第四位.梅70コース

選定理由: 何といっても都内最長路線であること!

今日はランキング第四位である「梅70」路線を歩くことにします。いうまでもなく、都営バス路線の中で最長の記録を持っています。以前は阿佐ヶ谷駅が始発だったそうですが、西武柳沢駅が始発に変わってもその地位はいささかも揺るぎません。31.8kmという距離は中央線の東京駅〜国分寺駅間の距離に相当します。乗車時間は2時間弱、停留所の数はナント93もあります。停留所の標識を写真に撮るのも大変ですぅ。前の晩に入念に下調べをします。31.8kmを歩くには、私の足では8時間位かかると思われます。今の時期の日没は夕方5時位ですので、余裕をみて午前8時には歩き始めたいものです。お天気も気になりますね。ここ数日来のこの冬一番の寒波がようやく日本列島を離れるとのことで、日中は快晴で午後には風も収まるとの予報でした。東98を歩いた際に、目黒区内でも道路脇に雪の塊が沢山あったので、青梅なら歩道にも雪が残っているかと心配でしたが、とりあえず午前8時過ぎに西武柳沢駅に降り立ちます。日曜日の早朝ということもあって、駅前には殆ど人影はありません。



駅の南口広場にあるバス停で梅70の乗り場を探します。広場の入口にありました。



バスの路線図を見て驚きました。停留所名が6段に渡って表記されていて、しかも文字が小さいこと!帰ってからチェックしたのですけど、標識には91の停留所名が記載されていますが、都バスのHPを見ると93となっています。標識には小平駅入口と小川町一丁目アパート前の2つの停留所名が抜けているようです。あと、農林高校入口→青梅総合高校入口など、停留所名が変わっているところもあります。93も標識があったら、一斉に取り換えるのは大変でしょうからね。ちなみに、改名された停留所では6段抜きの表示ではなく、ルート図で表示してあるようです。全線に乗車すると560円かかりますから、やはり都バスの中では特異な路線といえます。それに加えて、それほど乗客が見込まれない路線でありながら、地元の自治体のサポートがあるにしても、概ね1時間に1本のバスが運行されているのは驚きです。今後とも存続して頂きたい路線です。



西武柳沢駅前広場から青梅街道に出ます。丁度石神井川と青梅街道が交わる地点です。梅70はここから青梅市の青梅消防署前までひたすら青梅街道を走ります。その後は旧青梅街道に入りますので、道に迷う心配はありません。



奈良橋バス停までは車道と完全分離した歩道がありますから、排気ガスを除けば快適な歩きとなります。ただ、奈良橋から武蔵村山市役所までは歩道と車道を区別するのは白い線だけという箇所が沢山ありますので、道路の左側を歩くと車が追い越す際に恐怖を感じます。できれば右側を歩いて対向の車に注意して歩きたいものです。セーターは着こんできましたが、北西に向かって歩いているため、体に北風をもろに受けます。寒風は頬を凍らせ、強風で髪は吹き飛ばされそうです。何度も頭に手をやり髪が残っていることを確かめます。東大和市駅ガード下に「青梅橋」跡の案内板が立っています。ここから青梅まで20kmあるそうです。もうお昼近くだというのに日没までに青梅車庫まで辿りつけるのでしょうか?それはさておき、青梅橋は、青梅街道が玉川上水から分水された野火止用水を渡るために架けられたそうです。周辺には高層マンションが建ち並んでいますが、昔は人家が一軒もなく、夜ともなると夜盗追いはぎが横行したのだそうです。先を急がねば。。。



奈良橋から先の風景はかなり山里風になります。民家の敷地は広く、日当たりのよい広大な庭には梅が満開になっています。青梅らしい風景ですね。



武蔵村山市役所先の野山北公園自転車道があります。ふと見ますと、見慣れた木製の案内板があります。近づいてみますと、「武蔵野の路:多摩湖コース」の案内板です。5年ほど前に通った場所ですねぇ。懐かしいなぁ。余談ですがこのコースには見所が多く、大多羅法師(だいだらぼっち)の井戸などは必見です。御岳・赤堀・横田の3つの恐怖の暗闇トンネルは肝試しに最適です。



青梅市に入った平松バス停の先に「MA MAISON」というフレンチレストランがあります。小平のお店に行ったことがあるのですが、恵比寿のロブションほどの豪華さはないものの、本物のフレンチが味わえます。品数が多く、その割にお値段は庶民的です。ハウスワインも美味しく、私の都内イチオシのフレンチのお店です。こんなところにもあったんですか!



終点の青梅車庫バス停は青梅駅から900m程先にあります。「旧稲葉家住宅」という東京都指定有形民俗文化財の真向かいに停留所があります。丁度日没の時刻です。ということで、なんとか明るいうちに「梅70コース」を歩き終えました。



駅に戻る途中の道筋に、青梅マラソンの旗がゆらめいていました。今年は2月21日だそうですが、東京マラソンが翌週ですので掛け持ちは難しいですね。青梅駅からは運よくホリデー快速青梅号に乗ることができました。車内は奥多摩山歩き帰りのおじさん・おばさん達が目につきます。皆さん、雪深い(?)山歩きをされた後なのに元気ですねぇ。私は心地よい暖房にトロトロと眠りこけてしまいました。。。










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