多摩川園・エルマート



多摩川園は、その名の通り昔は東京南部にかろうじて残った小さな遊園地でした。周囲があまりにも高級な住宅地になったのと、規模が小さく採算がとれなかったのかテニスコートになってしまいました。昔、東横線で通勤していたときに遊園地を取り壊してテニスコートの造成工事をしていたのを毎朝見ながらなんとなく寂しい思いをしたものです。そのテニスコートも完成し、電車から見る風景も一段と高級感を増してきました。

東横線自体も通勤対策が進められ、多摩川園駅周辺も随分と変わりました。丸子橋の架け替え工事も土台部は殆ど出来上がり完成までもう一息のようです。多摩川園周辺も道は綺麗に舗装され、瀟洒な感じすらします。そんな中に不似合いといっては失礼ですが、日本酒とビールのエルマートがあります。エルマートとは、リカー・マート(つまり酒屋さん)から名づけたのでしょうか。名前はかわゆいのですが、外見は昔の雑貨屋さんのようです。周辺の高級住宅地とは縁遠く、ここだけ時代から取り残された感じです。通りから奥を見ますと立派な冷蔵ケースに日本酒とビールが並んでいます。丁度ジョギング帰りでたまにはビールでも買っていこうか。。。と中に入ってみます。おばさんが二人賑やかにおしゃべりしています。奥に進んで冷蔵ケースを見ますと、なんとビールも日本酒も、それにワインまでが中に鎮座してギンギンに冷えています。ガラス戸を開くともうもうと冷気が吹き出してきます。ワインは10種類位しかありませんが、なかなか魅力的です。あまり安い品は置いてありませんが、千円台が幾つかあります。赤も白もよーーーく冷えています。私は赤でもガンガン冷やして飲むので、2本買おうと思ったらお金が足りませんでした。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: BICHOT MEILLEUR BEAUJOLAIS VILLAGES A.C. (1996)

『ビショー メイユール ボージョレ ヴィラージュ』は、ボージョレ地区でも優良なワインを生み出すことで定評のある北部の村々で造られるひとクラス上のヴィラージュ格付けされたライトボディの赤ワインです。ゴルゴーニュの名門アルベール・ビジョー社が風味豊かな果実味のある洗練された味わいに仕上げています。12℃位に冷やしてお召上がり下さい。

そろそろ11月のボジョレー・ヌーボーの解禁日が近づいてきました!今年はどんな年なのでしょうか?期待に胸膨らませつつ、その前にこれを味わってみましょう。

1996年にボジョレー・ヌーボーを飲んだかどうか覚えていませんが、まだまだ若いワインのようです。角のある辛さといいますか、これから熟成を重ねてまろやかになっていくところを起こしてしまったといった感じです。家庭用のワインセラーがあれば、もう少し寝かせておきたいところです。













戻る