばかし買うのも気が引けて、とりあえずこの1本だけにしました。お値段は安くても、シラー種特有の力強いスパイシーさが期待できます。グッド、グッド。。。

果実味豊かということは納得できます。いわゆる『フルーティ』な軽い味というよりは、熟成した果実の持つ濃厚な味なのです。だからといって重口ということでもありません。『豊かなコクのある果実味溢れる濃厚な赤ワイン』といった感じでしょうかね。このお値段でこれだけ美味しいワインを揃えるとは大したお店です。晴海トリトンスクエアへお出かけの際は是非立ち寄ってみられては如何でしょうか。















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