013.荒川水遊びコース



『荒川水遊びコース』は、東京探検をテーマとしています。都電荒川区役所前駅を起点にして都電三ノ輪橋駅に至る、凡そ4kmのコースです。荒川公園、荒川自然公園、天王公園と、水に親しめる公園を回ります。水辺だけでなく、四季の花が咲く荒川自然公園が中心となりますので、自然を堪能できるコースとなっています。

このコースの出発点は、都電荒川区役所前駅になります。駅名は区役所前となっていますが、目の前に区役所がある訳ではありません。サンバール荒川という荒川区の公会堂を通り過ぎて、草花が咲き乱れる荒川公園を抜けた奥に区役所はあります。区役所に行かれる際は、事前に地図で場所を確認しておいた方が迷わなくて良いと思います。

都電の大半の駅(停留所)には改札口がありませんので、短いホームの先は道路になっています。都電と平面交差する道路を明治通りに向かって100mほど歩きますと、交差点に面したサンバール荒川の大きな建物の前に沢山の人たちが行列しています。これから何かの催し物があるようです。女性客が目立ちますので、ヨン様のお芝居か五木ひろしの歌謡ショーでしょうか?

サンバール荒川を通り過ぎますと、荒川公園の入口が見えます。区立ですが、綺麗に手入れされた立派な公園です。ベンチが並んだ広場ではオジサンたちが将棋に夢中になっています。何組も指しているところを見ますと、将棋好きの人たちが日毎に集まっているのでしょう。

荒川公園を抜けて都電の線路沿いを少し歩き、荒川二丁目の踏切を渡ったところに荒川自然公園へと続く長いスロープがあります。東京都の他の下水処理場と同じように、ここも下が処理場で人口基盤の上に公園が作られています。長いスロープが必要な訳です。公園内にはプール・テニスコート・野球場は勿論、白鳥のいる池に人工の川、それに交通公園まであります。荒川区にこんなに緑が多いとは思いませんでした。

公園を出て京成本線沿いに300m程歩きますと、隅田川の土手にぶつかります。ここから暫く川沿いに歩きます。右手に高層マンション群が連なった広大な敷地が現れます。アクロシティというのだそうですが、どこかで聞いたことがあると思ったら、国松長官狙撃事件の舞台となったところのようです。隅田川を望む閑静な住宅地なのですが、そんな事件もあったんですね。

アクロシティを通り過ぎた先に、川沿いに細い道が続いています。歩道もない狭い道なのですが、車の抜け道になっているようですので、前後を見ながら注意して歩く必要があります。千住大橋の手前で隅田川を離れ、狭い路地に入ります。ちょっと歩きますと素盞雄神社の鳥居が見えます。ここには、松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立った時の記念碑があります。この記念碑は「奥の細道」の千住矢立の初めの一説と芭蕉坐像が刻まれたもので、芭蕉が旅立った元禄2(1689)年からおよそ130年後の芭蕉忌に、俳聖を偲んで千住周辺の文化人たちによって建立されたとのことです。芭蕉はお散歩の大先輩です。

素盞雄神社を出て少し歩きますと、荒川工業高校の校舎が見えます。右手の広大な空き地には巨大な杭打ち機が置かれ、これからマンションか何かが建設されるようです。左手にはこれまた広場がありますが、こちらは運動施設のようです。塀に沿って歩いて行きますと、何かの記念碑と銅像が見えます。日本羊毛発祥の地とのことで、千住製絨所があった場所とのことです。その後、東京スタジアムが建てられ、現在の千葉ロッテマリーンズの前身である大毎オリオンズの本拠地となりましたが、1972年に閉鎖され、現在は荒川区のスポーツセンターの敷地になっています。

これまた千住製絨所の跡地にある南千住警察署の前の交差点を右に曲がって300m程歩きますと、このコースの終点である都電三ノ輪橋駅に到着します。三ノ輪橋駅は、荒川区役所前駅から距離にして5−600mの停留所ですが、えらく大回りをしたものです。

「荒川水遊びコース」は、(荒川ではなく)隅田川の川辺をゆっくり歩いて1時間半の歩きやすいコースです。

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「荒川水遊びコース」を歩いた際の写真集です。

ご注意:

@サイズは10MBですので、ダウンロードに時間がかかります。
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上記をご確認の上、下記をクリックして下さい。

コース写真集

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