茅場町・LIQUOR PLAZA 樋口本店



茅場町といえば証券!というほど、日本橋からこのあたりにかけては証券会社が軒を連ねています。バブルの頃は好景気に沸いたのでしょうが、今はなんとなく寂しい雰囲気です。茅場町には勿論近代的なオフィスビルが林立していますが、ちょっと奥に入ると意外に下町の風情を残しているのです。サラリーマンが多いせいか、街のあちこちにはお食事処があります。ただ食べるだけでなく、いわゆる味の名店といわれるお店も少なくありません。洋食・和食から持ち帰り弁当まで何でもあります。夜は夜で、ただの(タダではありません)飲み屋からおでん・焼き鳥・天ぷら・寿司の専門店となかなか魅力的です。おじさん向きの居酒屋に混じってオシャレなレストランもあります。『カヤバッチョ』は中でもよく知られています。イタメシ系ですが、雰囲気はいいようです。お店の2階から上は直営のカラオケ店になっていますので、カラオケの嫌いな方は連れ込まれないように注意しましょう。

ぼんやり歩いていると見過ごしますが、茅場町駅の霊岸橋側入り口の直ぐ近くに金ぴかのビルに入った酒屋さんがあります。外から見た感じではオシャレなブティックのような感じです。恐る恐る入ってみますと、正面に立派なカウンターがあり、レジが置かれています。とにかくスッキリと広く贅沢にスペースをとっています。かなり安いワインが籠に入れられて入り口のところに置いてありますが、ほんの少しです。あれれ、と思いながらよく見ますと奥の一段低くなったところに立派なワインセラーがあります。ちゃんとガラス戸があり、中はよく空調がきいています。さすがにこんなセラーにはそれなりのワインが収められていますが、無茶苦茶に高いものばかりということはありません。千円台のお手頃なワインもありますので、じっくりとご覧になられるとよいでしょう。

余談ですが、茅場町駅の裏通りにすこぶるお勧めのおしゃれなレストラン風飲み屋さんがあります。中はとても綺麗で、いつもオフィス街の若い女性(とその連れ合い)で賑わっています。お料理は無国籍風ですが、どれも美味しく見た目もとってもカラフルです。ビールも日本酒もカクテルもありますが、お勧めはワインです。レストランのワインですからある程度の値段はしますが、それでもリーゾナブルです。私が初めてここで飲んだのがチリの赤ワインでこんなワインもあったのかと目から鱗が落ちた思いでした。こんなにお手頃で美味しいワインがあるのなら、是非他の人にも知っていただきたーーーいと思って始めたのがこのホームページです。あの時あのレストランに行かなかったら、あの時チリ・ワインに出会わなかったら、このホームページもインターネットに出ることはなかったでしょう。その方がよかった。。。とおっしゃられると何とも返す言葉がありませんが。。。

私のお勧めのワインは次の通りです(説明文はラベルから転記しました)。

(赤) フランス: CHATEAU REYSSON CRU BOURGEOIS HAUT-MEDOC (1992)

『シャトー・レイソン』は、ボルドー、オーメドック、ポイヤックの北西、サンテステフに程近いヴェルティユ村に位置し、面積66haのぶどう畑ではカベルネソービニヨン、メルロー種が栽培されています。1988年よりメルシャンの所有となりましたが、一貫して品質を重視した生産を続けています。グラン・クリュ・ブルジョウ級に格付けられるこのシャトーは、18世紀からの深い伝統の中にも近代的な醸造法を取り入れ、そのワインは気品に満ち、繊細なアロマをはなちます。

このワインはワインセラーの中に幾つかあった木箱の一つに入っていました。非常に落ち着いた色をしており、いかにもフランスの赤といった感じです。2000円以上しましたが、思わず手にとってしまいました。。。

この銘柄は比較的知られていて、メルシャンの扱いではあっても本質的にはボルドー産の中級ワインとして位置付けられるようです。そこそこのお値段だったので慎重に味わってみたのですが、やや上級のワインを飲んだ時に感じる割と辛めの乾いた味でした。私のようなワインの初心者にも分かるようなストレートなコクとか柔らかな渋味はあまりなく、かなりの気位を感じさせます。要するに、本当にこのワインの真価がわかる人だけに飲んでもらいたいとでも言っているようです。私ももう少し経験を積んだら再び挑戦してみましょう。



(赤) フランス: GRAND BATEAU BORDEAUX ROUGE (1996)

『大帆船(グラン バトー)』のラベルで知られるボルドーの最上級シャトー《シャトー ベイシュヴェル》。その輝かしい系譜を引く優れたボルドーワインが、《ベイシュヴェル》の技術協力の下に、名門ワイン商バリエール社から誕生しました。ふくらみのある熟成香、繊細でエレガントな風味をお楽しみいただけます。ミディアムボディのボルドー・ルージュ(ボルドーの赤)です。

瓶が黒いのか、中のワインの色が濃いのか分かりませんが、光に透かせても向こう側が全く見えません。フルボディの重厚な味を予感させますが、どうでしょうか。。。

ミディアム・ボディとのことですが、コクとはまた違った感じのかなり濃厚な味をしています。ボルドーのワイン造りの技術的な水準の高さがここまで味を引き上げたのでしょう。牛肉の塊をデミグラス・ソースで煮込んだシチューと一緒に頂くと最高ですよ。











戻る