リヨン・HOTEL ROYAL





ホテルのHPは、ここをご覧下さい。


今日はリヨンに移動します。その前に、ブルゴーニュ地方の最南端にあるボジョレー地区を訪れます。ボジョレー地区のワインといえば、毎年11月の第三木曜日に解禁されるボジョレーヌーボーですね。ひときわ目立つ花柄のラベルが特徴のジョルジュ・デュブッフは、ボジョレー地区最大手のネゴシアン(ワイン商)であるジョルジュ・デュブッフ社が販売しており、創業者のジョルジュ・デュブッフ氏は「ボジョレーの帝王」と呼ばれています。彼は各生産者から買い付けた葡萄やワインを醸造・瓶詰にして、フランスはもちろん世界中に販売しています。70年代にはヌーボーを日本と米国に輸出して大成功を収め、帝王の名を不動にしました。そのジョルジュ・デュブッフ社が運営するワイン博物館を見学するのです。



ワイン博物館の周囲には何もありません。車でないとアクセスは難しいですね。博物館の入り口にゲートが建っていて、「Le Hameau en Beaujolais」と書かれています。「ボジョレー博物館」とでも云うのでしょうか?



館内には、ボジョレー・ワインの歴史を分かりやすく解説したパネルとか、当時の資料などが壁一面に掲示されています。また、ビデオによるワイン醸造過程の説明、ブドウ生育の流れ、コルクやビンの変遷など、ワインの全てが分かるといった充実ぶりです。



入り口でイヤホンが借りられ、映画のナレーションなどは英語でも聞くことができます。



カーヴを模した部屋には、大きなワイン樽も積まれています。



このおじさんはナレーターでしょうか?



なんだか童話の世界みたいですね。



この銅像はカーヴの守り役でしょうか?それとも、バッカス神?



ワイングラスにもいろんな種類がありますが、ここに並べられているものは有名なバカラ社製です。中央の球形のグラスは、特級赤ワイン用と思います。口が狭く、中がバルーンのように膨らんでいるため、少量のワインを入れてゆっくりとかき回すと芳醇な香りが中に閉じ込められ、特級ワインの実力が如何なく発揮されるのです。



農作業の道具の展示だけでなく、実際の作業を再現したセットもあります。



これはコルク栓の展示でしょうか?



見学の最後は試飲タイムです。試飲室は豪華な大広間で、4−5種類のワインの中から一種類を選んで飲みます。軽いおつまみ(パンやサラミ)が付きます。一種類だけでは試飲になりませんが、遠慮のないお客さんにそうそうガブガブ飲まれてもねぇ。。。



見学コースの出口には売店があり、ワインだけでなく書籍やグッズの品揃えも充実しています。



中庭には小さな葡萄畑があり、(多分)ガメイ種(ボジョレーヌーボーで使われる葡萄の品種)の葡萄の葉が青々と茂っていました。葡萄の房も大分大きくなっていますね。



例によって、落ちていた(本当ですよ!)葡萄の葉を栞にして持ち帰りました。



ワイン博物館を後にして、マコンのハーツ営業所でレンタカーを返却します。マコンからリヨンまでは列車で20分くらいです。ローカルな列車の普通車でガタゴトとリヨンを目指します。



リヨンはさすがに大都市です。通りには人が溢れ、車の往来も激しいです。でも、何となく落ち着いた雰囲気です。今夜宿泊する五つ星(本当かなぁ。。。)ホテルのロワイヤルリヨンは市内でも一際目を引く威容を誇っています。何でも、1965年にビートルズがリヨンを訪れた際に宿泊したのだとか。。。



今年のフランスの夏は天候不順で、旅の疲れもあって体調がイマイチです。今夜は部屋食にしましょう。といっても、ルームサービスを頼むのではありません。自分で食材を調達して部屋で食べるのです。美食の街リヨンには沢山のお惣菜屋さんがありますので、これもひとつの方法です。おっと、その前にワインも買わないと。



という訳で、ご覧の豪華ディナーとなりました。昨夜、ボーヌで食べきれなかったビーフステーキもあったらなぁ。。。



私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: CHATEAU D'HUGUES COTE DU RHONE GRANDE RESERVE (2000)

特に解説はありません。

未だ旅の始まりだというのに、軟弱にも体調不良となり、外食する気力が薄れてきました。ホテルのレストランで食べてもいいのですが、何だか時間をかけてフルコースを頂くのもかったるく、今夜は近くのお店で好きなお惣菜を買ってホテルの部屋で夕食をとろうと思います。でも、体調は悪くてもワインを欠かす訳にはいきません。ホテル近くを探検していましたら、小さな酒屋さんが目にとまりました。入り口は小さいのですが、意外と奥行きがありお酒の数も結構なものです。お値段は日本で買うのとそんなに違いません。10ユーロ位の手頃な赤ワインはないかな。。。と棚を全部チェックしたのですが、これといって面白いものはありませんね。どうしようかね?とふと足元を見ますと、床に籠が置いてあって何やら興味を引かれるボトルが中に入っています。何が引かれたかといいますと、そのラベルなのです。今までいろんなラベルを見てきましたが、このラベルは手書きで書かれているようなのです(勿論、印刷してあるのですが)。コート・デュ・ローヌということですので、リヨンの近くの産のようです。でも、何だか山奥の仙人が造ったような感じなので、本物のワインかどうか疑わしいですね。これでお腹など壊したらどうしよう。。。と思いつつも仙人の魔法の魅力には勝てませんでした。。。

日本円でしたら1300円位だったでしょうか、好奇心だけで買い込んだのですが、飲んでみてビックリ!飾り気のない素朴な香りながら、力強い味わいです。白もそうですが、私はコート・デュ・ローヌの赤はあんまり飲んだことがありません。何となく特徴のない平凡な味わいという先入観があったのですが、この赤を飲んで認識が変わりましたね。これはなかなかに凄い赤ワインです。体調不良など何処吹く風。。。あっという間にボトルは空になってしまいました。















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