14.千寿七福神を歩く

[奥の細道の出立に際し、道中安全を祈願]

コース概要


今日は冬晴れの良いお天気でした。昨日、伊興七福神とセットで歩くつもりだった千寿七福神を巡ります。昨日の失敗に懲りて、今日は事前に入念な下調べをしておきます。北千住近辺は、私の使っている23区の地図では1万分の1の縮尺になっていて、七福神のある寺社も全部載っています。回る順番と道路を確認し、丸井の脇から商店街に入ります。北千住はとにかく便利な街です。衣食住何でも揃っています。商店街だけでなく、ルミネや丸井に専門店が入っていますので、見て回るだけでも大変です。特筆すべきは飲食店の多いこと!立ち呑み屋さんから居酒屋、スナックに至るまであらゆる種類のお店があります。おじさんの天国ですね。



千寿七福神には永川神社が3ケ所入っています。千住と永川神社には何かつながりがあるのでしょうか?最初に、千住宿の面影を残す宿場通り商店街奥の本永川神社を参拝します。



本永川神社には大黒天が祀られています。現在は「千住」と表記されますが、「千寿」の方がよりご利益がありそうです。



2番目の大川町永川神社は荒川土手下にあり、布袋尊が祀られています。



大川町永川神社には富士塚があります。富士山の溶岩を積み上げ、それを固めて築造されています。高さは3mといいますから、本物の千分の一の縮尺になります。山頂には石祠が祀られています。富士山に登るのも大変ですが、溶岩を持ち帰るのも一苦労だったでしょう。



大川町永川神社から元宿神社へは荒川の土手を歩きます。冬の時期の河原には独特の風情があります。寒風が吹きすさび、芝は枯れ、冬の日射しを受けた川面はキラキラと輝いています。ここいら辺りは荒川の両岸に広大な河川敷が広がっていて、毎年足立花火大会の会場になるのですが、夏の喧騒が夢のようです。



土手を降りて元宿神社に向かいます。「元宿」の謂れですが、この地には鎌倉時代には集落が形成され、奥州路もここを通っていたとのことで、江戸時代の初期に日光道中が開設された際に成立した「千住宿」に対して「元宿」と称されたのだそうです。



元宿神社には寿老人が祀ってあります。近づいてよくよく見ますと、「ボケ封じ」と書かれています。寿老人がボケ封じにご利益があるとは初めて知りました。



千住神社手前の青葉中前交差点は変形7差路になっています。多差路マニアの方にはたまりませんね。



千住神社は恵比寿天を祀ってあります。



恵比寿天様は回転する台座に鎮座されているところが珍しいですね。男性は左に3回、女性は右に3回恵比寿天をまわし、願かけの場所に応じてハンカチで撫でるのだそうです。祈願箇所と撫でる場所は決まっていて、ボケ防止は後頭部を撫でるのだそうです。撫でるときに使用したハンカチは家に持ち帰り、一日に3回念じながら願いを掛けた箇所を撫でることになっています。ハンカチを忘れても100円で社務所で購入できますので、ご安心を。



日光街道(国道4号線)に出た先に、八幡神社があります。



八幡神社には毘沙門天が祀ってありますが、松の内も過ぎた今は参拝する人もなく、扉は閉まっていました。



河原町稲荷神社は、八幡神社と日光街道を挟んだ先にあります。



福禄寿様は午後の日差しを頭一杯に浴びてご機嫌のご様子でした。



日光街道を少し戻り、墨堤通りを進みます。常磐線の高架手前の仲町公園の奥に3番目の仲町永川神社があります。



仲町永川神社には弁財天が祀られています。弁財天は七福神の中で紅一点の存在です。看板に描かれた弁財天様は若くお美しかったのですが、岩室の中の弁財天様は相当にお年を召したような。。。



仲町永川神社を出て、北千住の誇る飲み屋通りを歩きます。びっしりと建ち並ぶ飲食店は星の数にも匹敵し、毎晩一軒づつ立ち寄っても全部回るには100年はかかるでしょう。千寿七福神は適度な距離があり、時間的にも2時間程度で回れるお勧めのコースです。回り終えた後は幾らでも乾杯できますし。。。ということで、千寿七福神を歩き終えました。






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