東急バス 東98コース  

コース 踏破記  

6月になりました。梅雨が近づいてきて、曇天の日が続きます。今日も朝から怪しい空模様ですが、午後には日差しも出るとの予報なのでお散歩に出掛けることにします。今日歩くのは歴史のある東98です。一時期、霞ヶ関の首都高入口付近でも見られましたが、当時は通勤時間帯に限って目黒出入口−霞が関出入口間で首都高速道路を経由する便があったみたいです。確か、都営バスも同じ路線を走っていたよなと調べてみたら、2013年をもって都営バスは撤退し、東急バスの運行のみに変わったのだとか。1946年に始まった目黒駅−柿の木坂の路線が東98の元祖だそうで、長い歴史を持ったバス路線といえるでしょう。ちなみに、現在千代田区内に乗り入れている東急バスの路線は東98のみということです。更に、路線距離はかなり長く、いろんな意味で面白い路線です。東京駅を出たバスは、東京国際フォーラムや皇居端、経済産業省前や西新橋のオフィス街を通ります。コロナ渦による演目休演で帝劇のこの先何ヶ月分かの公演のポスターは全て剥がされ、閉じられた劇場への入口では普段観客用に販売する弁当を売っていました。劇場の再開は可能となったものの、舞台の練習や大道具の準備など、急には公演は出来ませんものね。建物が解体され空き地になっていた丸の内警察署の建て替え工事はようやっと開始されたようです。日比谷公園の南端を回って、西幸門前交差点で左折し愛宕通りに入ります。西新橋一丁目交差点で外堀通りを越え、虎ノ門ヒルズの前を通ります。パリのシャンゼリゼ通りを模倣するそうですが、新旧の建物が混在し、今はその雰囲気すらありません。芝公園三丁目交差点を右折し、東京プリンスホテルと芝公園の外周をなぞるように進みます。赤羽橋交差点で国道一号線に合流します。三田二丁目交差点を右折し、慶應義塾大学三田キャンパスに沿って進みます。この先にはお寺と坂が多いですね。とあるお寺の入口に荻生徂徠のお墓の案内板がありました。赤穂浪士に非情の切腹をするよう幕府に進言したことから、現在もいろいろ評価は分かれているようです。清正公交差点で右折し、目黒通りに入ります。The Gardenの入っていた建物は居抜きでドンキに変わりました。白金台(シロカネダイ)のハイソな街並みも随分と庶民的な雰囲気になってきました。目黒駅を抜け、神田川を渡って山手通りを越え、 金比羅坂を登っていきます。大きな肉まんで知られる目黒五十番は健在です。碑文谷のランドマークだったかってのダイエーは建物のリフォームを終えてAEONと名前を変えていました。いろんな家具を買った思い出があります。柿の木坂陸橋で環七を越え、都立大学前から自由が丘方向に向かいます。中根交差点で左折すれば自由が丘に至るのですが、そのまま目黒通りを進みます。左手にはThe Garden自由ヶ丘があります。車で来店すると係員が車のキーを預かって駐車場に停めてくれるという高級スーパーです。それにしても目黒通りは果てしなく続きます。東急大井町線の線路手前で右折し、等々力駅前を通ります。更に駅前交差点を越えて進みます。スーパーバリュー等々力店の先でようやっと等々力操車所にたどり着けました。東98は沿線に見所があって面白いですが、距離が長くて足にはかなり堪えます。帰宅してニュースを観ましたら、今夜東京アラートが発令されたそうです。窓越しに見える都庁のライトアップは何故かどす黒い血の色に見えて気持ち悪いです。コロナ色にしてくれれば分かりやすいのですけどね。  




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