自由が丘・三笠屋



自由が丘には、大きなお酒のディスカウント店はありませんが、街中には味のある酒屋さんが見受けられます。三笠屋さんはそんな普通の酒屋さんです。第一勧業銀行のとなりにこじんまりとお店を開けています。間口は狭いのですが、ちょっと奥行きがあり、それほど多くはありませんがまずまずの品揃えです。駅から一番近い(?)ワインショップのせいかお勤め帰りとおぼしき方々が気軽にワインを買っていかれます。私も帰りがけに時々立ち寄っています。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(白) イタリア: PINOT-CHARDONNAY CINZANO

『ピノ シャルドネー』は辛口の白のスパークリング・ワインです。他には何も解説されていません。

そんなに高くはなかったのですが、いかにもスパークリングワインといった感じの重厚なボトルに入っています。期待できます。

本当に辛口です。非常に澄み切っていて、からからに乾燥した味で余分な甘さが全くなく、とても美味しいスパークリング・ワインです。とにかく、冷やせば冷やすほど美味しく頂けます。

で、最高の付け合わせとしてカスピ海産のチョウザメの卵−即ち
キャビアを選びました。これは、アトランタからの帰りに飛行機の中の免税品販売でついフラフラと買い込んでしまった超高価な逸品です。カスピ海産のキャビアといえばその味も保証付き!もう生きている間に2度と味わうことはないだろうと思って、映画の1シーンのように、スプーンに大盛りにとってガバ!と口の中に入れました!プチプチとした食感!はいいのですが、ちょっとした塩辛さはあるものの、淡白な味にちょっと意外な気もしたりして。。。

小さな缶の容器に入っていたとはいえ、スプーンで何杯か分はあったのですが、あっという間に食べ尽くしてしまいました。時間当たりにしたら恐らく今までで一番高価なおつまみだったのではないでしょうか。それにしてもこのシャンパンは美味しいです。辛口で、実に爽やかなすっきりとした味をしています。キャビアにも全くけ負けませんでした。







(白) ブルガリア: SAINT TRIFFON CHARDONNAY (1996)

ブルガリアの北東部プレスラブ地区産の厳選された伝統的ブドウ品種シャルドネを使った辛口白ワインです。特徴的な香りと味わいを良く引き出すために、低温発酵させ造られます。7℃−9℃程度に冷やして食前に、また魚料理やポーク、チキン等白身肉料理とともにお楽しみ下さい。

またまた田崎ソムリエの話からの引用ですが、殆どの白ワインは、シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン(ブラン)の3種の葡萄から造られるのだそうです。中でもシャルドネ種は沢山の有名なワインに使われており私も大好きです。ただ、そこは奥深いワインのこと、やはり技術が影響するのか出来上がりはいろいろです。『Saint Triffon』の赤ワインは何度も飲みましたがどれも大変に良い出来でした。

ついでにもう一つお話を引用させて頂くと、高嶋忠夫さんの奥さんの寿美花代さんがアメリカへ旅行に行かれた折り、飛行機の中のお食事時にワインの注文を聞かれたそうです(少なくともエコノミー席ではないことは確かですが。。。)。寿美さんはシャルドネが大好きとのことで、『シャルドネの赤を下さい』と言われたそうです。かなりベテランのスチュアーデスかパーサーが相手されたのでしょうが、一旦引き下がってしばらくしてから戻り、『あいにくこの飛行機にはシャルドネの赤は積んでおりません』と丁重に詫びたそうです。後で、寿美さんはお子さんからシャルドネ種からは白ワインしか造られないと聞き、その客室乗務員の心配りにいたく感動したと話していました。田崎さんは単にワインの知識だけがソムリエの条件でなく、こういったお客様への心配りが大切だといっていましたが、全くその通りですね。

これは白ワインですが、シャルドネ種が持つ本来の爽やかさと甘みをもった素晴らしい味でした。またまたブルガリア・ワインが好きになりました。

(赤) イタリア: TIZIANO

『ティッツィアーノ』は、やや甘口のスパークリングワインです。

イタリアのスパークリングワインにしては、珍しい赤です。白のスパークリングワインの清涼感もそれはそれでいいのですが、赤のちょっと甘ったるい感じもまた捨て難いものです。運動した後の疲れた体には、甘い赤のスパークリングワインが最高のプレゼントです。

赤というよりはロゼのような薄いピンク色をしています。かなり甘口なのですが、炭酸が入っているせいか、甘みはサッパリしてしつこくありません。できればもっと冷やして飲めばよかったかなー。。。といった感じです。ビールよりはチョト高いので、お風呂上がりにキューーーとという訳にはいきませんが、お食事に合わせてチョビチョビ飲むよりは、ガァッーーーと豪快にいきたい感じです。



(白) フランス: DOMAINE DU BREUIL CHARDONNAY (1998)

特に解説はありません。

大井町の阪急デパートでいいお魚が手に入ったもので、久しぶりに手巻き寿司を楽しもうと思いましたが白ワインが手元にありません。冷やす時間もないので近所の三笠屋さんでこの冷えた白をゲットしました。

フランスのシャルドネはとても爽やかでお魚料理にもよく合うのですが、これはちょっと辛口な感じです。淡白といえるかも知れません。









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