巣鴨・お酒のDマインマート
夏休みシリーズ第五弾です!
巣鴨といえば、映画でしか見たことはありませんが、太平洋戦争で戦犯に問われた多くの政治家・軍人が裁かれた東京プリズンがあったところです。今ではおばあちゃんのお買い物コースとして知られるとげぬき地蔵のある商店街の方が有名です。戦後も遠くなったものです。巣鴨はJR山手線の駅なのですが、この辺りの線路は崖の下を通っていますので、山手線に乗っていても地上の様子はよく分かりません。駅を出ますと白山通りという大きな通りに出ます。駅の近くには勿論沢山のお店がありますが、地蔵通り商店街は白山通りを隔てた反対側にあります。
地蔵通り商店街は、旧中山道とのことなのですが、道幅は非常に狭く、馬がすれ違うのさえ難しいくらいです。ここが何故おばあちゃん達の憩いのショッピング・ゾーンになったのかは分かりませんが、とげぬき地蔵のある(私はついに見つけられませんでしたが)高岩寺の門前町として発展してきたようです。入り口にはお線香かなにかの煙がもうもうと立ち込め、善男善女(というかおじいさん・あばあさん)で賑わっています。勿論お年寄りばかりでなく、近々そうなる方たちも、将来そうなる方たちも、絶対そうはならないと自信万々のギャルたちも、とにかくいろんな人達が歩いています。
この辺りには名所も多いらしく、怪談話の定番のお岩さんのお墓とか、江戸時代の名だたる武士のお墓とかが近くにあるようです。それはさておき、ぶらぶらと商店街を歩いていきますと、確かにお年寄り向きの商品が目立ってあります。入れ歯洗浄剤とか、いかにも地味な服とか、干物とかです。ここにはきっと年季の入った(つまりヴィンテージの)ワインもあるだろうと更に進んでいきますと小さな酒屋さんに出会います。『お酒のDマインマート』です。最初見た時は『ダイエーのDマート』かと思いましたが、それにしては小さなお店です。
中に入ってみますと、わりと鰻の寝床のように奥行きがあります。やはり下町らしく日本酒が棚一杯に並んでいます。ワインは入り口の近くに置いてありますが、結構魅力的なワインが並べてあります。リオハのグランレゼルバもあったのですが、ちょっとお値段が張ったので諦めましたがお勧めの一本かもしれません。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (白) ブラジル: CHATEAU DUVALIER RIESLING (1995)
- 南米大陸の約半分を占めるブラジル。リオのカーニバル、サッカー、アマゾンの秘境など様々な民族が生み出す文化の溶け合う国。ブラジルワインは、主に南部にあるリオ・グランテ・ド・スル州で生産されています。『シャトー・デユヴァリエール リースリング』は、フルーティな香りをもつ、さわやかな軽い口当たりの白ワインです。
今までにブラジルのワインには2回出会いましたが、まさか地蔵通りで会えるとは思いませんでした。これもお地蔵様の御利益でしょうか。。。
これは典型的なリースリング種の味です。本場ドイツの出来の良いワインと比べてもひけをとりません。ちょっと酸味はありますが、フルーティで爽やかなワインです。リースリング種のぶどうは、いわゆる新世界ワインの産地でも広く栽培されているようですが、ブラジル産も今後人気がでてくるのではないでしょうか。
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