梅雨も本番になってきました。朝から雲がどんよりと空を覆い、小雨が降ったり止んだりのはっきりしないお天気です。湿度が高い上に蒸し暑く、何もしなくてもちょっと動くと汗が滲んできます。こんな日はクーラーを除湿モードにして、扇風機で風を送るとちょうど良い感じです。ビートルズでも聴きながら、のんびりと過ごす朝は外のお天気を忘れさせてくれます。
そうはいっても、お昼には何か食べたくなります。今日のランチは何にしましょうかね?ふらりと五反田駅に向かって歩いて行きますと、東急ストアの斜め前に「ショナルバングラ」というカレー屋さんの立看板が目に入ります。いつも通る路地ですので、立看板自体には慣れっこなのですが、以前から一度行ってみようかなと思っていたお店です。時々駅前で割引のチラシを配っていましたし、「バングラ」という名前にもちょっと興味があります。そんなに注意して見ていなかったせいか、私はお店の名前を「ナショナル・バングラデッシュ」とばかり思っていましたが、よくよく見ますと「ナ」が抜けているんですね。「バングラ」とはいっても、「バングラデッシュ」とは違う意味かもしれません。看板には「インド料理」と書いてありますし。。。
お店は雑居ビルの7階にあります。どうしようかな。。。と暫く看板を見つめていましたが、これも何かの縁と思いビルの中へ。エレベータで7階に上がりますと、右手が日焼けサロン、左手がカレー屋さんになっています。入り口から店内を覗きますと、結構広い感じです。2−3組のお客さんがいるようです。ちょっと閑散とした感じでしたが、中に入ります。黒い顔をした、インド人よりは細身の男の人が指を1本立てて、「お一人ですかぁ?」と声をかけます。「ハァ。。。」と応えますと、どのテーブルでもどーーーぞとばかり手を指します。確かにテーブルは幾つも空いていますので、何処でも座れますね。一人ですので、奥まった角っこの小さなテーブルにします。先ほどの男の人が小さなトレーに金属製のコップ3つと小皿を乗っけてテーブルに運んできました。お昼はバイキング形式ですので、これにカレーとライスまたはナンを入れるようです。それにしても小さな食器だなぁ。。。
カレーとサイドメニューは厨房前の台に置かれています。ライスは巨大な電器釜に入っています。サフランライスですね。とりあえず、小皿にサフランライスを盛り、3つのカップに3種類のカレーを注ぎます。カップよりもお玉が大きくて、こぼさないように注ぐのが難しいですね。骨付きの鶏肉も入っています。2つほどカップに入れます。トレーが一杯になったので、テーブルに戻って食べ始めます。小皿のライスの量が少ないもので、3つのカップのカレーを次々とかけていきましたら、何のカレーだか分からない味になってきました。でも、家庭では絶対マネの出来ない奥深い味で、さすが本場のカレーです。辛からず、かといって淡白でもなく、マイルドなお味です。そういえば、厨房でナンを焼いていたコックさんもインドあるいはバングラデッシュから来られたような容貌でした。トレーの上には空のカップと小皿が寂しく乗っかっています。小皿とカップをテーブルに置き、トレーを持って2回目のカレーの調達に出ます。
新しい小皿とカップ1個を取ってトレーに乗っけます。本当はカップを3つ取りたかったのですが。。。小皿にサフランライスを小山のように盛り、一番気に入った骨付き鶏肉のカレーをカップに注ぎます。サイドメニューは別皿に取るのでしょうけど、2皿も乗っけたらトレーからはみ出しそうになるので、サフランライスの小山のてっぺんにマカロニを乗せます。山頂からマカロニが転げ落ちてきます。危ないですね。席に戻って食べ直します。最初にいた2−3組のお客さんは食べ終わり、また何組かの新しいお客さんが入ってきます。見たところ、近くのオフィスで働くサラリーマンといった感じです。インド人っぽいお客さんも入ってきました。蒸し暑いのにジャケットを着て、淡々とカレーを食べています。時々お店の人と現地の言葉で話しているところを見ますと、馴染みのお客さんのようです。日本人は雑食性ですので、世界中どこに行っても何でも食べれますが、インドの方はカレーしか食べないのでしょうか?
2回目もあっという間に食べ終わって、ちょっと口休めにコーヒーでも飲みたくなります。トレーに空き皿とカップを重ねてテーブルに残し、ドリンクコーナーでコーヒーをカップ注ぎます。どこにでもあるコーヒーですが、やはり一日に一回はコーヒーを飲みたいですね。テーブルに戻ってコーヒーをすすっていましたら、「お下げして宜しいですかぁ?」とトレーを下げられてしまいました。まぁ、3回もカレーをお代わりするのもどうかとは思っていたのですが、サラダくらいは食べたかったですねぇ。未だ腹4分目ですが、トレーを下げられては手足をもがれたも同然。ま、900円位は元をとったかな。。。と思い、残り45円分でコーヒーの隣に置いてあったマサラティーのホットを飲むことにします。マサラカレーはよく聞くのですが、マサラティーとは初めてです。「マサラ」とは、インドの言葉で「混ざった」「複合香辛料」などを意味するそうです。マサラティーは、スパイスと茶葉を煮込んで作る濃厚なミルクティーのことらしいです。なるほど、色はコーヒー牛乳のようで、飲んでみるとちょっと甘めのお茶といった感じです。食べ過ぎて後で後悔するよりもマシかと思い直し、ランチを締めくくります。外に出ますとまた小雨が降っています。これじゃお散歩もできませんね。お腹が膨れたところで、帰ってシエスタでも楽しみましょうかね。「雨降って体重増える梅雨かな。。。」
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