中目黒・カルディ コーヒーファーム 中目黒店





こういうお天気を『小春日和』と言うのでしょうかね。朝からすっきりと晴れ上がって、正に『東京秋天』といった感じです。気持ちいいですね。日曜日にもかかわらず、朝早く目が覚めてしまいます。寝ているのが勿体ないのでサッサとベッドから飛び出して、先ずはお部屋のお掃除。ついでに朝シャワーを浴びます。火照った体に秋冷の寒気がちょと堪えますが、熱いコーヒーでも飲めば寒さも吹っ飛ぶでしょう!よっこらしょ。。。と、この間買い込んだコーヒーメーカーを取り出します。今度のはコーヒー豆を挽くミルが付いていますので、挽き立ての香りを楽しむことができます。どれ、と冷蔵庫の中を覗きますと。。。れ・れ・れ、コーヒー豆がありませんねぇ。あ、昨日使ってしまったっけ!コーヒーはなければないで何にも支障はないのですけど、せっかくコーヒーを飲もうと気分が高揚していたのに何とも収まりがつきません。私はコーヒーは『カルディ』と決めていますので、近くのお店では調達できません。一番近いのは中目黒のゲートシティにこの夏開店したお店ですが、歩いたら結構かかります。ま、お散歩ついでにでもいいのですが、高揚した気分がなせるのか自転車を駆って行くことにします。

この夏の旅行を挟んで(この意味を説明すると1時間はかかる。。。)大崎から目黒に引っ越したもので(またぁ?)、中目黒へは権の助坂を下って目黒川沿いの散歩道を使って行きます。お花見のシーズンなら満開の桜の並木が楽しめるのですけど、今は晩秋。。。紅葉が進んでちらほら枯れ葉となって散歩道に舞っています。『枯れ葉よーーー♯♭』と感傷に浸る間もなく、中目黒駅の横にそびえ立つゲートシティビルに到着しました。日曜日の朝ということもあって、人影はまばらです。自転車を引いて、真っ直ぐにカルディのお店に向かいます。中目黒店は始めて入ったのですが、店内は思っていたより広いですね。棚には、コーヒーだけでなく珍しい輸入食材が豊富に並べられています。下北沢のごちゃごちゃとした感じの陳列棚とは違って、商品が整然と並んでいます。ま、今日はコーヒーを買うだけだから。。。とレジ横のコーヒー豆のケースの方に行けばこのレポートもなかったのでしょうけど、どういう訳かレジと反対側の方に目がいってしまいまひた。。。

カルディの主力商品はコーヒーなのですが、輸入食材も結構豊富に並んでいます。全てのお店が扱っている訳ではありませんが、お酒類も並んでいることがあります。そうなんです!中目黒店にもお酒が売られていたのです。棚は2つだけですがワインも並んでいます。以前、下北沢店でワインを買ったことがありますが、結構ユニークな品揃えでしたねぇ。どれどれ。。。と、つい足はワイン棚の方に向いてしまいます。ほー、南仏のワインが多いですね。南仏といえばラングドック地方がその代表格ですが、おっ!ミネルヴァのワインがある。。。ミネルヴァはモンペリエ周辺のラングドック地方とスペイン国境に近いルーション地方の中間に位置していますが、面積はそんなに広くはありません。そのせいか、ミネルヴァの名前を付けたワインは日本ではそんなに見かけないようです。荻窪の住宅街の裏通りにある知る人ぞ知る隠れた名レストランで、お店のリストにあるあまたのワインの中からミネルヴァのワインを頼んだら、オーナーシェフの方がわざわざ厨房から出てこられて解説されたことを思い出します。お値段はすごく安いのですが、その芳醇な香りと奥深い味には驚かされます。カルディのお店でも安いですね!買おうかな。。。

ま、折角来たのだからと隣のワインもチェックしてみます。やはり南仏のワインが多いですね。なになに、カルディの一押し?買う気がMAXになってきます。ふと、棚の端っこのラベルを見ますと、『正真正銘のシャトー・マルゴーのワイン!あのシャトー・マルゴーで造られたワインがこのお値段!』と書いてあります。思わずワインを手にとってみますと、表のラベルにはこの夏のフランス旅行で訪れたシャトー・マルゴーの見覚えのあるエントランスと瀟洒な建物が描かれています。本物なら4万円はするマルゴーですが、何と3千円もしないっ!うっ、イケマセーーーン。。。心を半分ワイン棚に置いて、ミネルヴァとカルディ一押しのイタリアワインを抱え、レジに向かいます。いつもながら、カルディのコーヒー豆の選択には迷いますね。私が買うのは200gで500円前後の銘柄なのですが、どのコーヒー豆の解説文を読んでも特色があって美味しそうです。迷いに迷って今日は『モカフレンチ』にします。『モカイタリアン』よりは浅煎りで飲みやいですね。お勘定をしようかと思ったのですが、ワイン棚に置いてきた心が『マルゴー!マルゴー!』と叫んでいます。心を残したまま帰る訳にもいきませんね。。。ひーーーっ、マルゴー買っちゃたぁ。。。

500円のコーヒー豆を買うつもりが、とんだ大散財になってひまいまひた。すっかり軽くなったお財布をポケットに入れ、自転車で帰途につきます。3本も買ったもので、車輪が段差を通る度に自転車の籠の中のワインがガチャガチャ音を立てます。マルゴーもこんなに手荒い扱いを受けたのは初めてでしょう。慎重に山手通りを進んで、今度は先週買い損なったタコ焼きのお店に向かいます。このお店は先々週の日本テレビの『どっちの料理ショー』でタコ焼きの応援団として出てきたのですが、ご多分に漏れず放送された週末とあってかお店の前にはタコ焼きを求める長蛇の列ができていて、時間差攻撃で2回もアタックしたのですが遂に諦めたのです。ガチガチャとボトルがぶつかり合う音にヒヤヒヤしながらもお店の前に辿りつきますと、おんや今日は2人しか並んでいません。こりゃ買うしかないかぁ。。。とお店のお兄さんに『タコ焼きをひとつ下さいな!』と声をかけます。先週はゴツイお兄さんが対応したのですが、今日はテレビに出てきた顎鬚のお兄さんです。『仕上がりはどうしますかぁ?』と訊かれます。まるで高級レストランのオーダーみたいですな。。。

『頑固蛸』では、お客さんが多いと注文するのにも行列に並ばないといけません。行列に並ばないでベンチに腰掛けて待っている人は整理券をもらってタコ焼きが出来上がるのを待っているお客さんなのです。このことを理解していなくてお店の前にいてもただ時間を浪費するだけなのです。ま、今日は整理券をもらう必要はなさそうだし、直ぐに買えるかなと思ってお店の外で待っていたのですが、これがなかなか焼きあがらない。。。屋台のタコ焼きなんか出来上がったのが山と積んであって、頼んだら直ぐに包んでもらえるのですけどね。ま、有名タコ焼きのお店は時間がかかるんでしょうな。暇つぶしにお店の壁を見上げますと、有名人のサイン入り色紙がベタベタと貼り付けられています。へぇーーー、あんなスターがここのタコ焼きを食べたんかいなぁ。。。と驚きです。やっぱしお店の前で行列したんでしょうかね?未だ焼きあがりません。ようやく前の2人が焼きあがったタコ焼きを受け取って、やっと私の番です。たっぷりのソースと削り節とマヨネーズをかけてもらいます。おー、アツアツを食べたいところですが、家に帰るまで我慢・我慢。。。





何でも、『頑固蛸』の少し先に中華饅頭で有名なお店があるそうな。折角ですから覗いてみましょう!またまたワインのボトルをガチャガチャいわせながら坂道を登っていきます。道路工事中のエンジンカッターで飛び散る泥水を浴びつつも怯むことなく中華饅頭のお店を探します。『元競馬場前商店街』という看板がありますから、ここに競馬場があったのですかね?そういえば、『目黒記念』という重賞レースもありますしね。ま、それはそれとして、目指す中華饅頭のお店はバス停の近くに見つかりました。このお店の中華饅頭は巨大なことで知られているそうですが。。。確かにデカイ!ガラスケースにズラリと並んだ中華饅頭はどれもガリバーが食べるのか!と思うようなデカさです。これではいくら私でも1個食べるのが精一杯か。。。と思い、『1個でもいいですかぁ?』とお店のあばさんに訊いてみます。『いいですよー』とのこと。中華饅頭といっても沢山の種類がありますね。今日は初志貫徹で肉まんにしましょう。普通の肉まんは300円ですが、『特製肉まん』というのは450円もします。これなら百円の肉まんを4個と半分買った方がお得かな。。。というみみっちい考え方は止めて、『特製肉まん』を買い込みます。蒸篭で蒸し上がった巨大な肉まんは熱くて火傷しそうです。早く帰ってお昼に食べよーーーっと!






うーーーっ、タコ焼きと中華まんでお腹一杯になりました!コーヒーも美味しかった!何という満ち足りた休日。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: MARGAUX (1999)

『マルゴー ジェネリック』といいます。解説は特にありません。

お店の紹介文には『正真正銘のシャトー・マルゴーで造られたワインですぅ。。。』と書いてありました。ラベルにも確かに見覚えのあるシャトー・マルゴーの建物が描かれています。『マルゴー ジェネリック』といいますから、シャトー・マルゴーの2nd。。。いや、3rd。。。、いや4thラベルかも。。。ま、いいでしょう。本物はシャトー・マルゴーの試飲室で飲んだもんね!

本物のマルゴーならそう簡単には飲めませんが、これ位のお値段だと何かの拍子に飲んでしまいます。暮れも押し詰まった晦日のディナー(晩御飯)には、一年の収めにちょっと上等なワインを飲みたくなるのが人情というもの。いろいろと考えた挙句に我が家のワイン蔵から取り出したのがこのマルゴーです。お値段がお値段だけに、何となく味が気になって早く飲んでしまいたいとの気持ちも多少はあったのですが。。。何時もより慎重に栓を抜き、使い慣れたワイングラスに注いでみます。しまったぁ!バカラのグラスにするんだったぁ。。。と思ったのも後の祭り。スーパーで400円で買ったワイングラスには、驚く程濃厚な色のマルゴーが満たされます。ちょっと膨らみの足りないグラスを少し回し香りを確かめますと、そんなに強烈ではないのですが芳醇な香りが感じとれます。なかなかいいですね!最初の一口を舌の上に転がしてみます。うーーーん!これは濃いですね。1999年産とは思えない程に熟成感があります。何年も熟成されてワインの味が凝縮されていくのは当たり前ですが、そうでなくてもヴィンテージ感が得られるのがマルゴーのマルゴーたる所以なのでしょう。力強くかつ上品な味!これはやっぱり本物のマルゴーですね。







(赤) フランス: DOMAINE LA GALINE (2000)

『ラガリン』と言います。特に解説はありません。

ちょっと珍しいミネルヴァ産のワインです。南仏名物の冬将軍『ミストラル』と語感が似ていますが、こちらはテーブルワインの代表格であるラングドック&ルーション地方のワインの産地です。とはいっても、ミネルヴァのワインはありきたりのヴァン・ド・ペイとは違います。おっ。。。と思うような素晴らしい香りと奥深い味わいがあるのです。それでいてお値段は千円チョット。ミネルヴァを置いてあるレストランなら、その他のワインのセレクションもグッドではないかと私は思っています。一度お試しになっては?

ミネルヴァ産のワインを飲むのはこれで3本目です。2本はレストランで飲んだのですが、銘柄は違うもののとても美味しく頂けました。ラングドック&ルーション地方のワインはどちらかといえば軽めの明るい感じの味が多いのですが、どういう訳かミネルヴァ産のワインは濃厚な感じの本格的な味がするのです。レストランで飲んだ時にはそれなりのお料理と一緒に頂いたので、ワインの味が一層引き立ったのかもしれません。自宅では大したお料理は用意できませんので、本当の意味でのワインの真価が問われます(それ程大げさに考えることもありませんがね)。何故にラベルに鶏が描かれているのか不思議に思いつつも、トクトクとラガリンちゃんをグラスに注ぎます。期待した通り、美しくも熟成感溢れる鮮やかなワインカラーがグラスに満たされます。いい香りですね。口に含みますと、さほど重くはありませんが、程よい濃さの深みのある味わいが感じられます。これで赤身のステーキでもあれば、より一層ワインの味も引き立つのでしょうけどね。。。







(赤) イタリア: ROCCA ALTA PRIMITIVO DI PUGLIA (2001)

特に解説はありません。

カルディ一押しのワインとのことです。イタリアのワインとしては珍しいジンファンデル種の葡萄を使っています。ジンファンデル種の葡萄を使ったワインはカリフォルニア産だけかと思っていたのですが、イタリアにもあったのですね!ちょっと辛口で苦味のある味わいは慣れないと飲みづらいかもしれませんが、大人が飲むワインとしてはお勧めだと思います。嵌ると結構病みつきになります。脂っこいステーキには最高に合うと思いますよん!

うーーーん、スパイシーながらも辛口の味わい!正しくジンファンデルですね。カリフォルニア産のジンファンデルは割りと明るい色をしていますが、このワインは非常に濃い色をしています。ワインだけでなく泡も濃いのです。2001年産とのことですから、そんなに熟成させた訳でもないのに不思議です。飲む程に南イタリアの朴訥とした力強さを感じます。残念ながら脂っこいステーキにはありつけず、カレーライスと一緒に頂きましたが。。。















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