カレッタ汐留・AUTHORITY
最近、都心にもユニークな形状の高層ビルが増えてきました。これまでのオフィスビルは機能一辺倒の四角い箱型でしたが、ここのところ曲面を取り入れた総ガラス張りのモダンなビルが目立ちます。山手線で新橋駅近くに差し掛かると、これまで雑然とした低層の建物以外何も見当たらなかった空間に超現代的な巨大ビルが林立しているのが見えます。未だ全体は完成していませんが、旧汐留貨物ターミナル跡地の再開発地区です。昨年暮れ、その中にショッピングモールが一足先にオープンしたようですが、仕事が無茶苦茶に忙しかったこともあって、身近な場所の割には行く機会はありませんでした。新しいモールがオープンする度に何が何でも出かけていたのに、とんと不精癖がついたものです。
季節は巡って早春の候となりました。早春っていい響きですね!名残り雪、タラの芽の天ぷら、卒業シーズンと旅立ちの言葉をいろいろと連想しますが、やはり何といっても観梅(もしくは寒梅)ですね。梅は桜ほど華やかさはありませんが、お正月が終わって何の楽しみもない2月に微かに春の訪れの期待を感じさせます。でも梅の名所は郊外が多いですね。それでも、思い起こせばここ数年あちこちの梅林に出かけています。4年前は横浜の大倉山梅林、3年前は世田谷の羽根木公園、一昨年は青梅の吉野梅郷と我ながらあちこち行ったものです。昨年はお握りを20個ばかし作って埼玉の越生梅林に行ったのですが、お弁当を広げた途端に猛烈な杉花粉に襲われ、ほうほうの体で逃げ帰ってきました。今年も梅を観ないと早春の実感がわきませんが、あんまり遠くには行きたくないですね。
インターネットで観梅情報をチェックしてみましたら、都心の浜離宮庭園にも梅の木があるとか。。。お天気もいいし、お散歩がてら行ってみましょうかね。という訳で新橋駅で下車し、昭和通りから海岸通りを高速道路の橋脚に沿って海の方へ歩いていきます。日曜日ですので交通量はさほどありません。未だところどころ工事中の汐留の高層ビルをおのぼりさんのように見上げて、『すっごーーーい!』とか何とか感嘆の声を上げつつ歩いていきます。7−8分も歩くと海岸通りの向こう側に浜離宮公園の入り口が見えます。こんな不便な場所にあるのできっと閑古鳥が鳴いているのかと思いきや、駐車場には沢山の車が並んでいます。入場券売り場にも人の列ができています。ヒマな人が多いもんだな。。。と思いつつ私も列に加わります。
入場券売り場の先に1本の梅の木があります。枝ぶりは結構まともで、花も6分位に咲いています。おぉ、これは期待できるかも。。。と思ったのですが、結局庭園内には梅の木はこの1本しか見つかりませんでした。。。浜離宮は初めて来たのですが、都心にある割にはとても広いですね。全部観て回ったら1時間はかかります。途中の休息処で鍋焼きうどんでも食べれば2時間はかかります。穏やかな晩冬の陽光を浴びながらベンチに腰掛けるのも良し、潮風を受けながら歩くのも良し、たまにはこんなゆったりとした時間の流れに身を任せるのもいいものです。歩き疲れたら帰りにカレッタ汐留に立ち寄ってみましょう。オープンしたての物珍しさもあるのでしょうけど、静まり返ったオフィス棟とは別世界のモールは大変な人出です。お買い物をしなくても、46階の展望スペースに行けば滅多に観られない皇居の吹上御苑とか東京湾の景色が楽しめます。お腹が空けばリーゾナブルなお値段の美味しいお食事も頂けるし、お休みの日にでもお出かけになられたら如何でしょうか?
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) イタリア: NOVELLO TOSCANO (2002)
- 『ノヴェッロ・トスカーノ』は、トスカーナ地方を代表する銘酒『キャンティ・クラシッコ』の最大の生産者『カステッリ・デル・グレヴェペーザ』が造るサンジョヴェーゼ種100%のヴィーノ・ノヴェッロ(新酒)です。新鮮なブラックチェリーを想わせる芳醇な果実味と柔らかなタンニン、程良いコクが特徴です。ライトボディで、12℃前後が飲み頃です。
カレッタ汐留というお洒落なショッピングモールとAUTHORITYという横文字のお店の名前には似つかわしくないのですが、店内には沖縄の泡盛とか全国各地から集められた焼酎とかが並べられています。ワインは一番奥のコーナーにあるのですが、どれも名だたる高級な銘柄ばかりで私の手の届くお値段ではありません。ですが、どんな高級なお店にも格安のワインは置いてあるものです。このワインは確かお店で一番安かったと思いますが、イタリア版ボジョレーヌーボーといった感じで(そういえばボトルの形も似ている)、年を越したにしろ一応ヌーボーの仲間です。試してみましょうかね。。。
葡萄の種類は違いますが、飲んだ感じはボジョレーヌーボーに似ています。軽めのフルーティな味で、スイスイ飲めます。畏まって香りとかタンニンとかを愛でる必要はありません。フツーの日の晩御飯と一緒に気軽に飲めるワインです。
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