第五位.S−1コース
選定理由: 斬新な専用バスで走る都バス唯一の観光路線
今日はランキング第五位である「S−1」路線を歩くことにします。路線番号が通常と違うのは、下町の観光ポイントだけに停車する、都営バス路線の中で唯一の観光路線だからです。恐らく、”S”は「Sightseeing」からきていると思われます。東京の中心である東京駅を起点にして、老舗デパートの日本橋三越、秋葉原の電気街、上野公園&アメ横の上野、かっぱ橋商店街、浅草雷門、大相撲の聖地である両国と、下町の主要観光名所を網羅しています。しかも、停留所がそれぞれ1ケ所に絞られていますので無駄な時間がかかりません。車体は斬新(でもないと思うのですが)なデザインで、車内には大きなディスプレイが2台備え付けられ、アナウンスは日本語は勿論のこと、英・中・韓の4ケ国語で行われます。といっても、乗っているのは東京見物の日本人か急ぎの常連客ばかりですが。。。「S−1」の起点は東京駅丸の内北口、終点は両国駅前となります。停留所の間隔が長いので、どの道を通るのかは地図からは判断できません。仕方がないので、最初にバスに乗って走るルートを確認することにします。
両国駅の西口からガードを抜けた国技館通りに起点のバス停がありました。S−1のバス停には、必ず「東京→夢の下町:観光路線バスのりば」の看板が立てられています。でも乗り場が多いところではなかなか見つけられません。バスがやってきました。窓は丸みを帯びて大きく、かつ境目が殆ど目立ちません。乗り込んでみますと、SUMOの文字と一緒に朝青龍の取り組みがディスプレイに映っていました。これからは白鵬に差し替えないといけませんね。
両国駅前発だと、永代通りの大手町駅前交差点を左折して丸の内北口広場で降車するのですが、東京駅丸の内北口発だと、丸の内オアゾ前のバス停から丸の内一丁目交差点を右折して永代通りに入ります。
COREDOの手前の日本橋交差点を左折して日本橋を渡りますと直ぐに三越本店の前に出ます。
道路の反対側には各県の物産館が立ち並んでいます。「奈良まほろば館」の前にはせんとくんの像が立っています。鹿の角を生やして物議をかもしたキャラクターですが、頭がやけに大きいですね。2等身といってもいいくらいです。
店内には奈良県の物産が販売されていましたが、奥に紙パイプで制作した平城京の朱雀門の模型が展示してありました。今年は平城京遷都1300年に当たりますからね。
隣は新潟の物産館ですが、通常の商品は外され、「にいがた酒の陣2010」という催しが行われていました。どうやら新潟の地酒が試飲できるようですが、飲んだらお散歩は中止となりますのでパスします。
更に隣には島根県の物産館があります。商品は豊富で、お魚の加工品が多いですね。おや、棚にワインが並んでいます。結構本格的なラベルですねぇ。フルボトルで3千円弱かぁ。いつもなら即ゲットするところですが、先も長いしちょっと重いかなと思って、「葡萄神話」という白ワインの小瓶にします。出雲の国らしい名前ですね。島根県産の葡萄100%から造られているとのことですが、島根県でも葡萄が育つんですね!ちなみに、帰って飲んだらまずまずの味でした。
須田町からは、都バスで唯一秋葉原のメインストリートを走ります。平日ですが、沢山の人出です。秋葉の名物となったメイドカフェの女の子が歩道で呼び込みをしています。異常に多いですね。就職難の影響があるのでしょうか?何ともやりきれない思いです。
ということで、「S−1コース」を歩き終えました。
帰りに両国駅から電車に乗ったのですが、両国駅には使われていないプラットホームがあります。今では新聞輸送だけの役割らしいのですが、通路の奥の階段に15段雛が飾られていました。駅員さんが飾ったそうですが、下町の伝統を感じますね。
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