日本橋・高島屋
日本橋にも一足早く秋がやってきたようです。地下鉄銀座線の日本橋駅の改札口を出ると直ぐ高島屋デパートの入り口に直結していますが、それでは秋は感じられません。やはり、丸善で専門書でも買い、高島屋のショーウインドウを眺めながら正面入口から入らないとイケマセン。何時の間にか夏の水着は取り払われ、紅葉をバックにしてシックな装いの服が飾られています。大体、この服のデザインとデコレーションでそのお店のセンスが分かります。高島屋の飾り付けは特に素晴らしく、女の人なら思わずファッション売り場を覗いて見たくなるのではないでしょうか。一階の正面にはこれまた特大の飾り付けがあります。どの服もシックな格子縞の茶系統の色です。ふと思ったのですが、秋のファッションに茶系統の色が多いのは紅葉というか枯葉の色に合わせたのではないだろうか。。。と。
地下一階は広大な食品売り場になっています。ここでは二個所でワインが売られていますので注意が必要です。海外の有名食品会社から取り寄せられた比較的高級なワインが並んだ棚もありますが、ちょっと手が届きません。エレバーター裏の決して恵まれていない場所にお酒の売り場があります。果物売り場と入り組んでいますのでちょっと通路からみるとこじんまりしていますが、奥に進むと世界の有名産地から取り寄せられたワインが並んでいます。特にフランス・ワインの品揃えがよいようです。極端に安いワインはないものの、さすが高島屋と思わせる非常に丁寧に選ばれた銘柄が沢山あります。
私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。
- (赤) フランス: CHATEAU ST-DIDIER-PARNAC CAHORS A.O.C. (1995)
- 大西洋と地中海に挟まれたフランス南西部の丘陵地帯に広がるカオールは昔から良質なワインの産地として有名ですが、中でもリガル家は300年以上の伝統を持ち、そのワインは内外で高い評価を得ています。『シャトー・サン・ディディエ・パルナック』は、カオールで最良と云われるリガル家のサン・ディディエの畑で収穫された葡萄(マルベリック70%、メルローとタナーが30%)から作られます。深いルビー色の輝きを帯び、香り豊かで、しっかりしたタンニンが心地よく広がる、柔らかく口当たりの良いワインです。赤身の肉やフォアグラ、チーズなどに良く合います。
『このワインは高品質保持のため庫内温度を15℃に保ったREEFER(リーファー:定温コンテナ)で輸入されました』というのにふさわしい風格をしています。見るからに本格的な赤といった感じで、相当に渋みのしっかりした奥ゆきの深い味が手にとるように(というか舌に含むように)感じとれます。こういう良いワインを手に入れると嬉しくなります。期待しましょう!
この赤ワインはフランスの伝統そのままに、非常に素晴らしい渋味をもっているのですが、コクがイマイチです。若いせいでしょうか?1995年の産ですからそんなに若くはないと思うのですが。でも飲んだ後はかなり満足感が残ります。お値段もそこそこよかったのですけどね。
冷蔵庫から出してラベルを書き写していたら露できれいにラベルが剥がれました。
- (赤) フランス: MICHEL LYNCH - BORDEAUX (1995)
- 1691年、アイルランドから移住したジョン・リンチ家は、ボルドーの歴史に残るエピソードをもつ名家となり、18世紀にはワイン分野にも参入。ジョンの孫ミッシェル・リンチは、ポイヤック村の村長まで務め、ドメーヌ・ド・バージュのワインの品質を高め、名声を得ました。彼の名をとって生まれた『ミッシェル・リンチ』は、かの有名なシャトー・ランシュ・バージュの醸造技術チームによって作られ、今でも品質維持の伝統を受け継いでいます。このワインは定温輸送管理されています。
このワインも相当に重い赤色をしています。やっぱりフランス・ワインは格付けがしっかりしており、輸送にも気を遣われ、しかも高島屋で売られればワインも本望ですね。
飲んでみたら意外と軽い感じでした。ただ、かなり辛口です。フランスの赤ワインにもいろいろあるものですね。
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