目黒・カサ・デ・フジモリ
『カサ・デ・フジモリ』のHPは(ここ)、目黒店のHPは(ここ)をご覧下さい
ひょんなことから、姪達と会うことになりました。姪達が幼いころに何回か会ったことはありますが、大きくなって(お酒が飲めるようになって)からは初めてです。「おじさん」と呼ばれると居酒屋にでも連れて行こうかと思いますが、「おじちゃん」と呼ばれるとレストランに格が上がります。おじちゃんは恰好いいところを見せたいですね。姪達の子供の頃しか知りませんので、お酒がどれ位飲めるのかも分かりません。ここは奮発してワインが飲めるレストランにしましょう。それも、フレンチとかイタリアンでなく、スペイン料理で。
東京には少なからぬスペイン料理のお店がありますが、家からほど近いカサ・デ・フジモリなんかいいかもしれません。駅への行き帰りに、お店の入口の前に立てかけてある看板を眺めるのですが、定番のパエリアだけでなく、専門店らしいメニューもあることですし、そんなに期待と外れることはないでしょう。バロセロナの「7 PORTES」で魅了されたイカ墨パエリアの自慢話でもして、姪達におじちゃんの株を上げないと。。。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) スペイン: ESTOLA RESERVA U.R.P.R.D. LA MANCHA (1997)
- 次の解説があります。曲がりくねった文字で判別が難しいのですが、虫眼鏡で拡大しつつ、書き写してみました。誤読はご容赦下さい。
Elaborado con los mejores uinedos de tempranillo. Driado en profundas rauas, en barriras de roble y pasteriormente en botella. De color rubi con tonalidades orres. Aroma ralido e intenso ron tonos frutosos enmarrados en una excelente crianza. Baladar amplio y redando con bella expresion tanira. Bost-gusto persistente.
このワインのラベルはいいですね。馬に乗った2人の男が描かれていますが、これはミゲル・デ・セルバンテスの代表的な小説「ドン・キホーテ」に出てくるドン・キホーテとサンチョ・パンサです。ドン・キホーテといえば、「ラ・マンチャの男」というタイトルでもミュージカル化されましたが、このワインの産地はその舞台となっているカスティーリャ=ラ・マンチャ州です。首都マドリードの南に広がる平原で、風が強く標高の高い地域であるため、アラビア語の「乾いた土地:マンチャ」という地名が付けられたのだそうです。ドン・キホーテが戦いを挑んだ風車は、強風を利用するために建てられたんですね。解説にはテンプラニーリョ種の葡萄が使われていると書いてありますが(多分)、カベルネソーヴィニオン種の葡萄もブレンドされているみたいです。スペイン産ワインにしては珍しいですね。
フル・ボディに近い重厚さの中に、やや甘味を帯びたフルーティーな味わいとほどよい渋味が感じられます。スペインでは日常のワインとして飲まれているのでしょうけど、こういうワインを選んでお店に出すのはなかなかの実力と思います。
- (赤) スペイン: MARQUES DE CACERES RIOJA (1998)
- 次の解説があります。
Marques de Caceres, a full-bodied, fragrant red table wine from the first new winery to be built in Rioja in 50 years, represents the marriage of French winemaking techniques with the fruits of the supert climate and soil in the rioja Alta, near Cenicero. French and American oak casks were used in the aging of this blend of Tempranillo, Mazuelo and Graciano grapes, fermented in temperature-controlled vats. Serve Marques de Caceres with hearty dishes, roasts and grillades and uncov one hour before serving.
このワインのラベルには見覚えがあります(ここをご覧下さい)。スペイン旅行の折り、カルモナのパラドールで飲んだワインと同じです。その時はグラン・レゼルヴァだったのですが、これには特に表示はありません。スペインでは、グラン・レゼルヴァ呼称を樽熟成6ヶ月以上、壜熟成を含め合計48ヶ月以上と規定されています。どれくらい味が違うのでしょうか?ちなみに、「MARQUES」とは「侯爵」の意味で、「CACERES」はリオハ地方のカセレスという町の名前です。このワイナリーの創業者であるフォルネ家の友人であったカセレス伯爵から「伯爵」の称号をワインに使うことを許され、この名前が付けられたのだそうです。
最初はグラス一杯で終わるかと思っていたのですが、姪達はいずれも酒豪揃い。。。アッという間にボトル1本を空け、焦りながら選んだのがこのワインです。1本目のワインと同じく、これもフル・ボディに近くて味の濃いスペイン料理によく合っていました。お料理も好評でしたが、このリオハ産のワインも大好評でした。おじちゃんの株も上がったかな?
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